働くママ・パパにとって、頼れる味方となる保育園。
保育料や通いやすい位置にあるなど、認可保育園を希望する家庭も多いでしょう。

ですが、待機児童問題が気になるところ。
募集の多い保育園を希望すると、思うように入園が決まらないかもしれません。
そこで、認可保育園では二次募集を行うことがあります。

今回は、認可保育園が行う二次募集とはどのようなものであるのかご紹介します。

 

保育園の二次募集とは

二次募集とは、認可保育園の一次募集が行われたあとに追加で行われる入園者の募集です。
一次募集と比べると受け入れ人数は少ないですが、二次募集に応募すると希望園に入園が決まる可能性があります。
ただし、二次募集の有無は保育園次第。
必ずしも二次募集が行われるわけではないため、注意が必要です。

また、保育園によっては、一次募集で応募していても再度書類の提出が求められることがあります。
二次募集に応募したいときには、速やかに自治体に相談しましょう。

 

なぜ？二次募集が行われる理由とは

保育園の二次募集が行われる理由には、2つあります。

・入園内定者が辞退した
・募集数が追加された

それぞれをチェックしてみましょう。

 

入園内定者が辞退した

ママやパパの転勤が決まった、育休を延長することになったなど、さまざまな理由から入園内定を辞退する家庭があります。
入園内定を辞退するということは、入園できる受け入れ人数に空きが生まれるということ。
保育を必要とする家庭が利用できるよう、空きが生まれた分だけ再度入園希望者を募集するのです。

入園の辞退だけでなく、転園や退園によっても子どもの人数は変わります。
年度途中であっても空きが生まれるたびに、認可保育園では入園希望者の募集を行います。

 

募集数が追加された

認可保育園では、子どもの年齢に応じて配置する保育士の人数が決まっています。
保育士が不足している昨今、本来よりも少ない受け入れしかできない保育園が増えているのです。
そのため、各保育園では年間を通して保育士の募集を行っているところも。

十分な保育士が確保できた場合、追加で子どもの受け入れを行うことがあります。
新年度は、在園児数が変わるだけでなく保育士を含む職員数が変わる時期でもあります。
新年度から働く保育士の採用が決まったタイミングで、二次募集が行われるでしょう。

 

繰り上げではなく二次募集が行われる理由とは

一次募集で入園が決まらなかったのに、二次募集が行われることも多々あります。
応募した家庭のなかには、「繰り上げで入園を決めてくれたら良いのに…」と思うこともあるでしょう。

各家庭では、1つの保育園ではなく複数の保育園に入園希望を出していることがほとんどです。
そのため、繰り上げで入園を決めてしまうと各保育園が混乱してしまうことになります。

タイミングによっては、内定者リストや内定通知を作り直すことに。
保育園では、内定者リストをもとに新年度の準備を行います。
準備の途中で大きく入園者が変わってしまうと、新年度の開始までに準備が間に合わなくなってしまう可能性もあるのです。

各保育園が円滑に新年度をスタートさせるためにも、繰り上げではなく二次募集が行われるといえるでしょう。
もちろん、家庭ごとの不公平感を無くす意味合いもありますよ。

 

二次募集でも落ちたときにはどうするの？

二次募集に応募したからといって、必ずしも保育園への入園が決まるわけではありません。
一次募集と比べると二次募集はより狭き門。
なんとしてでも保育園を利用したい家庭から応募が殺到するといえるでしょう。

もしも二次募集でも落ちてしまったら、どのように子どもを預けられるのかご紹介します。

 

小規模保育園を希望する

子どもの年齢が0歳から2歳である場合、小規模保育園を利用することができます。
小規模保育園とは、0歳から2歳までを対象とした認可保育園です。
名前の通り規模が小さく、アットホームな保育が行われています。

応募できる年齢が限られていることから、大規模な保育園よりも募集が集まりにくいです。
穴場の保育園である、といえるでしょう。

もちろん、各保育園では周辺施設と連携し、卒園後の受け入れ先も確保しています。
年齢の低いうちは少人数クラスでゆったりと過ごす、3歳から大規模な保育園に転園したいと考える家庭と相性が良いです。

 

認可外保育園を希望する

保育料が高くなる傾向がありますが、認可外保育園の利用も一つの方法でしょう。
自治体によって、認可外保育園の利用実績を点数として加算してもらえることもあります。
次年度の保活にもなるのです。

また、3歳からは保育料の無償化の対象にもなります。
上限金額が決まっているため、認可外保育園の利用を考えたときには自治体に確認してみてくださいね。
認可外保育園への応募は、各保育園に直接行います。

 

札幌市内の保育園は中和興産株式会社へ

保育園で行われる二次募集についてご紹介しました。
札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園にて園児を募集しています。
見学・入園についてお気軽にお問い合わせください。

 

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