保育園の費用はいくらかかる?札幌市の場合をご紹介

保育園の利用を考えたとき、気になるのが費用についてでしょう。
「パートをしても保育料で消えてしまう」「保育料が高くて大変」
といった話を耳にしたことがあるママ・パパもいるかもしれません。
今回は、札幌市の保育園の費用についてご紹介します。保育園の利用を検討するときの参考にしてみてくださいね。

 

保育園の費用が決まる要素とは

保育園の費用(保育料)は、4つの要素によって決まります。

・住んでいる自治体

・世帯の所得

・子どもの人数

・保育時間

札幌市の場合、保育園の費用の平均は39,600円です。
共働き世帯では、世帯年収の目安は約650万円になります。

 

住んでいる自治体

保育園の費用は、住んでいる自治体によって異なります。
国が定める上限額は、満3歳未満の標準時間の預かりで104,000円。
札幌市の場合、同条件で上限額は75,900円(D9階層)です。
自治体によって保育園の費用が異なる理由は、自治体が補助金を出しているから。
補助金によって保護者の費用負担額を減らしているのです。
子育て支援に力を入れている自治体、財政状況が潤沢な自治体は、比較的保育園の費用が抑えられるといわれています。

 

世帯の所得

世帯の所得によっても保育園の費用が変わります。保育園の費用の計算には世帯所得を使用。
世帯所得とは、同一世帯全員の所得を合計した金額です。
この世帯所得を元に計算された住民税の所得割課税額を、各自治体の保育園の費用(保育料)の階層区分に当てはめます。
4〜8月分は前年度、9〜3月分は当年度分の所得割課税額が用いられます。

 

子どもの人数

子どもの人数も保育園の費用に関係しています。
同一世帯から2人以上の子どもが保育園を利用する場合、保育料負担軽減措置の活用が可能です。
札幌市では、第2子の保育園の費用が無料化になります。多子軽減についても、国よりも範囲が拡大されています。

 

保育時間

保育園に預けられる時間は、家庭ごとに決まっています。
「保育短時間」「保育標準時間」の2種類に分けられているのです。
この、利用時間によっても費用が異なります。それぞれの条件は以下の通りです。

・保育短時間:パートタイム就労を想定し、1ヶ月120時間未満、1日最大8時間利用が可能

・保育標準時間:フルタイム就労を想定し、1ヶ月120時間以上、1日最大11時間利用が可能

定められた時間以上保育園に預けたい場合、その都度延長保育料が加算されます。

 

札幌市の保育園の費用とは

札幌市では、保育園の費用の負担を軽減するために2種類の制度が設けられています。
もちろん、3歳から5歳児クラスでは費用が無料です(幼児教育・保育の無償化)。
2種類の制度は、認可保育園、認定こども園(保育所部分)、地域型保育事業所で活用することができます。
企業主導型保育施設や認可外保育施設は対象外となるため、注意しましょう。

・第2子の保育料無料化

・多子軽減

2種類の制度を詳しくご紹介します。
家庭がどんな制度を活用できるのか知りたい場合には、
自治体の保健センター(健康・子ども課、子ども家庭福祉係)に問い合わせてくださいね。
保健センターでは保育園への入園相談や申し込みも行っています。

 

第2子の保育料無料化

第2子の保育料無料化は、就学前かつ保育所などを利用している子どものなかで、
年齢順に第1子、第2子…と数える制度です。札幌市の場合、第2子の保育料が無料になります。
「保育所など」には以下の施設が当てはまります。

・幼稚園

・保育所

・認定こども園

・企業主導型保育施設

・特別支援学校幼稚部

・児童心理治療施設

また、以下の施設の利用も対象です。

・児童発達支援

・医療型児童発達支援

・居宅訪問型児童発達支援

・地域型保育給付の対象事業

例えば、A(小学生)、B(幼稚園在園中)、C(保育園の入園検討中)の子どもがいるとします。
本来であれば、Aが第1子です。第2子の保育料無料化の考え方では、
就学前かつ保育所などを利用しているBを第1子と数えます。Cの保育料が無料化となるのです。

 

多子軽減

多子軽減は、世帯年収が基準を下回る場合に世帯の最年長の子どもから第1子、第2子…と数える制度です。
多子軽減では、数える子どもの年齢や施設利用の有無、種類が問われません。
国が行う制度ですが、札幌市はその範囲を拡大しています。
国の場合、世帯年収の基準を約360万円未満と定めています。
札幌市は世帯年収の範囲を拡大。世帯年収の基準を約640万円としているのです。
条件に当てはまると、小学生以上であっても第1子と数えることができます。

 

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