【保育士向け】保育園の外遊びの目的・必要な配慮とは？

保育園での活動の一つに、外遊びがあります。子どもたちは外遊びが大好き。汗をかきながら身体を動かす姿が可愛いですよね。外遊びの目的を知ることで、より充実した活動を提案できるようになるはずです。今回は保育園の外遊びの目的と配慮についてご紹介します。安心・安全の外遊びを行いましょう。

 

保育園で外遊びを行う目的とは

保育園で外遊びを行うとき、身体を動かすことをメインに考える保育士は多いです。保育園よりも広い場所で遊ぶことで、のびのびと身体を動かせるでしょう。実は、ほかにも外遊びを行う目的があります。6つの目的をチェックしてみましょう。

 

季節の変化や地域の自然を楽しむ

日本は四季のある国です。季節によって植物や生き物も変わるでしょう。外遊びは、そのときの季節を全身で感じることができます。また、地域ならではの自然を楽しめるところも魅力です。保育士と一緒に季節や自然を楽しむことで、発見や親しみへとつながります。

 

のびのびと身体を動かして楽しむ

園庭で行う遊びも、場所が変わることで新たな楽しみ方が生まれます。新鮮な気持ちで外遊びを楽しめるのです。さらに、公園は園内よりも広いでしょう。開けた場所でのびのびと身体を動かすことで、心身の発達にも効果的です。歩いたり走ったりするだけでなく、遊具で遊ぶ活動も取り入れましょう。

 

地域の人と触れ合う機会になる

地域の人と交流する機会は、社会の一員である自覚へとつながります。すれ違う人と元気に挨拶することで、人への親しみも湧くでしょう。また、保育園のまわりにはさまざまな施設があります。外遊びで見かけた電車やお店から、ごっこ遊びに発展することも。自分が生活する環境に興味を持つきっかけにもなるのです。

 

気分転換になる

室内で長時間過ごすと、気持ちも窮屈になってしまいます。外遊びをすることで、リフレッシュ。外なら身体を思いきり動かせるので、ストレスの解消につながります。また、開けた場所で過ごすと開放感も味わえるでしょう。外遊びで満足できると、その後の静の活動でも集中することができます。

 

交通ルールを学ぶ機会になる

外遊びで公園に行くとき、道路を渡ることもあるでしょう。歩道や横断歩道を歩く、車が来ないか確認するなど交通ルールを学ぶことができます。実際に身体を動かしながら学ぶことで、関心も強くなるのです。安全に外を歩くためには、交通ルールは欠かせません。生きていく上で大切なルールを身につける機会になるでしょう。

 

集団で行動する基礎になる

保育園を卒園したあとには、小学校や中学校など長い集団生活が待っています。列になって歩く機会もたくさんあるでしょう。外遊びでみんなで歩くことで、ペースを守ったり間隔を保ったりする大切さが身につきます。家族と歩くこととは違うと、実感につながるのです。みんなで歩くときには、ルールをわかりやすく伝えることを心がけましょう。

 

保育園の外遊びで必要な配慮とは

保育園では、活動の一つひとつに配慮が求められます。外遊びに必要な配慮をチェックしてみましょう。

 

ねらいを持つ

子どもたちは外に出るだけで楽しい気持ちになるでしょう。ですが、保育士がねらいを持って活動を提案することで、より充実した外遊びに変わります。自然に触れる機会にする、友だちと発見を共有する機会にするなど、毎回の外遊びにねらいを持ちましょう。

 

安全を確保する

保育園から一歩出ると、なにがあるかわかりません。道中はもちろんのこと、活動場所についてからも安全に配慮しましょう。車の往来が激しい道は使わない、遊ぶ前に遊具を確認するなど、保育士間でも共有することが大切です。また、慣れたときにこそ危険があります。配慮は毎回欠かさず行いましょう。

 

危険をリサーチする

残念なことに、不審者はいなくなりません。いつも行く活動場所で、不審者に出会う可能性もあるのです。いざというときに備えて、対応方法を考えておきましょう。防犯ベルの使用やスマートフォンを使った通報、大声で助けを呼ぶといったことが効果的です。また、誰がなにをするのか担当を振り分けておくと安心感につながります。各自治体では、不審者情報をwebサイトに掲載していることも。こまめにリサーチし、事前に回避することを心がけましょう。

 

保育園の外遊びは目的と配慮でより充実する

保育園で行う外遊びの目的と必要な配慮についてご紹介しました。札幌市内で5つの保育園を運営している中和興産株式会社では、自然をテーマに保育を行っています。各園のまわりには自然がいっぱい。のびのびとした外遊びを楽しめるでしょう。さらに、大手警備会社との契約や園ケータイの使用によって、防犯対策にも力を入れている保育園です。保育士も安心して外遊びを提案できます。現在、各園では保育士を募集中です。まずは見学から、お気軽にお問い合わせください。

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