保育で必ず取り入れたい!乳児から始める感触遊び6選

さまざまな素材や触り心地に出会える感触遊び。
保育園ならではの活動として、多くの保育士に取り入れられています。
感触遊びは定番の遊びの一つですが、乳児からも楽しめることをご存知ですか?
今回は、乳児から始める感触遊びについて詳しくご紹介します。
乳児クラスの保育士さん、感触遊びを保育に取り入れたい保育士さんは参考にしてみてくださいね。

 

保育で取り入れられる感触遊びとは

感触遊びとは、その名の通りさまざまな感触に触れて楽しむ遊びです。
身の回りにあるものを題材にし、自分の手指で触れて確かめることで指先の感覚を育みます。
「どんな触り心地なんだろう」と想像力や思考力を高めることにもつながるでしょう。
感じたことを言葉で表現できるようになる1歳児や2歳児クラスで人気の遊びですが、
0歳児クラスでも工夫することで取り入れることができます。
感触遊びを保育に取り入れるときには、しっかりとねらいを設定しましょう。
感触遊びで選ばれることの多いねらいは、以下の通りです。

・素材が持つ感触を指先で味わう

・さまざまな感触に出会い楽しむ

・感触の面白さや不思議さを友だちや保育士と共有する

 

感触遊びで保育士が行うべき援助とは

感触遊びは素材を用意し、保育士は楽しむ姿を見守る、だけが援助ではありません。
感触遊びならではの援助の注意点があります。まず、誤飲に注意しましょう。
感触遊びの基本は素手。手に持ったものを口に入れる月齢の子どもと楽しむ場合には、誤飲を防ぐ援助が求められます。
また、普段は口に入れない子も思わず口に入れてしまう、ということも。
必ず保育士がそばにつき、常に様子をチェックしましょう。
ブルーシートを使う、トレーのなかで遊ぶなど、活動後の誤飲を防ぐ・保育室を清潔に保つ工夫も欠かせません。
感触遊びの素材のなかには、小麦粉をはじめとするアレルギー反応を引き起こすものもあります。
感触遊びをする子どもたちにアレルギーがないか、確認してから素材を選ぶことも大切です。
アレルギーのレベルによっては、触るだけで反応を引き起こす恐れもあります。
さらに、子どものなかには感触遊びに苦手意識を抱く子もいるでしょう。
慎重な性格の子どもや、特定の感触を苦手に感じる子どもへの配慮も必要です。
無理強いはせず、子どもの興味や反応を尊重しましょう。
スプーンやカップなどを用意し、直接触れずに楽しめる工夫もおすすめです。

 

保育で取り入れたい!感触遊びアイディア集

感触遊びは身のまわりのものならなんでも題材になります。
なかでも、おすすめのアイディアをご紹介します。

 

小麦粉

感触遊びの定番、小麦粉を取り入れてみましょう。
小麦粉のサラサラした感触を楽しんだあとには、水と塩を加えて粘土にしてもOK。
サラサラからベタベタ、モチモチと3種類の感触の変化を楽しむことができます。
食紅や水性絵の具を使って、色付けした小麦粉粘土を使う保育士も多いです。

 

パン粉

パン粉も感触遊びにぴったりの題材です。パラパラ、ザラザラとした感触を楽しむことができます。
小麦粉と同じように水を混ぜてもOK。水によってふやけたパン粉がモチモチとした感触に変化します。

 

片栗粉

片栗粉を使って感触遊びをしてみましょう。
片栗粉は、サラサラとした触り心地と握ったときのしっとりとした感触が楽しめます。
水を加えると、片栗粉スライムに変化するところも魅力です。
固くなったりどろりと落ちたり、不思議な感触が楽しめるでしょう。
密閉袋に入れると感触が苦手な子どもも抵抗なく遊べます。

 

寒天

時間をかけて準備できるときには、寒天を取り入れても良いでしょう。
粉末寒天を用意し、記載通りの水を加えます。冷蔵庫でしっかりと固めると完成です。
寒天ならではのプルプル、ツルツルとした感触が楽しめます。
握りつぶしたときの感触もほかでは味わえないでしょう。
固めるときに食紅で色を付けると、ゼリーのように透き通った仕上がりになります。綺麗な見た目も魅力です。

 

春雨

変わった感触遊びを取り入れたいときには春雨もおすすめです。
乾燥した状態と水で戻した状態、2種類の春雨を楽しむことができます。
パリパリの春雨を水に入れるとどうなるのか、クイズを出しても面白いでしょう。

 

マカロニ

なじみ深いものを題材にしたいときにはマカロニがおすすめです。
パスタの一つであるマカロニは、給食でもよく使われています。
子どもたちもマカロニの見た目に親しみがあるでしょう。
乾燥した状態のマカロニ、茹でて冷ました状態のマカロニを用意すると2種類の感触が楽しめます。
細長い形で0歳児でも握りやすいところが魅力です。

 

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