【保育園】熱が出た！何度から休ませる？微熱のときは？

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【保育園】熱が出た！何度から休ませる？微熱のときは？

2022.03.27

【保育園】熱が出た！何度から休ませる？微熱のときは？

子育てをしていると、子どもの発熱は避けられません。とくに保育園に通っている場合、まわりから風邪などの感染症をもらってしまうことも。子どもが発熱した場合、何度から休ませるべきか悩んでしまうママ・パパもいるでしょう。今回は、子どもが熱を出したときに何度から休ませるべきか、微熱のときにはどうするべきかご紹介します。

保育園は37.5℃がボーダーラインになる！

保育園では、発熱時に預けられるボーダーラインを定めています。一般的には、37.5℃をボーダーとしていることが多いです。これは、37.5℃から38℃未満は微熱、38℃以上は高熱と考えられているから。感染拡大を予防するため、体調の異変に素早く気づくために一定のルールが設けられているのです。とはいえ、平熱には個人差があります。37.5℃以下の体温であっても、いつもよりも熱が高いときには保育園に相談しましょう。

なぜ？保育園で預かれない理由

熱はあるけれど機嫌もよく普段通りに過ごしている、ということもあるでしょう。いつもと同じ様子であっても、発熱時には保育園に預けることはできません。なぜ保育園に預けることができないのか、その理由をご紹介します。

子どもの身体を休ませるため

元気に過ごしていても、子どもの体はまだまだ小さく負担がかかっています。無理に保育園に登園してしまうと、症状が悪化してしまうことも。身体がつらい状態では、普段通りに保育園生活を送ることが難しいでしょう。保育園では、子どもの身体の回復を優先するために欠席をお願いすることがあります。熱があるときには家でゆっくりと過ごし、必要に応じて病院を受診しましょう。念のため、熱が下がっても追加で1日休むと安心です。

園内感染を防ぐため

保育園は、集団生活の場でもあります。たくさんの子どもが共に生活をしているため、感染症が流行すると集団感染につながってしまうのです。感染症は飛沫や接触などから広がります。保育園は乳幼児が通う場所。飛沫や接触のリスクを下げることは困難といえるでしょう。園内での感染拡大を予防するために、発熱時には欠席をお願いすることがあります。

病児保育を行っていないため

病児保育を行う保育園が増えていますが、まだまだ数は多くはありません。病児保育を行っていない保育園が一般的でしょう。病児保育を行っていない場合、保育士が熱を出している子どもに付きっきりになることができません。体調を崩している子どもの看護が難しいだけでなく、通常の保育に支障をきたしてしまうことも。多くの子どもの保育を円滑に行うために、発熱時の欠席をお願いすることがあります。病児保育を行っている保育園では、38℃まで様子を見てくれるところが多いようです。

熱が出たときは何度から休ませる？こんなときはどうする？

子どもが熱を出したときには、37.5℃を目安に登園の可否を判断しましょう。そのほかに、よくある判断の疑問をご紹介します。

熱が37℃台のとき

朝の検温時に37℃台だったときには、そのほかの症状を確認しましょう。ぐったりしている、咳や鼻水が見られるときには登園を控えることをおすすめします。また、前日の夜に発熱して下がったときにも休ませましょう。保育園での検温時に37.5℃になった場合、すぐにお迎えの連絡がくることも頭に入れておいてくださいね。

前日に嘔吐した

嘔吐する原因の一つにウイルス感染が挙げられます。明らかに食べすぎて嘔吐した場合を除き、最低でも1日様子を見ましょう。吐瀉物のなかにウイルスが潜んでいるかもしれません。嘔吐を繰り返す、食欲が落ちているなど、普段と様子が違うときには病院を受診することをおすすめします。

軟便・下痢のとき

軟便や下痢が見られる場合、排便の回数を確認しましょう。1日に2回以上の水様便が見られたときには、保育園を欠席し病院を受診することをおすすめします。下痢は、多くの感染症で見られる代表的な症状の一つです。脱水症状につながる恐れもあるため、医師の判断を仰ぎましょう。軟便の場合には、消化不良が原因であることが多いです。保育園に軟便であることを伝えたうえで登園しましょう。