離乳食を開始してしばらくの間は、1日1回食べさせます。
「いつから2回食にするべき？」「月齢を目安にすぐに増やして良いの？」
などと疑問を抱くこともあるでしょう。今回は、離乳食の2回食についていつから始めるべきかご紹介します。
気になる疑問もご紹介するので、2回食を進める参考にしてみてくださいね。

 

離乳食の2回食はいつから？

離乳食は、生後5〜6ヶ月を目安に始めます。まずは1日1回から、少しずつ量を増やしましょう。
赤ちゃんが離乳食に慣れてくると、2回食へのステップアップのタイミングです。
時期には個人差がありますが、離乳食開始から1ヶ月後に2回食に進むことが多いといわれています。
ちょうど生後7〜8ヶ月ごろといえるでしょう。
この時期になると、母乳やミルクだけではエネルギーや栄養が足りなくなってきます。
2回食にすることで離乳食から栄養を摂れるようになりますよ。

 

2回食に進める目安

1回食から2回食へとステップアップするときには、以下のサインを参考にしましょう。

・一定の量を継続して食べることができる

・離乳食を機嫌良く食べる

・スプーンに慣れた

・噛んだり飲み込んだりすることが上手になった

・「もっと食べたい」とアピールすることが増えた

 

離乳食の2回食でよくある疑問を解消しよう

離乳食を2回食にするときによくある疑問をご紹介します。

 

2回食では固さはどれくらい？

2回食になると、1回食と比べて固さのあるメニューを取り入れることができます。
赤ちゃんが舌で潰せる固さ、スプーンからぼとっと落ちるくらいの固さを目安にしましょう。
ただし、2回食になったからと突然すべてのメニューを固くしてはいけません。
赤ちゃんの食べやすさを優先し、少しずつ咀嚼の練習を始めてくださいね。
赤ちゃんによっては、食材やメニューごとに好みの固さがあることも多いです。

 

2回食を与える時間は決めた方が良い？

これまで、食物アレルギーの可能性から午前中に離乳食を与えることが多かったでしょう。
2回食では午前と午後1回ずつ離乳食を与えます。
赤ちゃんの胃への負担を考慮し、離乳食と離乳食の間は最低4時間開けると安心です。
離乳食を与える時間を決めておくと、赤ちゃんの食事のリズムも自然にできあがります。
これまで通り、初めての食材は午前中に与えてくださいね。

 

なかなか食べてくれないときはどうするの？

離乳食を通して、赤ちゃんは初めての味にたくさん出会います。
2回食にステップアップすることで、固さも初めての経験になるのです。
スムーズに食べられる日もあれば、上手に食べられない日もあるでしょう。
まだまだ母乳やミルクからも栄養を摂っている時期なので、離乳食の量にこだわらなくてOK。
赤ちゃんのペースを尊重しましょう。

 

2回食でも母乳やミルクは必要？

2回食のはじめは、食事の回数を分けることやさまざまな味・固さに慣れることを目的とします。
1回あたりの量は1回食よりも少なめにし、母乳やミルクからも栄養を摂りましょう。
もちろん、欲しがるときには離乳食の量を増やしても問題ありません。
離乳食を食べ終わったら、これまで通り母乳やミルクも必ず与えてくださいね。

 

食材が偏っても問題ない？

食べられる食材の種類が増えたとはいえ、大人と比べるとまだまだ少ないです。
離乳食は毎日のことなので、使う食材が偏ってしまうこともあるでしょう。
栄養バランスを考えた離乳食がベストですが、無理に難しい食材やメニューを取り入れなくても問題ありません。
食材が偏ってしまうときには、味や固さでレパートリーを増やしましょう。
市販のベビーフードの活用もおすすめです。

 

外出時はどうすれば良い？

ママ・パパが休みの日や健診の日など、計画通りに離乳食を与えられない日もあるでしょう。
外出などで離乳食が与えられなかったときには、翌日以降で調整すれば問題ありません。
「今日は離乳食はお休みしよう」「夜なら食べられるから、初めての食材は明日にしよう」などと
柔軟に計画を変えてくださいね。「もうすぐ離乳食の時間だから早く帰らないと」と焦らなくてもOKです。

 

便秘が増えたらどうすれば良い？

離乳食を始めると、必然的に母乳やミルクを飲む量が減ってきます。
水分の摂取量が減ることにより、便秘になる赤ちゃんも多いです。
いつもよりも便の回数が少ないときや便が固そうなときには、離乳食でも水分補給を行いましょう。
野菜スープや麦茶などがおすすめです。便秘でお腹が苦しそうであれば、小児科で相談してみてくださいね。
ワセリンと綿棒を使った綿棒浣腸をする家庭も多いです。

 

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離乳食をいつから2回食にするべきかご紹介しました。
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