【保育園】新年度の引き継ぎは何をするの?内容とやるべきこととは

【保育園】新年度の引き継ぎは何をするの?内容とやるべきこととは

 

3月に入ると、保育士にとって忙しい時期の到来です。

年度末の準備に新年度の引き継ぎ・準備と、慌ただしい毎日を過ごすことになるでしょう。

初めての引き継ぎに困ってはいませんか?今回は、保育園の新年度の引き継ぎで何をするのか、そのほかにやるべきことについてご紹介します。しっかりと引き継ぎを行い、スムーズに新年度を迎えましょう。

 

保育園における新年度の引き継ぎとは

今まで担当していたクラスが進級することになると、新しい担当の保育士に引き継ぎを行います。

引き継ぎは、スムーズなクラス運営のために必要なもの。主に以下の項目に分けて内容をまとめます。

 

・子どもの姿について

・家庭環境・保護者について

・子どもの健康状態について

・クラスのルールや習慣などについて

それぞれの内容を詳しくチェックしてみましょう。

 

子どもの姿について

子どもにはそれぞれ個性があります。性格や好きなもの、苦手なもの、エピソードなどをまとめましょう。

子ども一人ひとりを紹介するイメージでまとめると、その子らしさが伝わりやすくなります。また、成長発達についても共有が必要です。

成長発達は5領域に分けてまとめることをおすすめします。今まで関わりのなかった保育士に引き継ぐ場合、顔と名前が一致するようクラス写真を渡す保育士もいますよ。

 

家庭環境・保護者について

保育士には、子どもの保育だけでなく家庭の子育て支援の役割も求められます。家庭環境は、子どもの健やかな成長において大切な要素です。

家庭の子育てに関する考えや思いを共有しましょう。トラブルの経験がある場合には、そのことも引き継いでおくと安心です。

保護者がどのような人となりなのか知っておくことで、新年度開始すぐから寄り添った支援を行えます。

 

子どもの健康状態について

病気や障がいなどを理由に、個別の配慮が必要な子どももいるでしょう。子どもの健康状態について、症状や注意点を細かく引き継ぐことも大切です。

とくに、障がいのある子どもの場合、家庭と相談して支援の内容を決めています。突然支援の方法が変わってしまうと、子どもが混乱してしまう可能性も。

できるだけ同じ環境・同じ支援を継続することが穏やかな保育生活につながります。

 

クラスのルールや習慣などについて

朝の会の流れや挨拶の言葉、お当番の選び方など、クラスのルールや習慣ができていることもあるでしょう。

引き継ぐことで、子どもたちの戸惑いを防ぐことができます。突然今までと違うルールや習慣になると、子どもたちは困ってしまうのです。

とはいえ、そのルールや習慣を続けるかは新しい担当の保育士の自由です。必ずそのまま続けるべき、というものではないため、参考程度に伝えましょう。

 

保育園の新年度にむけて、引き継ぎ以外でやるべきこととは

引き継ぎ以外にも、保育園の新年度に向けてやるべきことがいくつかあります。

・保育室の掃除

・保護者への挨拶

・年間計画の作成

・保育室の環境整備

それぞれを詳しくご紹介します。

 

保育室の掃除

クラスを担当していた保育士は、年度末に保育室を掃除しましょう。今まで過ごしてきた保育室は、進級してきた子どもたちが生活する場になります。

テープの剥がし忘れや給食のこびりついた汚れなど、綺麗に掃除してくださいね。備品類が揃っているかのチェックも忘れずに。

足りないものは発注しておくと良いかもしれません。

 

保護者への挨拶

クラスだよりを通して、一年間の感謝の挨拶や来年度に向けてのお知らせをすることになるでしょう。

保護者と保育士は、ともに子どもを保育するパートナーともいえます。お迎えなどで声をかける時間があるときには、直接お礼を伝えませんか?丁寧な対応は、保育園への信頼感にもつながります。

持ち上がりで担当する場合には、「来年度も引き続きよろしくお願いいたします」と声をかけることもおすすめです。

 

年間計画の作成

新しく担当するクラスの年間計画を作成しましょう。年間計画は、月案や週案、日案の元にもなります。

未来の姿を予測することは難しいですが、年度末にどのような姿であってほしいのかイメージしてみてくださいね。難しいときには、先輩保育士や主任保育士に相談してみても良いでしょう。

 

保育室の環境整備

新しく担当するクラスの保育室を準備しましょう。保育室は子どもたちが毎日過ごす場所です。

壁面やお誕生日表などを用意し、過ごしやすい環境に整えてくださいね。

また、ロッカーや椅子などに名前のシールやマークを貼り付けておくことも忘れずに。ほかのクラスを担当する保育士と協力して、ホールなどの共有スペースも整備しましょう。

 

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保育園における新年度の引き継ぎについてご紹介しました。札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園にて保育士を募集しています。お気軽にお問い合わせください。

 

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