【保育園実習】実習日誌の目標の立て方は?困ったときの例文集

【保育園実習】実習日誌の目標の立て方は?困ったときの例文集

保育園実習で毎日作成することになる実習日誌。初めての実習では、目標の立て方に悩む学生さんが多いです。学びたいことはあるけれど上手く文字にまとめられない…ということもあるでしょう。今回は、保育園の実習日誌に必要な目標の立て方についてコツや例文をご紹介します。

 

実習日誌で目標を立てる意味とは

保育園での実習は、数週間行うことになるでしょう。毎日目標を立てることで、自分ができることや理解していること、できないことや理解が足りないことを客観的に知ることができます。自分に何が足りないのか見つけることで、その後の実習がより有意義なものになるはずです。また、達成したい目標ができることにより、実習中も目標を意識した行動ができるようになります。反省点を活かした保育を行うことで、実りのある実習を過ごせるでしょう。

 

実習日誌の目標を立てるコツ

学びたいことがいろいろあって絞れない、何から目標にすればよいのかわからない、という学生さんが多いでしょう。せっかくの保育園実習ですから、実りの多いものにしたいと思うはず。実習日誌の目標を立てるコツをご紹介します。

 

初めての保育園実習

初めての保育園実習では、保育園の基本的なことを学んでみませんか?保育園実習を行う前の学生さんにとって、幼少期の記憶や学校での授業で学んだことが保育園のイメージになっているはずです。実習日誌の目標を立てるときには、以下のような観点をおすすめします。

・実習に入るクラスの年齢の発達

・安心・安全に保育園生活を送るための保育士の援助

・保育園での基本的な生活の流れ

・子どもとの関わり方

 

2回目からの保育園実習

保育園実習が2回目になると、保育に関する知識も増えているはずです。前回の実習での反省を振り返り、ステップアップした目標を立てましょう。自分が得意としたい保育を深く見たり、苦手を克服するために保育士の動きを掘り下げたりしても良いかもしれません。初めての保育園実習では観察に関する目標が多かった、という学生さんも、自分が主体となる目標を立ててみてください。実習日誌の目標を立てるときには、以下のような観点をおすすめします。

・保育士が中心となり、子ども同士の関わりを広げる

・活動が充実するよう、展開した提案を行う

・保育士がクラス全体・子ども一人ひとりにどのように関わっているのか知る

・設定保育を行い、子どもの興味関心の集め方を知る

 

実習日誌の目標の例文を年齢別にご紹介

年齢別に目標を設定することで、より発達への学びを深めることができます。実習で入るクラスが一つに決まっている、という学生さんはぜひ年齢に合わせた目標を設定してみてください。厚生労働省が発行する「保育所保育指針」を参考にすることで、発達過程に合わせた適切な目標を定めることができます。

 

0歳児クラス

0歳児クラスでは、月齢によって発達に差があります。保育士がどのように発達に合わせた遊びを提案しているのか、深く観察してみましょう。また、言葉で自分の気持ちを伝えられないため、保育士が気持ちを的確に理解する必要があります。どのように信頼関係を築いているのか学んでも良いでしょう。実習日誌の目標の例文は、以下の通りです。

・乳児の健康状態をこまめに確認し、安全に配慮する

・乳児に適した環境構成を知り、適切な配置を行う

・月齢ごとの発達を知り、乳児一人ひとりに適した援助を行う

・午睡時の事故防止について、観点や方法を知る

 

1〜2歳児クラス

1〜2歳児クラスは、子どもの自分でやりたい気持ちが出てくる時期です。保育士が行う適切な声かけや援助を学びましょう。また、月齢や発達によってはトイレトレーニングが始まる子どももいます。トイレトレーニングは家庭の協力が必須。保育士と保護者の関わりについて観察することもおすすめです。実習日誌の目標の例文は、以下の通りです。

・子どもへの気持ちの共感、声かけについて知る

・トイレトレーニングの流れを知る

・子どものやりたい気持ちを尊重し、成功体験を共有する

 

3〜4歳児クラス

3〜4歳児クラスは、自分の気持ちを言葉にできる子どもが増え、トラブルが起こることがあります。保育士の援助や仲立ちについて学びましょう。子どもの成長のためにあえて見守るという方法も。どのように判断しているのか知ることで、自分の保育力へと繋がります。実習日誌の目標の例文は以下の通りです。

・子ども同士のトラブルが起きたとき、保育士の働きかけについて知る

・子ども同士がゆったりと関われる遊びの提案を行う

 

5歳児クラス

5〜6歳児クラスは、ルールのある集団遊びを楽しめるようになります。また、クラスによってはお気に入りや流行りの遊びがあることも。保育士がどのようにルールを伝えているのか学びましょう。実習日誌の目標の例文は、以下の通りです。

・ルールのある遊びを提案し、楽しさを共有する

・ペープサートやエプロンシアターなど、ストーリーのある出し物を担当する

 

まとめ

保育園実習の実習日誌について、目標の立て方や例文をご紹介しました。札幌市内で5つの保育園を運営する中和興産株式会社では、積極的に実習生を募集しています。お気軽にお問い合わせください。

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