【保育士向け】0歳の発達・できること、関わり方をご紹介

保育士1年目は0歳児クラスを担当することが多いといわれています。
0歳は、とくに成長の変化が目に見える時期です。
月齢ごとの発達を押さえて、保育園生活を充実させましょう。
0歳の発達やできること、関わり方について知りたい保育士さんは、参考にしてみてくださいね。

 

0歳の発達・できること、関わり方をチェック

早速、0歳の発達・できること、関わり方をご紹介します。
月齢ごとに特徴を紹介するので、クラス運営の参考にしてみてくださいね。

 

生後1ヵ月

新生児期を終えると、生後1ヵ月を迎えます。生後1ヵ月の発達・できることの代表は以下の通りです。

・週に250g(1日あたり30〜40g)体重が増加する

・昼夜の区別がなく、大半の時間を寝て過ごす

・ママの声が聞き分けられる

・不快を泣いて伝える

・少しずつ追視をするようになる

・手足に触れると反応をする

 

生後2ヵ月

生後2ヵ月を迎えるとママは産休が終わります。そのまま育休に入るママもいれば、職場復帰をするママも。
保育園によっては、生後57日以降から子どもの受け入れが可能です。

・クーイングが盛んに見られる

・手足を活発に動かすようになる

・目だけでなく顔も動かして追視をするようになる

生後2ヵ月は、保育園で一番月齢が低い子どもになります。
まだ首がすわっていない子が多いため、丁寧に抱っこしましょう。
手足の先に触れるふれあい遊びや短時間の外気浴がおすすめの活動です。まだまだ視力は発達の途中。
あやしたり話しかけたりするときには、顔を近づけてくださいね。

 

生後3ヵ月

生後3ヵ月を迎えると、より手足の動きが活発になります。
生後3ヵ月の発達・できることの代表は以下の通りです。

・ハンドリガードを始める子がいる

・声や音のする方に自分で顔を向けるようになる

・大人があやすと笑う姿が見られる

・視力が0.02~0.03程度に発達する

大人が援助をすると、おもちゃを握る子もいます。
軽くて握りやすい、音の鳴るおもちゃが好まれることが多いです。
フェルトや鈴を使って、保育士が手作りしても良いかもしれません。
また、自分の手や壁、空間を見つめて一人遊びすることも。
集中しているときにはそっと見守りましょう。
生後100日を迎える月齢でもあるため、保護者と成長をお祝いすることもおすすめです。

 

生後4ヵ月

生後4ヵ月を迎えると、いよいよ首がすわりはじめます。
生後4ヵ月の発達・できることの代表は以下の通りです。

・首がすわって安定する

・腹ばいにすると首を上げるようになる

・大人の声かけに声を出して笑うようになる

首がすわるとおんぶができるようになります。
子どもの好みによっては、今までと景色が変わるためうつぶせで過ごす時間が増えるかもしれません。
SIDSや事故を防ぐためにも、いま一度環境を見直しましょう。
うつぶせで遊ぶ子がいるときには、近くで見守り目を離さないことも大切です。
午睡時には仰向けにし、定期的に呼吸をチェックしてくださいね。

 

生後5ヵ月

生後5ヵ月を迎えると、寝返りができるようになります。
生後5ヵ月の発達・できることの代表は以下の通りです。

・体をねじることで寝返りができるようになる

・離乳食を始める子がいる

・自らおもちゃに手を伸ばすようになる

寝返りによって、子どもが動く範囲が一気に広がります。
思いもよらぬところまで子どもが移動することも。
転落によって怪我をしないよう、マットなどの高さを見直しましょう。
また、子どもの発達や興味によっては離乳食が始まります。
保護者と相談し、無理なく進めてくださいね。

 

生後6ヵ月

生後6ヵ月を迎えると、ほとんどの保育園で0歳児クラスとして受け入れが可能になります。
生後6ヵ月の発達・できることの代表は以下の通りです。

・昼夜の区別ができてくる

・少しの時間、自分で座れる子がいる

・歯が生え始める子がいる

・予想のある遊びが楽しめるようになる

・口に入れて確認するようになる

「いないいないばあ」や「どっちに隠した」など、予想のある遊びを好むようになります。
繰り返して一緒に楽しみましょう。
また、手にしたものをなんでも口に入れる時期の到来です。
トイレットペーパーの芯の太さを目安に、誤飲を防ぐ環境設定が欠かせません。

 

生後7ヵ月

生後7ヵ月を迎えると、人見知りが始まります。
生後7ヵ月の発達・できることの代表は以下の通りです。

・腰がすわり、支えなしで座れるようになる

・視力が0.04~0.08程度に発達する

・人見知りが始まり、ママ以外では泣く子がいる

人見知りは、社会性が育っている証でもあります。
無理に関わろうとするのではなく、見守ることが大切です。
また、わらべうたや手遊びなど、歌を使った遊びを好むようになります。

 

生後8〜9ヵ月

生後8〜9ヵ月を迎えると、ずりばいからハイハイになり後追いが始まります。
生後8〜9ヵ月の発達・できることの代表は以下の通りです。

・小さなものを掴めるようになる

・離乳食の2回食が始まる

・手づかみ食べをする子がいる

・感情表現が豊かになる

少しずつ子どもに自我が芽生えてきます。
コミュニケーションもより楽しくなる時期といえるでしょう。
動きが活発になるため、保護者と連携しながら服装を調節してくださいね。

 

生後10〜12ヵ月

生後10〜12ヵ月を迎えると、つかまり立ち・伝い歩きが定着します。
生後10〜12ヵ月の発達・できることの代表は以下の通りです。

・喃語が少しずつ出てくる

・ものと言葉が結びつくようになる

・動作と言葉がつながるようになる

・模倣が始まる子がいる

指先を使う遊びで発達を促しましょう。
シール貼りや積み木、カード落としなどがおすすめです。
さらに、少しずつ自分でやりたい気持ちが芽生えてきます。
できるだけ気持ちを尊重しましょう。

 

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0歳の発達・できること、関わり方についてご紹介しました。
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