【保育士向け】後輩指導を円滑に。7つのコツをご紹介

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【保育士向け】後輩指導を円滑に。7つのコツをご紹介

2022.03.27

【保育士向け】後輩指導を円滑に。7つのコツをご紹介

保育士として2〜3年勤務すると、先輩保育士として後輩指導が始まるかもしれません。
後輩指導とは、その名の通り保育士年数の少ない後輩に対して指導を行うことです。
保育や事務業務の指導を行い、新たな仲間として一緒に保育を行います。
初めて後輩ができた保育士にとっては、嬉しい反面不安や焦りを感じてしまうことも。
今回は、保育士向けに後輩指導を円滑に行う7つのコツをご紹介します。良い関係を築いて協力し合いましょう。

後輩指導を行う前に保育士が行いたいこと

後輩指導を行う前に、まずは信頼関係を築くために3つのことを行いましょう。それぞれをご紹介します。

新人保育士について知る

信頼関係を築くためには、相手のことを知る必要があります。
後輩となる新人保育士とコミュニケーションを重ねましょう。
相手の性格を知ることで、適した指導方法もわかるはずです。
ただし、距離感を縮めすぎることには気をつけてください。先輩・後輩の間柄であり、友だちではありません。
言葉遣いや言葉選びには注意しましょう。

信頼できる先輩を思い出す

「どのように指導したら良いのかわからない」というときには、信頼できる先輩を思い出しましょう。
自分が先輩保育士に指導してもらったときと同じように、後輩にも指導すれば良いのです。
実際に先輩に相談してみることもおすすめです。

自分が新人の頃を思い出す

誰でも最初は新人保育士でした。
先輩保育士に指導してもらう日々のなかで、困ったり不安に思ったり、悩みを抱えたりしたでしょう。
同じように後輩も毎日を過ごしているかもしれません。
自分が新人保育士だった頃を思い出すことで、自然とどのように接するべきか見えてくるはずです。
「〜〜と声をかけてもらえて嬉しかった」「〜〜と教えてもらったことが活きている」など、
記憶に残っていることを後輩指導に取り入れましょう。

後輩指導を円滑に行う7つのコツ

後輩指導を円滑に行う7つのコツをご紹介します。自分にできそうなコツから試してみてくださいね。

笑顔で接する

いつも笑顔を心がけると、話しやすい雰囲気が溢れます。
話しやすい雰囲気は親しみやすさにもつながるでしょう。
わからないこと、困ったことが起きたときにも相談しやすい先輩になれるはずです。

フォローする

どんなに仕事に対して優秀だとしても、ミスやトラブルを起こしてしまう可能性があります。
後輩保育士が落ち込んでしまうこともあるでしょう。
そういったときに先輩保育士としてフォローすることが大切です。
ポジティブな声かけとともに、改善や対策を一緒に考えることもおすすめです。

的確に、わかりやすい指示を出す

後輩に業務のお願いを指示することもあるでしょう。
例えば掃除をしてほしいとき、「掃除をしておいて」だけでは的確に伝わりません。
「〇〇時までに掃除をしておいて」などと具体的に声をかけましょう。
具体的な指示は相手の動きやすさにも影響します。
指導をする立場だからこそ、一つひとつの指示にも気を配りたいものです。

努力を認め、褒める

後輩保育士の成長はしっかりと褒めましょう。
些細に感じるものでも、後輩保育士は努力を重ねています。
その努力を認めることで、後輩保育士は「自分の変化に気づいてくれる」と信頼を強めるはずです。
褒めるときには具体的な内容を挙げることも大切。
後輩が自分の保育に自信を持つことは、仕事へのモチベーションにもつながります。

意見を取り入れる

保育園という場に慣れていないからこそ生まれる意見もたくさんあります。
常に新たな保育を取り入れるためにも、後輩の意見に耳を傾けましょう。
実際に保育に取り入れ、成功体験を積むことは新人保育士の自信にもつながります。
また、難しい内容も前向きに受け入れることが大切です。
否定だけするのではなく、できない理由を伝えたりブラッシュアップ案を出したりしましょう。

任せっきりにしない

新人保育士は毎日たくさんのことを覚えようとしています。
「つぎの工程がわからない」「先輩になにかをお願いされていた気がする」など、
不安を抱えることもあるでしょう。任せっきりにしてしまうと、思わぬトラブルを生んでしまうかもしれません。
「いまなにをしているところ？」「残っている仕事はどれくらい？」「〇〇の進捗はどう？」などと仕事の進みを確認しましょう。