トイトレはスムーズにいく方が珍しいかもしれません。
多くのママ・パパは「うまくいかない…」と悩みを抱えています。
同時期にトイトレを始めた子どもが身近にいると、焦ってしまうこともあるでしょう。
今回は、トイトレがうまくいかないときに思い出したい大事な考えと試してみたいコツについてご紹介します。
「トイトレがうまくいかない」と悩んでいるママ・パパは参考にしてみてくださいね。
トイトレがうまくいかないときに思い出したい大事な考えとは
トイトレがうまくいかないことでママ・パパが焦ると、子どもにも焦りが伝わってしまいます。
トレーニングパンツで過ごすこと、トイレに行くこと自体を嫌がってしまう原因にもなるのです。
トイトレがうまくいかないときには、3つの考えを思い出してみましょう。
トイトレがうまくいかないときに思い出したい、3つの大事なことをご紹介します。
トイトレ完了を決めない
トイトレが完了するまでの期間は個人差が大きいもの。
そのときの興味や意欲によっても、進んだり止まったりすることがあるでしょう。
「〇月までにトイトレを完了する」「〇歳までにオムツを卒業する」と決めてしまうと、
うまくいかないときに焦りにつながってしまいます。長く続く焦りはイライラも引き起こしてしまうでしょう。
「オムツはいつか外れるもの、トイトレはずっと続くわけではない」と考えることが大切です。
ママ・パパが穏やかな気持ちでトイトレに取り組むことで、子どもも自分のペースでトイトレを進めることができます。
一生オムツではない
周りに大人になってもオムツで過ごしている人はいますか?
病気などの特別な事情を除いて、みんなパンツで生活しているはずです。
パンツで過ごし、トイレで排泄するという流れが当たり前になっているでしょう。
つまり、いま子どものトイトレがうまくいかなくても、一生続くわけではないのです。
「いまはまだトイトレ中だけど、いつかは絶対に終わる」と心に余裕を持ちましょう。
子どものペースに合わせる
トイトレを始める年齢や発達には目安がありますが、子どものペースは一人ひとり違います。
もしかしたら、子どものペースとトイトレのタイミングが合っていないのかもしれません。
「排尿間隔が定まっていないのにトイレに誘ってしまっている」なんてことも。
ほかにも、トレーニングパンツの履き心地が合わない、
こどものなかでトイレに行きたいタイミングがあるなども考えられます。
周りの友だちがトイトレに成功しているほど、ママ・パパは焦ってしまいがち。
子どものペースに合わせることを意識しましょう。
うまくいかないとき試してみたいコツ
人間は、脳の回路が発達することにより物事ができるようになります。
脳の回路を発達させるためには、繰り返し行動することが大切です。
何度もその行動をすることで少しずつ身につき、やがて当たり前のこととして定着します。
トイトレがうまくいかないときに試してみたいコツをチェックしてみましょう。
トイレの時間を習慣にする
排尿間隔に合わせて、毎日同じタイミングでトイレに誘いましょう。
まだ遊んでいたいなどとトイレを拒否するときには、絵本やお気に入りのおもちゃをトイレのお供にしてもOK。
トイレに行って便座に座ることが定着することで、排尿の成功へとつながります。
トイレの空間を変える
なんらかの理由によって、トイレそのものを嫌がっているかもしれません。
トイレの空間を子どもの好みに合わせて変えましょう。
好きなキャラクターのぬいぐるみを置いたりポスターを貼ったり、トイレットペーパーの色柄を変えたり…。
「楽しい」と子どもが感じることで、トイレへ行くことに意欲的になるはずです。
リビングからトイレまで、道のりを飾り付けすることもおすすめです。
思い切り褒める
トイトレについてなにか1つでも成功したときには、思い切り褒めましょう。
このとき、トイレまで行った、便座に座ったなど小さい成功も褒めることがポイントです。
さらに、家族全員で褒めるとより効果的。
トイトレについて嬉しい気持ちを重ねることで、トイトレへの意欲を高めることができます。
失敗は叱らない
トイトレに失敗はつきもの。
失敗したときにママ・パパが叱ってしまうと、子どもは傷ついたり悲しんだりしてしまいます。
ネガティブな気持ちはトイトレへの拒否感を生み出してしまうのです。
片付けや洗濯をするママ・パパは大変ですが、なるべく明るく接しましょう。
できたを増やす
一度成功すると、子どもは自分からトイレに行くようになることも。
シールなどを使って成功を見える化しましょう。
成功体験を積み重ねることで、「自分にもできる」という気持ちが高まります。
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