保育に取り入れたい！0歳児向けのふれあい遊びをご紹介

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保育に取り入れたい！0歳児向けのふれあい遊びをご紹介

2021.03.27

保育に取り入れたい！0歳児向けのふれあい遊びをご紹介

ふれあい遊びとは、音楽や歌に合わせて子どもとコミュニケーションをとりながら遊ぶことです。手遊びやわらべうたなど、日常のなかで取り入れている保育園も多いでしょう。今回は、0歳児も楽しめるふれあい遊びについてご紹介します。保育園でも定番のわらべうたについてもご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

ふれあい遊びのねらいとは

保育園の生活は、子どもにさまざまな学びをもたらします。ふれあい遊びは0歳児にどのような影響を与えるのかご存知ですか？3つのねらいをご紹介します。ふれあい遊びは、遊びの基本になるといえるでしょう。

身近な大人との愛着関係を形成する

保育士を含む身近な大人たちとふれあうことで、愛着関係を育むことができます。安心感や親しみは、心の安定にもつながるのです。また、保育士や友だちと一緒に遊ぶことで、相手と同じ気持ちをもつことを知ります。そこから喜びを知ることもできるでしょう。

同じことを繰り返す楽しさを知る

子どもたちは、同じことを繰り返して遊びます。それは、0歳児も同じです。同じことの繰り返しのなかで、それぞれが楽しさを見つけているのです。そのなかで学びや発見もあるのかもしれません。集中して何度も同じことを繰り返しているときには、静かに見守りましょう。ふれあい遊びは、その短さも魅力。繰り返しを楽しみたいときにおすすめです。

手指や全身を動かす楽しさを知る

歌や音楽に合わせて手指を動かすことで、身体を動かす楽しさを知ることにつながります。感覚の機能と成長を促したいときにも効果的です。また、同じことを一緒にすることで保育士や友だちに親しみを持つこともできます。0歳児はさまざまなことを吸収する時期です。ふれあい遊びを通して、心身の成長が期待できるでしょう。

0歳児と今すぐ楽しめる！わらべうたでふれあい遊びをしよう

0歳児とのふれあい遊びには、わらべうたがおすすめです。保育園でも定番の5つのわらべうたをご紹介します。わらべうたは、動作と歌が簡単なところが魅力。明日からすぐに取り入れられるでしょう。年代や地域などによって、歌詞に違いがあるかもしれません。自由にアレンジを加えて楽しんでください。

ちょちちょちあわわ

ちょちちょちあわわは、新生児の頃から楽しめるわらべうたです。「ちょちちょち」で子どもの手を取り、「あわわ」で取った手を口にあてます。「かいぐりかいぐり」で両手をグーにしてくるくるまわし、「とっとのめ」で片方の手のひらに人差し指をつけましょう。「おつむてんてん」は手を頭にあて、「ひじぽんぽん」でひじをかるくたたきます。最後にいないいないばあを加えても楽しめるでしょう。

いっぽんばしこちょこちょ

いっぽんばしこちょこちょは、くすぐりが好きな子どもにおすすめのわらべうたです。「いっぽんばーし　こーちょこちょ」で手のひらを人差し指でなぞり、くすぐります。「たたいて　つねって」は軽くたたき、手のひらをつまみましょう。「かいだんのぼって　こちょこちょ」人差し指と中指で子どもの腕を登るようになであげ、最後に思いきりくすぐります。にほんばし、さんぼんばしと使う指をどんどん増やしても楽しめるわらべうたです。

いちりにり

短く、簡単なわらべうたならいちりにりがおすすめです。子どもをあお向けに寝かせ、「いちり」で両足の親指をつまみます。「にり」で両足の足首を軽く掴みましょう。「さんり」で両足のひざを掴み、「しりしりしり」でお尻を優しく撫でたりくすぐったりします。わらべうたのなかでも短く、繰り返し楽しむことができるでしょう。

かたどんひじどん

かたどんひじどんは、肩から指先にかけてふれあうわらべうたです。「かたどん」で子どもの肩を触り、「ひじどん」でひじを触ります。「てくび」、「てのひら」と歌に合わせて手首と手のひらを触りましょう。「ちんちょ」は親指、「ちのすけ」は人差し指、「せいたか」は中指、「いしゃどん」は薬指を触ります。「こぞう　こぞう」で小指を軽くもち、ゆらゆらと揺らしてください。かたどんひじどんは、保育士が自由にアレンジを加えて楽しむこともできます。子どもの表情を見ながら、足の指で取り入れてみることもおすすめです。

ぼうずぼうず

ぼうずぼうずも短めのわらべうたです。「ぼうず　ぼうずかーわいときゃか－わいけどにーくいときゃペション！」という歌に合わせて子どもの頭を撫でたり、軽くたたいたりくすぐったりとさまざまなアレンジが楽しめます。月齢が低い子どもには、抱っこして揺れながらうたうことも効果的です。子守唄の代わりにもなるでしょう。