【保育園】冬に流行る!風邪など感染症まとめ

【保育園】冬に流行る!風邪など感染症まとめ

毎日、寒い日が続いています。冬は乾燥のしやすい季節でもあるため、風邪をはじめとする感染症が流行りだします。軽い感染症であっても、重症化してしまうことも。早めに気づき、子どもたちの健康を守るためにも感染症について知っておきましょう。今回は、保育園で冬に流行りやすい、風邪などの感染症についてご紹介します。

 

なぜ?保育園で感染症が流行る理由

まずは保育園で感染症が流行る理由についてチェックしてみましょう。感染症は、感染経路と集団生活が大きく関係します。保育園で過ごす時間は長時間。一日の大半を保育園で過ごすことになるでしょう。また、風邪を引いていてもマスクの着用が難しい年代の子どもたちが多いため、感染が広がりやすいといわれています。感染経路は、接触・飛沫・空気・経口感染。保育園は触れ合う機会も多いため、自然に人から人へと集団で感染が広がっていくと考えられています。

 

風邪など、保育園で冬に流行る感染症とは

保育園で流行る感染症は、風邪だけではありません。保育園で流行りやすい代表的な感染症をご紹介します。流行りやすい時期には、保健だよりなどで家庭にも注意喚起を促すと予防に効果的です。

 

風邪

風邪は代表的な感染症といえるでしょう。医学的には風邪症候群と呼ばれています。風邪は、ウイルスや細菌が鼻腔や咽頭、喉頭に感染し炎症が起きることで症状が出現。これらはほかの感染症にも見られる代表的な症状です。どんな感染症にも風邪が関係していると考えられています。

 

インフルエンザウイルス

インフルエンザは、冬の感染症の代名詞ともいえます。ワクチン接種で話題に上がることも多いです。インフルエンザの感染経路は、飛沫と接触感染といわれています。保育園でも感染者が出ると一気に流行する感染症です。インフルエンザは、38℃以上の高熱を症状とします。そのほかに、喉の痛みや咳、全身の倦怠感などが出現することも。インフルエンザはワクチン接種によって予防と症状の軽減が期待できるため、接種する場合には12月までに打ち終えておきましょう。症状が出てから12時間以上24時間以内に検査を行うことで、正しい結果がわかります。

 

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎は、肺炎の一種に含まれます。通常の肺炎との違いは、感染による肺炎であるという点です。潜伏期間が長く、2週間から3週間ほどといわれています。マイコプラズマ肺炎の症状は、咳・喉の痛み・熱・倦怠感・吐き気・腹痛・喘鳴です。これらの症状が出ている場合には、マイコプラズマ肺炎を疑いましょう。咳はどんどん悪化するといわれています。咳が治らないときにはできるだけ早く病院を受診してください。

 

RSウィルス感染症

RSウィルス感染症は、乳幼児に多く見られる感染症です。呼吸器系の感染症であり、発熱・喘鳴を伴う咳・鼻水などが見られます。風邪の症状と似ているため、風邪と勘違いしてしまう人も多いです。ゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴が聞こえるときには、RSウィルス感染症を疑いましょう。潜伏期間は2日から8日ほど。7割の子どもが重症化や合併症なく回復するといわれていますが、まれに重症化や合併症を起こすことがあります。

 

ロタウイルス

ロタウイルスも乳幼児に多く見られる感染症です。急性胃腸炎を引き起こす感染症であり、強い感染力を持っています。保育園で発症すると一気に集団感染につながる感染症の一つです。ロタウイルスでは、数日間に渡って嘔吐や下痢の症状が見られます。乳幼児の感染の場合には、入院してしまうほど重症化してしまうケースも。脱水症状にも注意が必要です。潜伏期間は1日から5日ほど。1週間以内に発症するといわれています。

 

溶連菌

溶連菌は、A群溶血性連鎖球菌が原因で発症する感染症です。接触や飛沫により感染します。とびひや扁桃腺の腫れ・猩紅熱(しょうこうねつ)が主な症状です。猩紅熱とは、頭痛や咽頭の痛みから赤い発疹が全身にでる症状のこと。このような症状があった場合には、すぐに病院を受診しましょう。溶連菌の感染は、冬だけではありません。春から夏にかけても多いため、常に気をつけておきましょう。

 

ノロウイルス

ノロウイルスは、少量の菌でも流行を引き起こす感染症です。激しい嘔吐や腹痛を症状とします。そのほかに、発熱が見られることも。急激に症状が現れるため、日頃から嘔吐時には手袋の着用と消毒を徹底しましょう。吐瀉物には大量のウイルスがいるといわれています。吐瀉物の片付け用にセットを作っておくといざというときに便利ですよ。乳幼児はかなりの量の嘔吐と水下痢が見られるため、脱水症状に気をつけましょう。

 

札幌市内の保育士は中和興産株式会社へ

保育園で冬に流行りやすい、風邪などの感染症についてご紹介しました。札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園にて保育士を募集しています。お気軽にお問い合わせください。

 

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