保育園のお迎え時間に間に合わない…困ったときの対処法をご紹介

急な残業になってしまった、道路が混んでいる、電車が遅れているなどさまざまな理由で、
お迎え時間が気になることもあるでしょう。
保育園には利用できる時間があり、そのなかで登降園をしなければいけません。
「もしお迎え時間に間に合わないときはどうするの?」と気になるママ・パパ向けに、困ったときの対処法をご紹介します。
いつ、なにが起きるかはわからないもの。いつもはお迎え時間に余裕があるママ・パパも参考にしてみてくださいね。

 

保育園を利用できる時間とは

保育園は家庭に代わって保育を行う福祉施設です。そのため、家庭ごとに保育園を利用できる時間が決まっています。
保育園を利用できる時間は認定によって分けられた2種類。
保育標準時間認定の場合と保育短時間認定の場合、それぞれの利用できる時間をご紹介します。

 

保育標準時間認定の場合

保育標準時間認定とは、フルタイムで働いていることを想定して定められた保育時間です。
1日あたりの預かり時間は原則8時間。
やむを得ない事情がある場合には、最長で11時間保育園を利用することが可能です。
保育標準時間認定を受けるためには、1ヶ月あたり120時間以上の就労が必要になります。

 

保育短時間認定の場合

保育短時間認定とは、パートタイムで働いていることを想定して定められた保育時間です。
1日あたりの預かり時間は最長で8時間。保育標準時間認定よりも利用できる時間が短くなっています。
1ヶ月あたり48時間以上68時間以下の就労である場合、保育標準時間認定になります。

 

保育園のお迎え時間に間に合わないときは?

保育園のお迎え時間は家庭によってさまざまです。
一般的に、16時から16時半ごろにお迎えのピークがやってきます。
これは、保育短時間認定の家庭のお迎え時間にあたるから。
育休中の家庭やパートタイムで働いている家庭は、この時間帯にお迎えに来ることが多いです。
つぎに、17時半から18時前にもお迎えのピークがやってきます。
これは、保育標準時間認定の家庭のお迎え時間にあたるから。
18時から延長保育に切り替わる保育園が一般的であり、その前に降園できるよう調整している家庭が多いです。
延長保育の利用には追加の保育料が必要になります。
延長保育にならないよう、駆け込みのママ・パパで保育園が混み合う時間といえるでしょう。
もし定められた時間内にお迎えが間に合わないとき、どのようにするべきか対処法をご紹介します。

 

保育園に連絡する

お迎え時間に間に合わないとわかった段階で、できるだけ早く保育園に連絡しましょう。
このとき、以下の3点を忘れずに伝えてくださいね。

・お迎え時間に間に合わない理由(残業や交通機関の遅延など)

・お迎えに行く人(ママ・パパ以外の場合には名前と性別、続柄)

・お迎えに行く時間(延長保育の利用の有無)

 

祖父母に頼む

祖父母が近くに住んでいる場合には、祖父母にお迎えを頼むことも方法の一つです。
祖父母なら子どもも慣れていて、ママ・パパも頼みやすいでしょう。
ただし、普段のお迎えとは異なるため、身分証の提示が求められることがあります。
事前に保育園に伝えていないと引き渡せないこともあるため、お迎えが変わるときにはすぐに保育園に伝えましょう。
兄弟や親戚などにお迎えを頼むこともできますが、防犯面の観点から未成年へは引き渡すことができません。

 

外部のサービスを利用する

子育て家庭を対象とした外部サービスを利用しても良いでしょう。
なかでも、ファミリーサポートの利用が一般的です。
ファミリーサポートとは、自治体が運営する登録制の子育て支援事業のこと。
子どもを預かってほしい人、子どもを預かることができる人が事前に登録を行います。
さらに、双方の面接を実施。必要なときにサポーターと呼ばれる人に子どもを預かってもらうことができるのです。
保育園のお迎えを頼む場合、サポーターの自宅で過ごすことになります。
ほかに、ベビーシッターを利用する家庭もあります。ベビーシッターは民間の子育て支援事業。
保育園のお迎えのあとはそのまま自宅で過ごせるため、子どもも安心してママ・パパの帰りを待つことができます。

 

残業の免除を申請する

お迎え時間がギリギリになることが多い、延長保育の利用が続いている、
というときには残業の免除を申請することもおすすめです。
育児介護休業法第16条によって、残業の免除が記載されています。
残業の免除ができるのは子どもが3歳以下の場合。それまでの期間は残業の免除を申請することが可能です。
ただし、業務に支障がでる場合には残業を命じることができます。会社と相談を重ね、慎重に決めましょう。

 

札幌市内の保育園探しは中和興産株式会社へ

保育園のお迎え時間に間に合わないときの対処法についてご紹介しました。
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