保育園の実習日誌は大変!スムーズに振り返りやすく書く方法をご紹介

保育士を目指すと、保育園実習に行くことになります。
保育園実習とは、その名の通り実際の保育園で現場ならではの勉強をすること。
子どもたちと関わることで、これまでの座学とは違ったことを学ぶことができます。
保育士のリアルな姿を見ることもでき、就職後の自分の姿を想像することもできるでしょう。
学生にとって実の多い保育園実習ですが、実習日誌という難関も待っています。
今回は、保育園の実習日誌についてスムーズに完成させるコツをご紹介します。

 

保育園の実習日誌に記載することとは

保育園の実習日誌には、基本的に以下の項目が用意されています。

・基本事項

・ねらいや目標

・1日の流れ

・環境構成

・子どものスア型

・保育者の動き

・実習生の動きや気付き

・感想や反省

それぞれどのような内容を書くべきなのかご紹介します。

 

基本事項

基本事項には、保育を行ううえで必要な基本的な情報を書きます。
日付や天気、実習するクラス名、子どもの人数などを項目に合わせて書きましょう。
先にわかる項目は家で埋めておくと日誌に割く時間を短縮することができます。

 

ねらいや目標

ねらいや目標には、その日の保育を通してどのような成長・発達を望むのかを書きます。
実習担当となる保育士に確認し、週案や日案に沿ったねらい・目標を教えてもらいましょう。
また、この項目には実習生の目標も書きます。
その日行われる活動でどのようなことを学びたいのか、やってみたいことや心がけたいことを書いても良いでしょう。

 

1日の流れ

1日の流れには、その日の保育を時系列で書きます。
9:00朝の会、10:00クラス活動(季節の製作)など、活動を始めた時間を箇条書きで書きましょう。
活動が切り替わるごとにメモを取っておくと、後からまとめて書くときにも便利です。

 

環境構成

環境構成には、活動時の保育室内の配置を書きます。
机や椅子、保育士の位置などを簡単な図や絵で書きましょう。
保育士は、活動に合わせて保育室内を適切な環境に整えます。
しっかりとメモを取り、実習日誌にも丁寧に書くことで、これから先保育士として現場に立ったときに参考になるはずです。

 

子どもの姿

子どもの姿には、活動時の子どもの様子を書きます。
クラス全体はもちろんのこと、子ども個人で印象的なできごとを書いても良いでしょう。
子どもの名前や保育園での姿は個人情報にあたることから、実名での記録はNGとされています。
Aくん、Bちゃんなど個人を特定できないよう配慮が必要です。

 

保育者の動き

保育者の動きには、保育時の保育士の行動や声かけを書きます。
例えば静かに話を聞いてほしいとき、保育士はどのような声かけをしているでしょうか。
あるクラスでは「お話するので静かにしてください」と声をかけているかもしれません。
別のあるクラスでは手遊びをして子どもの注目を集めているかもしれません。
保育士の行動や声かけには一つひとつ意味があります。
内容やなぜその方法であったのか記録することで、自分のスキルになるでしょう。

 

実習生の動きや気付き

実習生の動きや気付きには、保育中の自分の姿を書きます。
どのように関わることができたのか、どのようなことに気づいたのか、そのときの声かけなど詳しく書きましょう。
実習担当となる保育士は、通常の保育と同時進行で実習生に指導をしています。
保育が最優先となるため、実習生の姿をすべて把握することは難しいのです。
自らの姿を詳しく文字にすることで、実習担当の保育士も状況のイメージがスムーズに。
より的確な指導が得られるでしょう。

 

感想や反省

感想や反省には、1日の振り返りを書きます。
その日の実習を通して感じたことや学んだこと、考察などをまとめましょう。
この項目に書いたことは、明日の実習への改善にもつながります。
どうするべきであったのか、昨日と比べてどう成長できたのか書くことで、明日からの実習へのモチベーションにもなるはずです。
また、実習担当の保育士とゆっくり話す機会が難しいときには、質問や疑問を書いても問題ありません。

 

保育園の実習日誌をスムーズに書くコツとは

保育園の実習日誌は書くことが多く、睡眠不足になってしまう実習生も多いです。
実習に集中し、しっかりと学ぶためにも十分な睡眠が必要不可欠。
実習日誌をスムーズに仕上げて、自分がリラックスできる時間を確保しましょう。

 

書く内容を意識しながら実習する

ただ熱心に実習にあたっても、振り返って思い出せなければ意味がありません。
実習が始まる前に、実習日誌になにを書くのか確認しておきましょう。
はじめから実習日誌への意識があることで、実習中にも「これを書こう」「これはメモしておくべき」と気がつくはずです。
ただし、実習日誌を完成させることがゴールではありません。
実習日誌の完成が目的とならないよう、実習そのものに集中しましょう。

 

細かくメモに残す

保育園は毎日決まった流れで生活していますが、思いがけないさまざまなことが起こります。
時間と活動に追われることも多く、振り返ったときに記憶がないということも。
保育の合間を見つけて、細かくメモに残すことをおすすめします。
メモを振り返るとその日が思い出せるようになり、実習日誌もスムーズに書けるはずです。

 

休憩時間を使う

休憩中に午前中の内容を書くこともおすすめです。
ある程度実習日誌に手を付けておくことで、帰宅後の負担を減らすことができます。
ただし、実習担当となる保育士や保育園の方針によっては、園内で実習日誌を書かないと決めているところも。
その場合にはしっかりと休憩し、午後からの保育に向けて回復しておくことも大切です。
初日に実習担当の保育士に確認しておくと安心でしょう。

 

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