【保育園・幼稚園】それぞれで転園できる！メリデメをご紹介

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【保育園・幼稚園】それぞれで転園できる！メリデメをご紹介

2022.03.27

【保育園・幼稚園】それぞれで転園できる！メリデメをご紹介

子どもが満3歳を迎えると、保育園だけでなく幼稚園の利用も選択肢に挙げられます。「保育園に通っていたけれど幼稚園に転園したい…」と考える保護者もいるでしょう。今回は、保育園と幼稚園の転園のメリット・デメリットについてご紹介します。

保育園と幼稚園は目的が違う施設である

保育園と幼稚園はどちらも同じと思ってはいませんか？どちらも子どもが通う施設に間違いありませんが、目的や受け入れできる年齢に違いがあります。保育園と幼稚園について特長をチェックしてみましょう。

保育園

保育園は、家庭に代わって保育を行う児童福祉施設です。主に就労する家庭を対象とし、世帯の収入によって保育料が決まります。保育時間は平均8時間であり、幼稚園よりも長い時間預けられるところが魅力です。預けられる年齢は0歳児から小学校入学前まで。幅広い年齢の子どもが通っています。

幼稚園

幼稚園は、小学校入学前の準備を行う教育施設です。家庭の就労の有無は問われません。保育時間は4時間が基本と短め。ですが、家庭の状況によって預かり保育を利用することもできます。別途費用が必要にはなりますが、子育てと仕事の両立も可能といえるでしょう。預けられる年齢は満3歳から小学校入学前まで。幼稚園によっては、プレ幼稚園という名前で前年度からのお試し入園を行っているところもあります。

保育園から幼稚園に転園するメリット

子どもが満3歳を迎えると、保育園から幼稚園に転園する選択肢が出てきます。小学校への入学を控え、教育をメインに保育をしてほしいと考える保護者もいるでしょう。保育園から幼稚園に転園するメリットをご紹介します。

小学校に向けて教育的な準備ができる

保育園から幼稚園に転園する最大のメリットは、教育的な準備ができるところです。幼稚園によって特長はさまざまですが、就学に向けた保育を受けることができます。みんなで一つのことに取り組む、長時間座って過ごすことに慣れるなど幼稚園ならではの経験ができるでしょう。外部から講師を招いて特別保育を行う幼稚園もあります。

行事や参観が増える

保育園と比べると、幼稚園は行事が豊富に行われます。幼稚園独自の行事もあり、子どもにとって刺激となるでしょう。また、保護者は参観を通して子どもの姿を見られるところもメリットの一つです。ただし、内容によっては幼稚園から保護者のサポートを求められることもあります。衣装製作やバザー参加など、時間の確保が必要になるかもしれません。

保育園から幼稚園に転園するデメリット

保育園から幼稚園に転園するデメリットもあります。2つのデメリットをご紹介します。

お弁当の準備が必要

すべての幼稚園が給食を提供しているわけではありません。給食の提供がない幼稚園では、お弁当の準備が必要です。幼稚園によって、お弁当を準備する回数もさまざま。給食の提供をメインに、週1〜2回お弁当を持参する幼稚園もあります。保護者によっては負担に感じてしまうこともあるでしょう。

預かり時間が短くなる

保育園の預かりが約8時間に対し、幼稚園の預かりは約4時間と短くなります。家庭で過ごす時間が増えることにより、働く保護者は勤務時間の調整が必要になるかもしれません。ただし、幼稚園によっては料金はかかりますが預かり保育を利用することもできます。就業先の柔軟さや家計とのバランスなどを考えて転園を決めましょう。

幼稚園から保育園に転園するメリット

幼稚園から保育園に転園することも可能です。メリットをご紹介します。

フルタイムでの勤務ができる

保育園は、就業などにより保育に欠ける子どもが利用できる福祉施設です。そのため、預かり時間もフルタイムを考慮した時間に設定されています。子どもの成長に合わせて勤務時間を長くしたいと考える保護者にとって、最大のメリットといえるでしょう。また、保育園には長期休暇もありません。仕事と子育ての両立をしやすいといえます。

幼稚園から保育園に転園するデメリット

幼稚園から保育園に転園するデメリットもチェックしてみましょう。

園バスによる送迎がない

幼稚園では、毎日の送迎バスがあることが一般的です。送迎時間の確保が難しい、自家用車のない家庭にとっては送迎バスの存在は心強いもの。送迎バスを利用している家庭も多いでしょう。保育園に転園すると、各家庭での送迎が必要です。家から保育園までの距離や立地によっては、家庭の負担が増えるかもしれません。一部の保育園では園バスを用意していることもあります。送迎で転園を悩んでいるときには、園選びのときに必ず確認しましょう。園バスは認可外保育園で多いようです。