ネントレについて調べると、『ジーナ式』という言葉を目にする機会があるでしょう。
ジーナ式は、ネントレのなかでも有名な方法の一つです。ネントレに取り組む多くのママ・パパに選ばれています。
今回は、ジーナ式のネントレについて特長やメリット・デメリットを詳しくご紹介します。

 

ジーナ式のネントレとは

ジーナ式のネントレとは、イギリスのナニー（乳母）であるジーナ・フォードさんが提唱するネントレ方法です。
ジーナ・フォードさんはイギリス王室や上流階級・著名人のナニーとして働き、
300人以上の赤ちゃんをお世話したことから、カリスマ・ナニーとして知られています。
ジーナ式のネントレの特長は、大人が睡眠や授乳などのスケジュールを管理するということ。
これにより、赤ちゃんが自分の生活リズムを見つけるサポートになるのです。
ジーナ式のネントレの特長をより詳しくご紹介します。

 

寝かしつけの特長

ジーナ式のネントレでは、4つのステップで寝かしつけを行います。

・寝かしつけの30分前に授乳を終えておく

・赤ちゃんをベビーベッドに寝かせ、ママ・パパは別室に行く

・真っ暗な部屋で赤ちゃんを寝かせる

・赤ちゃんを抱っこで寝かしつけない

 

昼寝の特長

ジーナ式のネントレでは、昼寝の合計時間と回数が決まっています。
時間と回数を守ることで、夜しっかり眠れると考えられているのです。
また、朝は7時までに起こし、夜は19時には寝かせます。
昼寝は1日に2〜3回まで、合計時間は以下のとおりです。

・新生児〜1ヶ月：5時間

・1〜2ヶ月：4〜4.5時間

・2〜3ヶ月：3.5時間

・3〜6ヶ月：3時間

・6〜12ヶ月：2.5〜3時間

 

授乳の特長

ジーナ式のネントレでは、授乳にもポイントがあると考えられています。
授乳と睡眠は切り離すことが大切。授乳のポイントは以下のとおりです。

・授乳時間と間隔を守る

・寝かしつけの30分前までに授乳を終わらせる

・授乳後は遊びの時間を設け、すぐに寝かせない

 

ジーナ式ネントレのメリットとは

ジーナ式のネントレを取り入れるメリットをチェックしてみましょう。

 

ママ・パパの自由な時間が増える

ジーナ式によってネントレが身につくと、ママ・パパの自由な時間が生まれます。
とくに夜の自由時間は魅力的といえるでしょう。赤ちゃんは19時には入眠。
赤ちゃんの入眠後からママ・パパの入眠まで、ゆっくりと過ごすことができます。
子育てから離れる時間が欲しい、趣味の時間を確保したい、というママ・パパの願いを叶えてくれるでしょう。

 

予定が立てやすい

赤ちゃんの睡眠リズムが定まることで、生活リズムそのものの予定も立てやすくなります。
機嫌よく過ごせる時間が増えることで、外出もしやすくなるでしょう。

 

赤ちゃんが一人で眠れるようになる

ジーナ式のネントレでは、添い乳や抱っこによる寝かしつけを行いません。
寝る時間と授乳の時間を切り離すことで、おっぱいがないと寝られない、という状況を作り出さないのです。
そのため、授乳による睡眠不足や体への負担を軽減することができます。
母乳育児を行うママによって一番のメリットといえるでしょう。
ただし、空腹でぐずったときには月齢によって適宜授乳が求められます。

 

ジーナ式ネントレのデメリットとは

ジーナ式のネントレを取り入れるデメリットをチェックしてみましょう。

 

外出が億劫になる

ジーナ式のネントレを行うと、スケジュールが整う反面、崩されたくないと感じることも。
外出によってスケジュールが崩れることを考えると、億劫になるママ・パパが多いようです。
ですが、外出の内容によっては赤ちゃんの情緒を養う魅力もあります。
家のなかに籠もりきりにならないよう、スケジュールに合わせて外出したり
その日は気持ちを割り切ったりすることをおすすめします。

 

いざというときの寝かしつけがわからない

スケジュール通りに過ごすと、赤ちゃんは自分で寝てくれるでしょう。
ですが、スケジュールが崩れてしまうと、赤ちゃんは一人で眠れなくなってしまうことがあるのです。
そうすると、どのように寝かしつけをするべきなのか困ってしまうことがあります。

 

外出先で寝てくれない

普段から抱っこで寝ている赤ちゃんは、抱っこ＝寝かしつけと法則ができているでしょう。
そのため、外出先であっても抱っこひものなかにいたり抱っこで揺らしたりすることで眠りやすくなります。
ジーナ式のネントレの場合、抱っこで寝かしつけはしません。
寝てほしい時間になっても、自分で眠れない可能性が高いです。
そのまま起き続けることで疲れ、泣いてぐずってしまうことも考えられます。
スケジュールが崩れたときにどのように立て直すのか、方法を考えておくと良いでしょう。

 

札幌市内の保育園探しは中和興産株式会社へ

ジーナ式のネントレについてご紹介しました。
札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園にて園児を募集しています。
見学・入園、一時保育についてお気軽にお問い合わせください。

↓中和興産株式会社の運営保育園はこちら↓
中和興産株式会社　運営保育園一覧

↓お問い合わせはこちら↓
お問い合わせ