保育園前に朝ごはんを食べない！理由と対処法を詳しく解説

保育園の登園前は時間に追われている、というママ・パパも多いでしょう。急いでいるなか子どもが朝ごはんを食べないと、焦りや不安を生んでしまいまいます。今回は、なぜ子どもが朝ごはんを食べないのか理由と対処法についてご紹介します。

 

朝ごはんが大切とされる理由

朝ごはんは大切、という言葉を耳にする機会が多いでしょう。ですが、なぜ大切であるのか語られないことも。朝ごはんは、脳のエネルギーを補給するために大切なのです。脳のエネルギー源となるのはブドウ糖。ブドウ糖を脳に送り込むことで頭が目覚めます。ほかにも、以下の3つの理由から朝ごはんが大切です。

・集中力を高める

・気持ちを落ち着かせる

・免疫を高める

それぞれを詳しくチェックしてみましょう。

 

集中力を高める

朝ごはんを食べないと、脳はエネルギー不足の状態になります。集中力が落ちてしまうのです。その状態で保育園に行くと、怪我の可能性を高めてしまいます。とくに運動遊びや戸外活動は怪我のリスクが高くなるでしょう。朝ごはんをしっかりと食べることで、集中力を高く過ごすことができます。

 

気持ちを落ち着かせる

朝ごはんを食べないことで脳のエネルギーが不足しているとき、ブドウ糖の代わりに脂肪を使います。脂肪でエネルギー源を代用することで、遊離脂肪酸が発生。この物質には、イライラさせる効果があります。イライラした状態で保育園で過ごすと、友だちと喧嘩をしてしまうことも。朝ごはんでブドウ糖をしっかりと補給することにより、落ち着いた気持ちで園生活を送れます。

 

免疫を高める

子どもに限らず、寝ているときには体温が低くなっています。朝ごはんを食べることで身体の目覚めのスイッチがオンになるのです。これにより、代謝と体温が上がります。体温の上昇は免疫力を向上させます。免疫力は、体温が1℃下がるだけで30％低下するという説も。朝ごはんを食べることは、免疫の向上にも効果的です。保育園では、感染症が流行することもあるでしょう。ウイルスに強い身体を叶えることができます。

 

子どもが朝ごはんを食べない理由とは

朝ごはんは大切、と思っていても子どもが食べてくれない日もあるでしょう。時間への焦りと子どもへの心配から、強く言ってしまうこともあるかもしれません。子どもが朝ごはんを食べない代表的な3つの理由をご紹介します。

 

少食で進まない

子どもの体質が少食である場合、思うように朝ごはんを食べられないことがあります。無理に食べると腹痛や吐き気を引き起こしてしまうことも。この場合、少ないエネルギー源で脳を動かすことができるでしょう。なにか一口食べるだけで朝は十分なのかもしれません。

 

保育園に不安を感じている

友だちや保育士の休み、行事の日などに朝ごはんを食べないときには不安な気持ちを抱えているのかもしれません。大人でも過度な緊張状態では食が進まない人も多いでしょう。普段は朝ごはんを食べているのに突然食べなくなったときには、子どもの気持ちを探りましょう。寄り添い共感することで、少しずつ食べられるかもしれません。

 

メニューが好みではない

単純に、朝ごはんのメニューが子どもの好みではないことも。大人が思う食べやすいものと子どもの思う食べやすいものでは、違いがあるのかもしれません。子どもの好みのものがすぐに出せる状況であれば、メニューを変えることも一つの方法です。

 

朝ごはんを食べないときの対処法とは

朝ごはんを食べない日が続いてしまうと、心配に思う気持ちも強くなっていくでしょう。朝ごはんを食べないときに試してみたい対処法をご紹介します。

 

起床から朝ごはんまでの時間を見直す

起床後すぐに朝ごはんの時間になってはいませんか？眠い気持ちが強く、食事の気分に切り替えられていないのかもしれません。今までよりも15分早く起きるだけで、少しゆっくりしてから朝ごはんの時間にすることができます。子どもも朝ごはんに集中できるでしょう。

 

子どもの好みに合わせる

好みのメニューの日、子どもの食の進みも良いでしょう。とはいえ、毎日好みに合わせて用意をすると栄養バランスが気になるかもしれません。朝ごはんのメニューの一品に、子どもの好みを加えてみませんか？半分のウインナーや小さめのハンバーグなど、好きなものを一口食べるだけで食の進みが良くなるかもしれません。

 

まとめ

子どもが朝ごはんを食べない理由と対処法についてご紹介しました。保育園の登園前はどの家庭もバタバタ。できるだけ食べてほしいと考えるママ・パパがほとんどでしょう。食べない理由と対処法で、解決できることを願っています。中和興産株式会社は、札幌市内で5つの保育園を運営している会社です。現在、各園では園児を募集しています。見学・入園についてお気軽にお問い合わせください。また、一部園では一時保育も対応しています。どうぞご利用ください。

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