【保育士向け】保育のICT化とは?取り入れた保育園の実例をご紹介
近年、保育士の業務負担について注目が集まっています。
保育士は持ち帰りの仕事が多いイメージを持つ人もたくさんいるでしょう。
札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園でICT化を進めています。
今回は、中和興産株式会社の実例を挙げながら、保育におけるICT化についてご紹介します。
ICT化とは
まずはじめに、ICT化について知りましょう。
CMやワイドショーで聞く機会の増えたICT。
ICTは、Information and Communication Technologyの頭文字を取っています。
情報通信技術のことを指し、インターネットを通したコミュニケーションの意味があります。
このICT化は一般企業をはじめ、多くの業種で導入を進めているシステムです。
保育においても、「保育所等における業務効率化推進事業」が厚生労働省より打ち出されています。
今後、さまざまな園でICTの導入が増えるでしょう。
保育のICT化でなにができる?
保育の業務の多くを、子どもとのコミュニケーションが占めます。
では、保育においてICT化を進めるとなにが変わるのでしょうか。
中和興産株式会社が行うICT化の実例をご紹介します。
園児の登降園の管理をする
中和興産株式会社の保育園では、園児の登降園の管理をカードで行っています。
カードリーダーにかざすだけで秒単位での時刻管理が可能になり、保育料の計算や出席簿などでデータを活用しています。
従来の保育園では、受け入れ担当として保育士が手書きで時刻を記入することが一般的です。
朝は、保護者はもちろん保育士にとっても忙しい時間帯。
ICT化することで記入に人手が取られることなく、余裕を持った保育を実現しています。
職員の勤怠やシフト管理をする
園児だけでなく、保育士をはじめとする職員もカードで勤怠を管理しています。
勤怠の時間をデータ化することで、サービス残業を発生させません。
また、シフトの作成や管理についてもICT化しています。
保育士の配置人数に合わせて自動的にシフトが作成されるので、園長業務の軽減に繋がっています。
各園の出退勤をリアルタイムで確認することもでき、職員の急な欠勤時にも系列園へスムーズにヘルプを要請することが可能です。
毎日の連絡帳をアプリ化する
中和興産株式会社では、各園ごとに独自の連絡帳アプリを導入しています。
家庭から保育園、保育園から家庭への連絡をアプリで行うことで、両者の負担の軽減に繋がっています。
月のたよりや給食だよりもデータとして送るため、家庭で紛失してしまうこともありません。
連絡帳の渡し忘れも起きないので、重要な連絡事項の伝え漏れも防止できるのです。
事務業務を時短する
従来の保育園では、指導案をはじめとする書き物は手書きで行っています。
中和興産株式会社では、書き物もICT化。
手書きよりも早い速度での完成が叶います。
文字の丁寧さや大きさに気を配る必要もないので、立案することに集中できるのです。
修正時も前後の文章を書き直す必要がありません。
下書きから本書きの手間を省くことで、事務業務の時短に繋がっています。
保育のICT化で変わったこととは
最後に、保育のICT化を進めることで変わったことをご紹介します。
保育の質が向上した
保育のICT化を行うことで、保育士の事務業務が効率化されました。
業務に余裕ができることで、一人ひとりの保育士が子どもたちと深く関わっています。
ささいな成長や変化にも気付けるようになり、保育の質の向上にも繋がっています。
業務に余裕ができるということは、持ち帰りの仕事も無いということ。
退勤後や休日には、自分のプライベートな時間もしっかりと確保できるでしょう。
保護者とのコミュニケーションが円滑になった
保護者は、仕事や家事に追われながら毎日の送り迎えをします。
そのため、保育士がゆっくり話したいと思っても難しいことも。
さらに、早退や欠席の連絡を受けても、口頭になるため保育士間で伝え漏れが起きる可能性もあります。
ICT化として園独自のアプリを活用することで、連絡をデータ化。
家庭と保育園、保育士と保育士の伝え漏れを防ぎます。
手書きの連絡帳は保護者にとっても負担でしょう。
登園までの隙間時間にアプリに入力・送信することで、保護者の負担の軽減にも繋がっています。
手間が省けることで、より豊かなコミュニケーションが叶うのです。
中和興産株式会社なら、保育のICT化で業務軽減が叶います
中和興産株式会社は、札幌市内で保育園を運営する会社です。
現在3つの園の運営、2つの園の開園準備を進めています。
すべての園で、ご紹介したICT化を導入。
業務を軽減し、子どもと接する時間を増やしています。
中和興産株式会社では、各園にて保育士を募集中です。
書き物が得意ではない、保育に集中したいという考えをお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。
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