一時保育・一時預かりとは？利用を考えたときに知っておきたい基本のこと

ホーム
企業からのお知らせ
一時保育・一時預かりとは？利用を考えたときに知っておきたい基本のこと

2022.03.27

一時保育・一時預かりとは？利用を考えたときに知っておきたい基本のこと

子育ては、赤ちゃんが生まれた瞬間から始まります。
毎日子どもと過ごすなかで、「数時間でも自分の時間を過ごしたい」と思うことがあるでしょう。
冠婚葬祭など、子どもを預けなければいけない用事があることも。
単発で子どもを預けたいときには、一時保育・一時預かりが役立ちます。
今回は、一時保育・一時預かりについて、知っておきたい基本のことを詳しくご紹介します。
子どもを単発で預けたいと考えているママ・パパは参考にしてみてくださいね。

一時保育・一時預かりとは

一時保育・一時預かりとは、単発で子どもを預かってもらうことです。
保育園や幼稚園を利用していない家庭が対象となり、時間単位で預かってもらえます。
保育園での単発利用を一時保育、幼稚園での単発利用を一時預かりと呼ぶことが一般的です。
預けられる年齢は施設によって異なります。

一時保育・一時預かりを行う施設

一時保育・一時預かりは、どこでも受け入れているわけではありません。
認可保育園や認定こども園の場合、一時保育用の枠を設けています。
すべての保育園で実施しているわけではないので、自治体のホームページなどで確認しましょう。
それ以外の施設（認可外保育園や子育て支援センター、ファミリーサポートセンターなど）でも
一時保育・一時預かりを受け入れていることも。
商業施設などにある民間の託児所やベビーシッターなどを活用することも方法の一つです。
施設や子どもの年齢によって料金や預かり時間が異なるため、利用前に問い合わせることが大切です。

一時保育・一時預かりはどんなときに利用できる？

一時保育・一時預かりは基本的に理由を問わずに利用することができます。
ただし、認可保育園を利用する場合には、申請時に理由を伝えなければいけません。
利用の理由は以下の3つに分けられます。

・非定型保育：就労・労働、通学、職業訓練、介護などによって家庭での保育が困難である

・緊急保育：怪我や病気、出産、出張、看護、冠婚葬祭などによって家庭での保育が困難である

・リフレッシュ保育：育児疲れによる心身のリフレッシュなど私的な理由によるもの

一時保育・一時預かりを考えたときに知っておきたい基本のこととは

一時保育・一時預かりの利用のために、知っておきたい基本のことをご紹介します。
一時保育・一時預かりは、「預けたい」と思ったときにすぐに利用できるわけではありません。
基本のことを知っておくことで、いざというときにスムーズに制度を活用できるでしょう。

初めての利用には登録と予約が必要

一時保育・一時預かりを利用するためには登録と予約が必要です。
登録と予約は利用したい施設ごとに行います。登録は、事前に面談が行われることがほとんど。
必要書類を提出することによって登録が完了します。
登録、予約、実際の利用は1日で済ませられるわけではないため、あらかじめ準備しておきましょう。
登録や予約をせずに利用することはできません。

時間や日数には制限がある

一時保育・一時預かりは、あくまで一時的な預かりを目的とします。
そのため、通常の保育園のように毎日利用できるわけではないのです。
週あたりの利用日数が決まっているため、その範囲を超えて預けることはできません。
また、利用はその保育園の開園日のみと限られています。
日曜日や祝日など、保育園が休みの日に預けたいときには民間の託児所などを利用しましょう。

施設によって料金が異なる

一時保育・一時預かりには料金がかかります。
地域や施設によって料金が異なるため、利用前に必ず確認しましょう。
認可保育園や認定こども園の場合には、1時間500円、1日2,000円程度が相場とされています。
認可外保育園やその他の施設の場合、料金は高くなることが多いようです。

持ち物の用意が必要である

利用する施設によって異なりますが、生活に必要なものを用意しなければいけません。
着替えやオムツ、タオルやエプロンなどが一般的でしょう。
利用する施設や時間帯によっては、お弁当の持参が求められることもあります。
登録時や予約時に必ず確認しましょう。

一時保育・一時預かりでの過ごし方とは

一時保育・一時預かりの利用を考えたときに、気になるのが子どもの過ごし方でしょう。
基本的に、通常の保育と変わりません。
施設によっては、一時保育・一時預かり向けにクラスを設けていることもあります。
その場合、一時保育・一時預かり担当の保育士が配置されていることが多いです。
人数によっては在園児と交流を楽しむこともあるでしょう。