【ヘルパンギーナ】保育園に行ける?症状・感染経路などを詳しく解説

【ヘルパンギーナ】保育園に行ける?症状・感染経路などを詳しく解説

保育園に通うようになると、さまざまな感染症の名前を耳にする機会が増えます。ヘルパンギーナという感染症を聞いたことがあるママ・パパも多いでしょう。ヘルパンギーナとは、乳幼児に多くかかりやすい感染症の一つです。今回は、ヘルパンギーナについて、症状や保育園の登園の可否など気になることを詳しくご紹介します。

 

ヘルパンギーナとは

ヘルパンギーナとは、コクサッキーA型ウイルスという、エンテロウイルスに属しているウイルス性の病気です。高熱や喉の痛み・赤み、喉の奥への白い水疱の出現などが症状といわれています。ヘルパンギーナの潜伏期間は、3日から6日程度。その後39℃以上の高熱がではじめます。喉の痛みがひどいと食欲が落ちることも。ヘルパンギーナは乳幼児に多く見られ、さまざまな保育園で毎年流行している感染症です。夏風邪の一つでもあるため、夏に発症することが多いといわれています。完治の目安は5日程度。感染しやすいウイルスであるため、繰り返し感染する可能性の高い感染症です。

 

手足口病との違い

ヘルパンギーナを含む夏風邪の一つに、手足口病が挙げられます。ヘルパンギーナと手足口病は、症状なども似ている感染症です。ヘルパンギーナと手足口病は、発疹の有無によって見分けることができます。ヘルパンギーナは口のなかだけに水疱ができることに対し、手足口病は名前の通り手足、口に水疱が出現。発熱もヘルパンギーナの方が高いといわれています。ヘルパンギーナと手足口病の違いは、手足の発疹の有無と発熱時の体温といえるでしょう。

 

ヘルパンギーナでも保育園に行ける?

ヘルパンギーナに感染すると、喉の奥に白い斑点のような水疱がたくさんでき、痛みが出てしまいます。そのため、食事が困難になってしまうことも。また、高熱によって体もつらい状態です。厚生労働省のガイドラインには登園許可証などを必要としない感染症と定められていますが、症状が落ち着くまでは休んだほうが良いでしょう。食事を摂ることができる、熱が下がってから1日経っていることを目安にしてください。

 

休ませるべきときとは

ヘルパンギーナに感染したら、必ず保育園を休まなければならないわけではありません。ですが、症状の強さによって登園が困難になることも。休ませるべきときは以下の通りです。

・高熱が出ている

・喉に痛みや水疱がある

・食事を摂ることができない

これらに1つでも当てはまるときには、休ませることをおすすめします。また、回復してもウイルスは体内に残っている状態です。登園時には保育士に子どもの状態をしっかりと伝えましょう。

 

ヘルパンギーナの感染経路

ヘルパンギーナの感染経路には、飛沫感染、接触感染、経口感染があります。それぞれの感染経路を詳しくチェックしてみましょう。

 

飛沫感染

飛沫感染とは、くしゃみや咳からでる唾液による感染を指します。ヘルパンギーナは、喉の奥に水疱ができる感染症です。この水疱のなかにウイルスを含み、自然に潰れたときに唾液に混ざるといわれています。ウイルスが混ざった唾液を吸い込むことで、まわりの人が感染してしまうのです。ヘルパンギーナに感染したときには、まわりにうつさないためにもウイルスが消えるまでマスクをつけましょう。

 

接触感染

接触感染とは、ウイルスが付着した手で粘膜を触ることによる感染を指します。ヘルパンギーナのウイルスは便にも含まれています。保護者や保育士が排泄の援助を行ったときに手にウイルスが付着。その手で目や鼻、口などの粘膜を触ることにより感染してしまうのです。また、便だけでなく唾液や鼻水にもヘルパンギーナのウイルスが含まれています。接触感染を防ぐためにも、手洗い・うがいやアルコール消毒などを徹底しましょう。子どもがおもちゃを口に入れて遊ぶ場合には、おもちゃを除菌することも効果的です。

 

経口感染

経口感染とは、ウイルスが食べものや飲みものに付着し、それを体内に取り込むことによる感染を指します。ヘルパンギーナは唾液にウイルスを含むため、咳やくしゃみによって食卓時にウイルスが舞うことも。ウイルスは肉眼で見ることができません。そのため、ウイルスが付着した食べものや飲みものを知らずに口に入れ、感染してしまうのです。咳やくしゃみをするときには、手で口元をおおうことを伝えましょう。食卓を囲むときには、なるべく距離を取ることもおすすめします。

 

ヘルパンギーナでも食べやすいものとは

ヘルパンギーナに感染すると、喉の痛みによって食事が摂りにくいといわれています。ゼリーやスープといった喉の通りが良いものを食べさせましょう。また、高熱が見られるときには水分補給をいつも以上に心がけてくださいね。ヘルパンギーナの症状は1週間程度で落ち着きます。それまでは食べられるものを優先的に食べさせましょう。

 

札幌市内の保育園は中和興産株式会社へ

ヘルパンギーナについてご紹介しました。札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園にて園児を募集しています。見学・入園についてお気軽にお問い合わせください。

 

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