【2歳児】正しいスプーンの持ち方とは?遊びで自然と身につけよう

【2歳児】正しいスプーンの持ち方とは?遊びで自然と身につけよう

離乳食から始まり、少しずつ食具を使うようになるでしょう。2歳児になると、正しいスプーンの持ち方についても意識するべきと考えられています。スプーンの持ち方には発達に合わせたステップが大切です。今回は、2歳児のスプーンの持ち方についてご紹介します。家庭で食事をするときの参考にしてみてくださいね。

 

スプーンの持ち方にはステップがある

いきなり持ち方を教えても、完璧にスプーンを持てるようになるわけではありません。ステップを踏み、少しずつ食具を使うことに慣れていきましょう。3つのステップをご紹介します。フォークを使うときにも同じステップを踏んでくださいね。

 

上手持ち

上手持ちとは、上からスプーンを握って持つことです。多くの子どもが、はじめに上手持ちでスプーンを持ち始めます。この持ち方をしているときには、スプーンを持つことそのものに慣れる段階です。こぼすことも多いかもしれませんが、優しく見守ってくださいね。すくいやすいよう適宜手伝っても良いでしょう。スプーンを持てたことや食べものを口に運べたことを思いきり褒めてください。

 

下手持ち

上手持ちに慣れてきたら、下手持ちにステップアップします。下手持ちとは、下からスプーンを握って持つことです。上手持ちから自然に下手持ちになる子もいます。ステップアップしたいときには、食べ始めや機嫌の良い時間帯に持ち方を教えましょう。意欲的なとき、集中力があるときに行うとスムーズです。下手持ちには、手首をひねる動作があります。日頃から手遊びなどで手首を動かす動作に慣れておくことも大切です。

 

鉛筆持ち

下手持ちで食べられるようになったら、いよいよ鉛筆持ちへのステップアップです。まずは、スプーンを指先で持つことに慣れましょう。この持ち方は、箸を持つときにも大切になります。保育園や幼稚園、家庭によってはバキューン持ちと呼ぶことも。親指と人差し指を立ててピストルの形作り、その形のまま、スプーンを乗せてあげてください。指でつまむように持たせ、親指と人差し指と中指の3点で支えられれば、鉛筆持ちの完成です。

 

おすすめ!スプーンの持ち方につながる遊びとは

スプーンを正しく持つためには、日頃からの遊びが大切です。2歳児は手指を細かく動かせるようになる時期。この発達を促す遊びを取り入れましょう。

 

手首を繰り返しかえす遊び

手遊びや砂遊びなど、手首を繰り返しかえす遊びを行いましょう。手遊びではキラキラ星がおすすめです。何度も手首をかえすことで、手首の使い方を自然に身につけることができます。砂遊びでは、スコップを取り入れましょう。遊びながらすくう動作に慣れることができますよ。遊びのなかで下手持ち、鉛筆持ちにステップアップしても良いかもしれません。

 

指先でつまむ遊び

スプーンの持ち方の最終段階である鉛筆持ちでは、指先の動きが必須。指先でつまむ遊びを取り入れましょう。パズルやシール貼りといった遊びが代表的です。つまむためには指先に力を入れる必要があります。洗濯バサミを使った手作りおもちゃなども適していますよ。

 

スムーズにスプーンを使うコツ

スプーンを正しく使うことだけにこだわってしまうと、食事の時間が楽しめないかもしれません。保護者が2つのコツを意識することで、食事を楽しみながら自然とスプーンの持ち方を身につけることができますよ。2つのコツをご紹介します。

 

握りやすいスプーンを用意する

スプーンとひと口に言っても大きさはさまざま。子どもの握りやすいスプーンを用意しましょう。指がフィットするよう持ち手がくぼんでいるもの、握りやすい長さに持ち手が工夫されているものなど種類も豊富に販売されています。握りやすいスプーンを選ぶことで、子どもの意欲も引き出すことができるはずです。また、「自分ですくえた」「自分でスプーンを使って食べられた」という実感につなげるためにも、口に運びやすいサイズを選びましょう。キャラクターのもので興味を引いても良いかもしれません。自分でできたときには、しっかりと褒めてくださいね。

 

すくいやすい食材を選ぶ

大人も食材によって、すくいやすい・すくいにくいと感じることがあるでしょう。子どもの場合、食材のすくいやすさが意欲に直結します。すくうことが難しいと、スプーンを使うことが嫌になってしまうのです。茹でた野菜やヨーグルト、柔らかめのアイスクリームなどがすくいやすいといわれています。毎食食べる白米もスプーンの練習にぴったりです。汁物はこぼれやすいため、すくいにくいといわれています。スプーンを使うことに慣れるまでは、使う食材にも意識してみてくださいね。

 

札幌市内の保育園は中和興産株式会社へ

2歳児のスプーンの持ち方についてご紹介しました。札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園にて園児を募集しています。見学・入園についてお気軽にお問い合わせください。

 

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