【保育士向け】0歳児もとことん楽しむ!おすすめの遊びをご紹介

保育における遊びは、担当となる保育士のアイディアが大きく影響します。
月案に沿って遊びの内容を決めますが、遊びが偏ってしまうこともあるでしょう。
「最近遊びがマンネリ化している」と頭を悩ませている保育士さんもいるかもしれません。
今回は、0歳児向けの遊びをご紹介します。週案を作成するときの参考にしてみてくださいね。

 

0歳児の特長とは

まずは0歳児の特長について知りましょう。
0歳児の特長について知ることで、遊びのなかでの配慮や求められる援助がわかるはずです。

 

発達に個人差がある

子どもは一人ひとり異なるスピードで成長するもの。
なかでも0歳児は月齢による発達の差が大きいといわれています。
同じ月齢でも、子どもによってできること・まだできないことがあるのです。
それだけでなく、興味を示す対象もそれぞれ異なります。
保育士は発達の個人差を踏まえて、みんなが楽しめる遊びを提案しましょう。
子どもの興味や関心、発達に合わせて適切な声かけや援助も求められます。
さらに、0歳児は一人や信頼できる大人との遊びを楽しむ時期です。
適宜見守りながら、やりたい遊びを尊重できると良いでしょう。

 

成長のスピードが速い

子どもの成長スピードの速さに驚きを感じる保育士も多いでしょう。
とくに0歳児は成長のスピードが顕著です。ねんねをしていたころから生後半年くらいで座るように。
その後ハイハイをし、つかまり立ちや伝い歩きをするようになります。
いまできる体の動きで存分に楽しめるように遊びを設定しましょう。
また、成長とともに活動量も増えてきます。限られた時間のなかで思いきり体を動かせる遊びも大切です。

 

0歳児の遊びの注意点

0歳児がより楽しんで遊びに取り組めるよう、注意点をチェックしましょう。

 

安全面に留意する

0歳児はなんでも一度口に入れて確認をします。
小さな遊具やゴミなどを口に入れてしまわないよう、環境の設定に気を配りましょう。
子どもは思わぬ動きをするもの。手の届くところにものを置かないことも大切です。
さらに、子ども同士の距離が近いと、噛みついたり押し倒したりといったトラブルの可能性もあります。
保育士をどこに配置するのか、子どもの性格など情報を共有することも欠かせません。
活動範囲が広がるにつき、子どもはどんどんいろいろな場所へ探索に行きます。こまめに子どもの人数も数えましょう。

 

休憩の時間をつくる

0歳児は自分の欲求を言葉で伝えることができません。
楽しむあまり、いつのまにか疲れたりのどが乾いたりすることも。休憩やクールダウンできる時間を設けましょう。
給食やおやつに影響が出ない程度に水分補給することも大切です。

 

スキンシップを取り入れる

0歳児は信頼できる大人とのスキンシップが大好き。
わらべうたなど、ふれあい遊びを取り入れることもおすすめです。
スキンシップをとることで、子どもは安心感や心地良さを感じます。情緒の安定にも効果的です。

 

鮮やかな色を取り入れる

0歳児は少しずつさまざまな色を認識できるようになります。
月齢が低い間は、白・黒・赤の3色がおすすめです。
鮮やかな色を取り入れて、視覚でも楽しめるようにしましょう。
淡い色は認識が難しいため、0歳児には向いていません。

 

0歳児におすすめの遊びをご紹介

0歳児におすすめの遊びをご紹介します。どれも0歳児クラスで人気の遊びばかり。
活動を考えるときの参考にしてみてくださいね。

 

マット遊び

体を思いきり動かしてほしいときには、マットを使った遊びを取り入れましょう。
マットのふかふかとした感触を楽しむことから始め、発達に合わせた遊びを提案します。
0歳児の前半は、マットでの転がり遊びがおすすめです。
寝転がる場所が変わることで、全身で感触の違いを楽しむことができます。
0歳児の後半は、ハイハイ遊びや山登りがおすすめです。
ボールを転がしたりぬいぐるみを滑らせたりなど、子どもたちの興味を引き出しましょう。

 

風船遊び

手や腕を大きく動かしてほしいときには、風船を使った遊びを取り入れましょう。
風船の柔らかな感触とゆったりとした動きが0歳児の興味を引き出します。
抱きしめたり転がしたり、保育士が上から落としたりとさまざまな遊びが楽しめるはずです。
ただし、風船は割れやすいアイテムです。空気の入れすぎには気をつけましょう。

 

新聞紙遊び

指先の発達を促したいときには、新聞紙を使った遊びを取り入れましょう。
新聞紙は、大豆インキでプリントされています。子どもが万が一口に入れてしまっても安心できるアイテムです。
新聞紙を丸めたり握ったり、破ったりと思い思い楽しむ姿が見られるでしょう。
新聞紙の感触だけでなく、音でも楽しめるところが魅力です。
ちぎった新聞紙は、ダンボールやビニールプールに入れると新聞紙プールとして楽しめます。
遊びを発展させたいときにもぴったりといえるでしょう。似たアイテムのフラワーペーパーもおすすめです。

 

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0歳児の遊びについてご紹介しました。
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