「早く〇〇して」「〇〇っていつも言ってるでしょう」などと、子どもに怒った経験は多くのママがあるものでしょう。
いつも優しい気持ちで子育てできたら理想ですが、現実は必ずしも理想通りにはいきません。
「すぐに子どもに怒ってしまう…」と悩んではいませんか？
今回は、子育てで怒ってしまう原因と上手な叱り方、怒らないコツについてご紹介します。

なぜ？子どもに怒ってしまう原因とは

「怒りたくないのに怒ってしまう」という悩みは多くのママが抱えているかもしれません。
怒ってしまう原因は、人間の特性にあります。
人間はできている部分よりもできない部分に意識を集めてしまうのです。
これは子どもに対しても同じといえます。
子どものマイナス面ばかり気になってしまうことは、自然なことといえるでしょう。

怒ってしまう…と後悔しない、上手な叱り方とは

子どもに怒ってしまうことは人間の特性上自然なことといえます。
ですが、「怒る」と「叱る」は全くの別物です。
怒るとは、相手に怒りの感情を爆発させること。
叱るとは、相手により良い方法を教えることです。
子育てにおいて、怒るよりも叱ることのほうが大切だとわかるでしょう。
つい、感情的に怒ってしまうこともあるかもしれませんが、叱ることを意識してくださいね。
上手な叱り方についてご紹介します。

子どもの目を見る

叱るときには子どもの目をしっかりと見ましょう。
目と目を合わせることで、ママがどれだけ真剣に考えているかが伝わります。
ほかのことをしながら叱っても、子どもにはなにも響きません。また、子どもと目線の高さを合わせることも大切です。
大人は子どもよりも存在感があります。上から叱ってしまうと、威圧感が強くなってしまうのです。
目線の高さを合わせることで、威圧感を与えずに伝えられるでしょう。

叱っている理由を伝える

ただ「〇〇してはいけない」と伝えても、子どもにはなぜダメなのか理由がわかりません。
「怪我をしてしまうから〇〇してはいけない」「壊れてしまうから〇〇してはいけない」などと、
叱っている理由を伝えましょう。
子どもはなぜ叱られているのか理解できないと、同じ間違いを繰り返してしまいます。
また、子どもを怖がらせる理由の伝え方はNG。
以下のような言い方は避けることをおすすめします。

・おばけが来るから〇〇してはいけない

・鬼が来るから〇〇してはいけない

・〇〇が怒るから〇〇してはいけない

改めたときには褒める

子どもが叱られたことを改めたときには、大いに褒めましょう。
叱ってばかりいると、反発したり諦めたりすることにつながります。
成長に気づいて褒めることで、「ママは見てくれている」と信頼が深まるはずです。
また、褒めるときには内容を具体的に伝えましょう。
何が良いことであったのか、子どもの理解にもつながります。

怒らないコツでいつも笑顔のママに

どんなに怒らないように気をつけていても、疲れているときには感情的になってしまうこともあるでしょう。
「怒ってしまう…」と後悔しないためにも、怒らないコツについて知っておきましょう。
3つのコツをご紹介します。

子どもの成長に注目する

人間の脳は、注目したものの情報を集める特性を持っています。
この特性を利用して、子どもの成長に注目しましょう。
子どもができたことに気づくことで、どんどん成長が見えてくるはずです。
そして、気づいた成長はしっかりと褒めることが大切。
子どもが「ママはいつでも見ていてくれる」という気持ちになることで、自己肯定感も高まります。

「まあいっか」を癖にする

子どもの成長を思うあまり、完璧主義になってしまうこともあるでしょう。
肩の力を抜いて、「まあいっか」と思うことが大切です。
また、実際に口に出すこともポイント。口に出して言ったことは、脳が本当のことだと錯覚してくれます。
怒ってしまいそうな気持ちも落ち着くはずです。
子育てだけでなく、家事や仕事についても「まあいっか」と思うことで、ママの疲れも軽減するでしょう。

ママが本来の自分に戻る時間を作る

子どもが生まれるとママの存在が強くなります。
無意識のうちに「自分＝ママ」になってはいませんか？
子どもが生まれる前には、自分だけの時間がたくさんあったはずです。
「自分＝本来の自分」に戻れるよう、好きなことをする時間を作りましょう。
自分自身を満たすことで、ストレスやイライラの解消にもなります。
思い切って子どもを預けて、物理的に距離を置くこともおすすめです。
ママ自身の羽を伸ばしてリフレッシュしてみてくださいね。

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子育てで怒ってしまう原因や上手な怒り方、怒らないコツについてご紹介しました。
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