保育園は何歳から?入園年齢の平均をご紹介
保育園に預けよう、と決めたとき気になるものに年齢があります。「周りは何歳から預けているのだろう」「預けはじめの年齢の平均は?」などと、頭を悩ませる人もいるでしょう。今回は、保育園に何歳から預けているのかについて、詳しくご紹介します。保育園の利用を考えているママ・パパは参考にしてみてください。
保育園には何歳から入園できる?
保育園は、就労などを理由に家庭での保育が難しい保護者に代わって保育を行う福祉施設です。0歳から小学校就学前の子どもを対象としています。ただし、受け入れ可能になる0歳の月齢は、保育園によってさまざま。労働基準法によって定められた職場復帰が認められる生後57日以降が、保育園を利用する一番低い月齢となります。生後3ヶ月や5ヶ月、0歳の受け入れは行わないなどありますが、生後6ヶ月以上からの受け入れが平均です。
保育園の年齢別利用人数の平均は?
厚生労働省では、「保育所等関連状況取りまとめ」という情報を公開しています。こちらは、平成31年4月1日発表、年齢区分別の保育所等利用児童の割合の情報です。
・0歳児:152,780人
・1、2歳児:943,470人
・3歳児以上:1,583,401人
(全年齢児計 2,679,651人)
情報を見てわかるとおり、1、2歳児の利用が多いことがわかります。多くの家庭が、平均で1、2歳児での保育園利用を決めているといえるでしょう。
保育園に何歳からなら入りやすい?
一般的に、0歳児もしくは1、2歳児での入園が保育園に入りやすいタイミングといわれています。受け入れられる人数が増加することから、3歳児での利用もおすすめです。それぞれを詳しくご紹介します。
0歳
前年度の持ち上がりがない0歳児は、受け入れられる人数のすべてが入園児に振り分けられます。そのため、毎年新年度には受け入れ人数に空きがある状態になるのです。0歳での保育園の利用は、産休のみで職場復帰を考える家庭が多いといえます。ただし、受け入れできる月齢は保育園によってさまざま。0歳からの保育園を検討するときには、保育園選びで受け入れ開始についてしっかりと確認しましょう。また、0歳での入園では、前年度から保活を行うことになります。出産前に手続きを行う可能性もあるので、無理のないよう余裕を持って進めましょう。
1、2歳
保育園の利用開始の平均年齢となる1、2歳は家庭で保育園の利用を考えるタイミングといえます。育休が終わってから職場復帰を希望する家庭が多いためです。とくに、1歳での保育園入園の場合、保育園が決まらなかったときには育休を延長することができます。職場復帰まで余裕を持って保活を進められるため、気持ちの負担も少ないでしょう。
3歳
3歳になると、保育士一人あたりの保育できる子どもの人数が増え、受け入れできる人数も増加します。2歳児クラスがそのまま持ち上がったとしても、十分な空き枠ができるのです。考えの一つとして、3歳までは家庭でのスキンシップを重要視するべき、というものがあります。子どもの自己肯定感を高めるためには、家庭での過ごし方が大切。職場復帰までゆっくりと過ごせる、保育園をきっかけに仕事を始めたい、という家庭では、3歳まで家庭で過ごしても良いでしょう。
保育園に入りやすい時期とは
保活はできるだけ短い期間で終わらせたいもの。保育園に預け始める年齢を決めたら、いつ入園するのか考えましょう。新年度となる4月はもちろんのこと、それ以外の時期にも保育園には入園することが可能です。一般的に、4月は転園や退園によって人数が変わりやすい時期といわれています。4月の入園に向けて申込みを行うことで、スムーズに入園が決まるかもしれません。ほかにも、引っ越しをする家庭は秋を希望することが多いため、9月頃から人数に動きがあるともいわれています。
保育園の入園で気をつけたいこと
保育園は、認可保育園と認可外保育園に分けられます。家庭の状況と選ぶ保育園によっては、入園が認められないことも。認可保育園は、自治体が保育の必要性を認めた家庭のみが対象になります。代表的な保育の必要性をチェックしてみましょう。
・雇用形態に関わらず、両親ともに就労している
・妊娠中もしくは出産予定月の前後2ヵ月以内である
・起業準備を含む、求職活動中である(起業準備を含む)
・保護者に疾病や障がいが認められる
・親族の介護や看護を行っている
また、保育の必要性に加えて選考に使うための点数が必要です。点数は、家庭の状況に合わせて自治体にて計算されます。その園を希望する家庭のなかで、点数の高い順に入園が決まるのです。認可外保育園の場合、保育の必要性や点数は問われません。
まとめ
保育園の利用開始について、何歳からが平均であるのか紹介しました。札幌市内で保育園を5つ運営する中和興産株式会社では、現在園児を募集中です。お気軽にお問い合わせください。
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