【保育士向け】保護者対応のコツとは?保護者と良い関係性を築こう

保育士が抱える悩みの一つに保護者対応が挙げられます。
普段ゆっくりと話す時間は少なく、いざというときに緊張してしまう保育士もいるでしょう。
しっかりと保護者と関係性を築くことで、日々の保育にも理解を得やすくなります。
今回は、保育士が悩みやすい保護者対応のコツについてご紹介します。参考にしてみてくださいね。

 

保護者対応のコツをチェック

早速、保護者対応のコツをチェックしてみましょう。全部で4つのコツをご紹介します。

 

短い時間のコミュニケーションを大切にする

日々の保育生活のなかで、保護者とゆっくり話す機会は少ないかもしれません。
だからこそ、毎日の短い時間のコミュニケーションを大切にしましょう。登降園の挨拶が代表的です。
「おはようございます」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」「さようなら」など、
保護者の姿が見えたら必ず声をかけることをおすすめします。
挨拶に続けて、「今日は寒いですね」などと会話を続けても良いでしょう。
このとき、保護者と目を合わせて笑顔で接することを心がけてくださいね。
挨拶は、相手の承認欲求を満たすこともできます。「ちゃんと見ています」という気持ちを伝えることが大切です。

 

共感・聞くことを大切にする

コミュニケーションは、自分が話すばかりのものではありません。
保護者の話を聞くことも大切なことなのです。
信頼関係を築く、という点においては、聞くことの方が重要かもしれません。
保育士は、保護者や家庭の子育て支援をする役割を担っています。
会話のなかで保護者の悩みや考えを引き出しましょう。
このとき、保護者の気持ちに共感し、しっかりと話を聞くことが大切です。
適宜相槌を打つと、会話もスムーズになります。
ミラーリングやオウム返しといったコミュニケーションの手法を取り入れることもおすすめです。
保護者の話を中心に、保育士の話は手短に進めることを意識しましょう。

 

具体的に伝える

会話だけでなく、連絡ノートで子どもの姿を伝えることも多いです。
子どもの姿を伝えるときには、内容を具体的にすることを心がけましょう。
例えば、「今日は公園に行きました」だけでは、公園に行ったことしか伝わりません。
保護者の多くは、どんなことをして過ごしたのか、詳しいエピソードを求めています。
「ボールを追いかけてたくさん走りました」「〇〇ちゃんとお花を摘んでブーケを作りました」など、
具体的な内容を続けましょう。保護者が情景をイメージできるよう意識すると良いかもしれません。
具体的に伝えることで、「保育士はしっかりと我が子を見てくれている」という安心感にもつながります。

 

マイナスな内容は直接伝える

保育園で集団生活を送っていると、いつも良い話題ばかりではありません。
ときにマイナスな内容を伝えなければならないこともあるでしょう。
喧嘩や怪我など、マイナスな報告は直接伝えることが大切です。
このとき、決して強い言葉を選んではなりません。
できるだけ優しい言葉で、柔らかく伝えることを意識してくださいね。
「どんなことも子どもの成長にとって欠かせないもの」など、フォローの言葉もあると良いでしょう。
連絡ノートや電話では、お互いの表情が見えない分間違った伝わり方をしてしまうこともあります。
伝えたい内容に合わせて、伝え方を選ぶことも保護者対応をスムーズに行うコツです。

 

保護者対応でよくある内容をご紹介

保護者対応では、怪我を伝えなければならないシーンが数多くあります。

・活動中に怪我をした

・友だちと喧嘩をして怪我をした

2つの内容をご紹介します。

 

活動中に怪我をした

保育士は、必ず安全確保を行ったうえで保育活動を行います。
いくら気をつけていても、大人の予想を超えて行動するのが子どもです。ときに活動中に子どもが怪我をしてしまうこともあるでしょう。ホールで転んで膝が赤くなった、園庭の葉っぱで指を切ったなど小さな怪我も必ず伝えなければなりません。まずは怪我が見られたらすぐに応急処置をしてください。保護者にはお迎え時に「なにをしているときに、どんな状況で、どんな怪我をしたのか、応急処置の内容」を伝えます。「家庭で様子を見てください」「絆創膏を貼り替えてください」など、家庭でお願いしたいことを一緒に伝えましょう。

 

友だちと喧嘩をして怪我をした

保育園では友だちとの関わりを通して人間関係の基礎を養います。子どもとはいえ一人の人間です。大人と同じように、相性の良し悪しも当然あるのです。ですが、大人のように距離感を上手に保つことが難しいでしょう。そのなかで喧嘩が起こり、怪我をしてしまうこともあります。叩く、引っ掻く、噛みつくなど友だちに攻撃してしまうことも。活動中の怪我と同様に、状況や怪我の内容、応急処置の内容を伝えます。怪我を防げなかった謝罪も行いましょう。

 

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保護者対応のコツについてご紹介しました。札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園にて保育士を募集しています。お気軽にお問い合わせください。

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