【実習生向け】保育実習ってどんな感じ？詳しくご紹介

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【実習生向け】保育実習ってどんな感じ？詳しくご紹介

2021.03.27

【実習生向け】保育実習ってどんな感じ？詳しくご紹介

初めての保育実習を控えている学生さんも多くいるでしょう。どんな保育園で実習を行うのか、どんな感じで実習が進むのか不安に思ってはいませんか？保育実習の流れがわかるだけで、不安も少し解消するはずです。今回は、初めて保育実習に参加する学生さん向けに、保育実習がどんな感じであるのか詳しくご紹介します。保育実習に不安を抱えている学生さんは参考にしてみてください。

保育実習はどんな感じ？

保育実習は、大きく4つに分けることができます。

・観察実習

・参加実習

・部分実習

・責任実習

それぞれの内容を詳しくチェックしてみましょう。保育実習の内容について知ることで、実習のねらいも立てやすくなるはずです。

観察実習

観察実習は、保育士と子どもの姿を観察して過ごす実習です。保育士が保育を進める姿や子どもと関わる姿、環境設定を行う姿などをじっくりと見ることができます。保育室の後ろで適宜メモを取りながら観察することが一般的です。保育園によっては、観察実習のときには子どもと関わらないように決められているところも。心が痛くなることもあるかもしれませんが、貴重な経験としてしっかりと臨みましょう。実際に現場で働く保育士をじっくりと見て学べる機会は、観察実習だけかもしれません。この期間にクラスの子どもたちの名前を覚える実習生も多くいます。

参加実習

参加実習は、保育補助として保育に参加する実習です。観察実習と比べて子どもとの距離が近くなります。保育そのものは保育士が進め、指示に沿って準備やサポートを行う内容です。保育補助を通して子どもと関われるため、保育実習をしている実感がわくでしょう。子ども一人ひとりとゆっくり関わりを持てるところも、参加実習の魅力といえます。子どもたちは実習生が大好きです。よく話しかけてくれるから、と特定の子どもとばかり遊んでしまわないよう気をつけてください。

部分実習

部分実習は、一部の活動時間を使って設定保育を行う実習です。多くの保育園では、午前もしくは午後のクラス活動の時間を割り当てています。部分実習に向けて、担当の保育士と相談しながら指導案を作成しましょう。実習生からは、製作活動の人気が高いです。また、クラス活動に限らず、朝の会や給食前の挨拶などを任せてもらえることも。具体的な流れを観察実習で掴んでおくことが大切です。部分実習では、担当の保育士は保育補助として実習生をサポートしてくれます。あくまで保育を進めるのは実習生なので、自信を持って保育を行いましょう。部分実習を行うことで、責任実習に向けて学ぶべきことも見えてきます。

責任実習

責任実習は、保育実習における集大成の実習です。今までの実習で学んだことを活かし、一日もしくは半日を中心となってクラス運営を進めます。責任実習は必ず緊張するもの。責任実習の日までに子どもたちの前に立つことに慣れておきましょう。子どもたちに「実習生は楽しいことをしてくれる」と思ってもらうことで、興味や関心を引き出しやすくなります。また、責任実習は時間の使い方が思うようにいかないことが多いです。大人の都合で子どもたちを急かしてしまうことはNG。運動遊びやごっこ遊びなど、時間の調整がしやすい活動を選ぶと気持ちが楽になるでしょう。