いつ職場復帰する?慣らし保育と育休の関係とは

いつ職場復帰する?慣らし保育と育休の関係とは

保育園の利用を考えるとき、職場復帰の時期に悩む保護者も多いでしょう。育休中に慣らし保育を行うべきか、育休を延長して慣らし保育を行うべきか、育休明けでも問題なく慣らし保育が行えるのか…。今回は、慣らし保育と育休の関係についてご紹介します。職場復帰を控えている保護者は参考にしてみてください。

 

慣らし保育とは

慣らし保育は子どもたちが園生活に慣れるための保育準備期間です。子どもたちが初めての新しい環境に慣れるために少しづつ、体と心を慣らしていきます。慣らし保育の一般的なスケジュールは以下の通りです。

1日目〜3日目 9時〜10時半

4日目〜6日目 9時〜12時(給食後帰宅)

7日目〜9日目 9時〜16時(午睡、おやつ後帰宅)

10日目〜12日目 8時〜17時

13日目〜申請時間通りの保育

 

子どもが保育園に慣れる

子どもたちが保育園生活に慣れるために、子どもの生活習慣を整えていく必要があります。決まった時間に起床し、朝食を食べて身支度をし、保護者から離れての生活をします。子どもたちは、知らない環境での生活に戸惑い、ストレスも多いです。少しづつ保育の時間を伸ばしていくことで、心身ともに園生活に慣らしていきます。

 

保護者が子どもと離れることに慣れる

保護者側も子どもと離れての生活に慣れていくことが大切です。子どもを園に預ける時に泣かれてしまうと、後ろ髪を惹かれる気持ちになるでしょう。ですが、保護者の不安な表情はすぐ子どもに伝わります。園の先生を信頼して、子どもと笑顔で離れる練習をしましょう。また、園の送迎に慣れることも保護者側には重要です。

 

育休とは

育休(育児休業)は原則として一人の子どもに1回のみ、女性は産後8週間の産休の後に子どもが1歳の誕生日を迎える前日まで申請した期間に取得できます。育休は育児・介護休業法で保証された「1歳未満の子を持つ従業員の権利」です。また、一定の条件を満たす場合には、子どもが1歳になる前に申請することによって育休を延長することもできます。なお、育児休業の延長手続きは、1歳6カ月になるまでの延長の場合に1歳の誕生日の2週間前まで、2歳になるまでの延長の場合に1歳6カ月になる翌日の2週間前までに申請する必要があります。

 

育児給付金を受給できる条件とは

育児給付金金を受給できる条件は、育児休業を開始した日から遡り、2年間で就業日(賃金支払基礎日数)が11日以上である月が12ヵ月以上あることです。育児休業給付金は雇用保険への加入者が対象になります。また、これを満たさない時にも、同期間中に第1子の育児休業を取得した、もしくは申請者本人に疾病などがあれば受給できる場合があります。給付期間中に、①期間中の就業日数が月10日(10日以上ある場合は、就業時間が80時間)以下②賃金月額(休業開始前に受け取っていた賃金)のうち8割以上の金額が支払われていないの条件があります。

 

慣らし保育は育休中がおすすめ

慣らし保育の始めの数日間は短時間だけの保育が多く、登園して2時間ほどでお迎えの時間になります。慣らし保育中に仕事復帰が重なると急なトラブルに対処することが難しいかもしれません。また、子どもが慣れない、風邪で登園できないなどの理由で、慣らし保育が伸びることもあります。育休中は、そういった想定外のハプニングでも対応することが可能なため、育休中に慣らし保育が終わることが理想的です。

 

育児給付金を受給しながら慣らし保育を行える

育児給付金を受給しながら慣らし保育を行うことは可能です。1歳未満で保育園に入園し、慣らし保育で保育園に通っている間は育児給付対象になります。ですが、慣らし保育中に1歳を過ぎると、1歳になってから復職までの期間分の育児休業給付金はもらえないので注意が必要です。慣らし保育では、すぐに園生活に慣れる子もいれば、なかなか慣れない子もいます。長くて1ヶ月は慣らし保育が必要だと思っておきましょう。

 

就労時間に合わせた保育時間になり、スムーズに職場復帰できる

慣らし保育期間中に、子どもの送迎の時間にどれくらいかかるのか知っておくことで、職場復帰がスムーズにできます。仕事と育児の両立が始まることへの不安を、少しでも取り除くことができるでしょう。慣らし保育を育休中に行うことで、実際に職場復帰したときの想像がしやすいです。

 

急な体調不良に対応しやすい

子どもにとっては、初めての環境や初めての集団生活でストレスも多く、体調を崩すこともあります。急な発熱で園からのお迎え要請にも、育休中なら迅速に対応することが可能です。体調が万全になるまで家庭保育ができることや、復職前なので仕事の段取りを付けなくてもすむのは、育休中に慣らし保育をすることの最大のメリットといえるでしょう。

 

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