保育園の預かり時間とは?札幌市の保育園がわかりやすく解説

保育園の利用を検討するうえで、ママ・パパが気になるのが預かり時間でしょう。
ママ・パパが働く時間と預かり時間が合わなければ、仕事と子育てを両立することができません。
今回は、気になる保育園の預かり時間について、札幌市の保育園運営会社がわかりやすくご紹介します。
保育園の預かり時間について知りたいママ・パパは参考にしてみてくださいね。

 

保育園の預かり時間とは

保育園には、子どもを預けることができる時間があります。
認可保育園の場合、朝7時〜夕方18時までの開所が一般的です。
この開所時間のなかで、各家庭ごとに利用できる時間が決められています。
保育標準時間と保育短時間について、預かり時間の違いをチェックしてみましょう。
ちなみに、認可外保育園では、認可保育園のような預かり時間は明確に決められていません。
認可保育園と同程度の時間を預かり時間と定めたり、
各家庭と保育園で相談したりしたうえで預かり時間を決めているようです。

 

保育標準時間

保育標準時間とは、主にフルタイムでの就労を想定した預かり時間です。
月120時間以上就労している場合、保育園は原則8時間利用することができます。
最長の預かり時間は11時間です。

 

保育短時間

保育短時間とは、主にパートタイムでの就労を想定した預かり時間です。
月64時間以上、120時間未満の就労の場合、保育園は最長8時間利用することができます。
また、保育園の利用には夫婦共働きが一般的。
夫婦どちらかが保育短時間にあたる事由の場合、
もう一方が保育標準時間の事由であっても保育短時間と定められます。
また、就労を理由にした保育園利用では、勤務時間が短いと認められないことも。
保育園の利用を検討したときには、利用の対象となるか必ず自治体に確認しましょう。

 

特例措置

札幌市では、柔軟な保育園利用を目的とした特例措置が設けられています。
まず、保育標準時間に該当する家庭であっても、ママ・パパの希望によって保育短時間を選択することが可能です。
さらに、保育短時間に該当する家庭であっても、
保育標準時間の特例適用申出書を提出することで保育標準時間を選択できるようになります。
特例措置によって保育標準時間が利用できる条件は以下の通りです。

・1日7時間以上就労する日が週に3日以上または月に12日以上である

・週に3日以上または月に12日以上、就労の開始・終了時刻のどちらかまたは両方が以下に該当している

①保育短時間の時間帯が8時〜16時の場合、8時半以前に就労開始、15時半以降に終了する

②保育短時間の時間帯が8時半〜16時半の場合、9時以前に就労開始、16時以降に終了する

③保育短時間の時間帯が9時〜17時の場合、9時半以前に就労開始、16時半以降に終了する

 

保育園の時間外保育(延長保育)とは

家庭ごとに保育園の預かり時間は定められていますが、
事情によって時間を超えて保育園を利用したいこともあるでしょう。
保育園の預かり時間を延長したいときには、時間外保育の利用が可能です。
時間外保育とは、その名の通り定められた預かり時間を超えて保育園を利用すること。
延長保育と呼ばれることもあります。認可保育園の多くは、18時〜19時または18時から20時までの時間外保育を実施。
この時間内であれば、預かりを延長することができます。
保育標準時間の場合、開所時間以外の時間が時間外保育です。
保育短時間認定の場合には、定められた預かり時間以外の利用が時間外保育となります。
時間通りのお迎えが難しいとわかったときには、速やかに保育園に時間外保育の利用を伝えましょう。

 

預かり時間内ならいつ預けても良い?

家庭ごとに定められた預かり時間のなかなら、いつ登園・降園しても良いと考えるママ・パパもいるかもしれません。
降園は、事前に連絡があればいつでも良いとしている保育園がほとんどですが、
登園には時間を定めているところが一般的です。
これは、保育園は家庭に代わって保育を行う福祉施設であるから。
子どもたちの心身の健康のために、毎日決まったスケジュールで保育が行われているのです。
保育園が定めた登園時間内に登園することを心がけましょう。

 

誰でも保育園にお迎えに行ける?

預かり時間内のお迎えが難しい場合、
選択肢として時間外保育の利用とそのほかの保護者にお迎えを頼む方法が挙げられます。
近くに祖父母が住んでいるというときには、祖父母にお迎えを頼みたいときもあるでしょう。
認可・認可外問わず、保育園では子どもの安全を第一としています。防犯上の観点から、
厳しい規定を設けている保育園がほとんど。
ママ・パパ以外がお迎えに行くときには、必ず事前に保育園に連絡しましょう。
保育園によっては、身分証の提示を求めたりお迎え時にもう一度保護者に確認の電話を入れたりすることもあります。

 

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保育園の預かり時間についてご紹介しました。
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