【保育士向け】乳児保育園とは？よくある疑問や仕事内容をご紹介

ホーム
企業からのお知らせ
【保育士向け】乳児保育園とは？よくある疑問や仕事内容をご紹介

2022.03.27

【保育士向け】乳児保育園とは？よくある疑問や仕事内容をご紹介

保育士と一口に言っても、働く場所はさまざま。
一般的な大規模な保育園からアットホームな小規模な保育園まで、自分に合った場所で保育士として活躍したいですよね。
乳児と深く関わり、家庭的な保育をしたいという保育士には乳児保育園が選ばれています。
今回は、乳児保育園についてよくある疑問や仕事内容をご紹介します。
自分が働きやすい保育園を探している保育士さん、得意な保育をさらに伸ばしたい保育士さんは参考にしてみてくださいね。

乳児保育園とは

乳児保育園とは、その名の通り乳児の預かりを行う保育園です。
一般的に乳児は1歳未満を指します。保育園においては、0歳児から2歳児までが乳児。
乳児保育園では0歳児から2歳児の子どもたちが在園するのです。
乳児に特化した保育園であるため、産休明けや生後57日目の赤ちゃんから受け入れる保育園も多くあります。
産後早めに職場復帰したいママにとって、頼れる味方となるでしょう。

乳児保育園が急増している理由とは

幼児クラスと比較すると、0〜2歳児は配置する保育士の人数が多いですよね。
保育士の確保の難しさから、乳児クラスは定員を少なくしている保育園も。
そのため、保育園を利用したいと思っても空きがない現実があるのです。
預け先がなければ、ママ・パパの職場復帰は難しいものになってしまいます。
乳児保育園として開設すると、はじめから乳児の受け入れを十分に想定した保育士の採用が叶うでしょう。
潤沢な保育士配置により、安心・安全を確保した乳児保育が行えるようになるはずです。
待機児童も全体の約70％が乳児といわれています。
乳児の待機児童問題解消のために、乳児保育園の需要は今後さらに高まると考えられています。

乳児保育園のよくある疑問をご紹介

乳児保育園と聞くと、「一般的な保育園の乳児保育と違いはあるの？」と疑問を抱くこともあるでしょう。
さらに、いろいろな保育園の形態が生まれたことにより、ほかの保育園と混同してしまうかもしれません。
乳児保育園のよくある疑問を2つご紹介します。

乳児保育園と小規模保育園の違いは？

小規模保育園は、2015年に生まれた比較的新しい保育園の形です。
乳児保育園と同様、0歳児〜2歳児を対象としています。定員数は6〜19人。
新たな認可基準によって、小規模認可保育園として認められているところが特長といえるでしょう。
これまで乳児保育園と名乗っていた保育園のなかには、基準を満たして小規模保育園とするところも多いようです。

なにに基づいて保育を行うの？

乳児保育園も保育園であるため、保育所保育指針に沿って保育を行います。
さらに、2018年4月に内容が改定。3歳未満児の保育に関する項目が定められました。
乳児保育では、この新たな項目に沿った保育が求められるでしょう。

乳児保育園の仕事内容とは

乳児保育園といっても、一般的な大規模な保育園と仕事内容はほとんど変わりません。
基本的な保育を主軸に、乳児に特化した関わりが求められます。乳児保育園の仕事内容をチェックしてみましょう。

授乳や離乳食の援助

乳児保育園を利用する子どものなかには、卒乳していない子も多くいます。
食事を行わないため、保育園での授乳が必要です。粉ミルクもしくは搾乳された冷凍母乳を使って授乳します。
生後5〜6ヶ月ごろになると離乳食の開始です。家庭での進みを軸に、少しずつ保育園でも離乳食を提供します。
幼児の食育と比べると、より綿密な家庭との連携が求められるでしょう。