保育園で食育をしよう！楽しめるアイデアをご紹介

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保育園で食育をしよう！楽しめるアイデアをご紹介

2021.03.27

保育園で食育をしよう！楽しめるアイデアをご紹介

保育園での活動の一つに食育があります。食育とは食に関する知識や興味、関心を高めること。食事は生きていくうえで欠かせません。子どものときから食の大切さを知ることが大切であると考えられています。せっかく保育園で食育を行うのなら、より楽しい活動にしたいでしょう。今回は、保育園で行う食育について楽しいアイディアをご紹介します。食育について悩んでいる保育士は参考にしてみてくださいね。

食育とは

食育とは、食に関する正しい知識や食に関する興味・関心を高めることです。食べるときのマナーやコミュニケーションを高めることも食育に含まれます。食育を行うことで、食材が口に入るまでの過程も学ぶこともできるでしょう。食材への知識を高めることは、好き嫌いの克服や生産者への感謝にも繋がります。また、食を通して日本だけではなく世界の文化に触れるきっかけにもなります。

保育園で食育を行う魅力

保育園によっては食育に重きを置くところもあるでしょう。それだけ食育にはたくさんの魅力があるのです。栄養バランスを考えた健やかな生活の実現や、食文化の継承も食育がなければ難しいと考えられています。保育園で食育を行う魅力をチェックしてみましょう。

食に関する興味・関心が深まる

食材を育て収穫し、調理をするという一連の流れによって食に対して興味を持つきっかけとなります。食事をするという行為だけでは学ぶことができないでしょう。また、友だちと食に関するコミュニケーションを取りながら食事をすることも、社会性を養う方法の一つです。家庭ではゆっくりと食材に触れる機会づくりは難しいでしょう。保育園での食育がきっかけになることで、家庭での食の場も豊かになります。

食事のマナーを知る

食事のマナーは大人になると自然と求められるものです。身についていないと恥ずかしい思いをしてしまうこともあります。食の場によっては特別に丁寧なマナーが必要になることもあるかもしれません。保育園で食育を行うことで、その基本となる部分を身につけることができます。友だちと一緒に学ぶことで、より楽しい気持ちで取り組めるでしょう。

食べる楽しさを感じる

離乳食を始めたばかりの子どもは、食事を楽しいと思えることが重要視されます。同じように年齢を重ねても食べる楽しさを感じることは大切なことです。食事に関するコミュニケーションも学ぶことができるため、社会性や協調性を身につけることもできます。食事は死ぬまで続く習慣です。保育園で食育を行うことで、これから先の食事も豊かになるでしょう。

保育園でできる食育アイデアをご紹介

せっかく食育を行うのなら、楽しい時間にしたいと考えるでしょう。楽しみながら食の大切さを感じられる、おすすめの食育アイディアをご紹介します。

プランター菜園

保育園の敷地内に畑を作る余裕がないこともあるでしょう。そのような場合は簡単にできるプランター菜園がおすすめです。プランターで作ることで年間を通して作ることもできます。代表的なものはきゅうりやトマト。ほかにもにんじんや枝豆、ナスも選ばれることが多いです。子どもにとっても身近な野菜を作ることで、活動への興味を引き出せます。

クッキング体験

子どもの発達の過程の一つに、身近な大人の模倣があります。クッキング体験は「大人の真似をしたい」「やってみたい」という気持ちを満たす最適な活動です。保育園の食育では、カレーが定番。野菜をたくさん入れることもでき、栄養バランスも考えやすいです。自分たちで栽培した食材を使っても楽しいでしょう。ほかにもピザトーストやサンドイッチ、ジャム作りなどを行う保育園もあります。たくさんの子どもたちが同時に調理をするため、安全面や衛生面には気をつけましょう。

食具の持ち方クイズ

食具の持ち方を学ぶことも食育に含まれます。クイズ形式で学ぶことで、楽しく正しいマナーを身に付けられるでしょう。簡単なクイズならままごと遊びのなかでも取り入れることができます。クイズのあとには一人ひとり実際に食具を持ち、保育士が確認するとより効果的です。食事の前に確認代わりにクイズを行っても楽しいかもしれません。

農家の見学体験

実際に農家に見学に行くこともおすすめです。広い畑や生産者の姿を自分の目で見ることで、感謝の気持ちや食べ物を大切にする気持ちが育まれます。園外の人と触れ合うきっかけにもなるでしょう。農家によっては収穫体験をさせてくれることもあります。保育園の近くに農家がないか、探してみても良いでしょう。ただし、生産者にとって畑は大切な仕事の場です。見学に関するルールをしっかりと設け、十分な保育士の配置を行いましょう。