保育士にお気に入りの子がいる…保育士として気をつけるべきこととは

人付き合いにおいて相性の良し悪しは誰もが感じるものでしょう。
保育士として働いていると、子どもに対しても相性を感じることがあるかもしれません。
「この子はかわいい、あの子はちょっと苦手…」と思ってしまうことも。
今回は、保育士の立場でお気に入りの子がいる場合に、気をつけたいことをご紹介します。

 

保育士にお気に入りの子がいるのはダメ?

人それぞれ相性があるように、保育士と子どもの間にも当然相性があります。
そのため、保育士にお気に入りの子がいることは自然なことといえるでしょう。
ですが、保育士は子どもたちや保護者から先生と呼ばれる職業。
保育士の日々の姿は自分が思っている以上に見られているのです。
その視線はとてもシビアなものであり、時として誤解を招くこともあります。
お気に入りの子がいる場合には、保育士として周りに気づかれないよう配慮しましょう。
お気に入りの子がいるからといって、罪悪感を抱いたり自分を責めたりする必要は決してありません。

 

保育士の立場でお気に入りの子がいる場合に気をつけるべきこと

保育士として子どもと関わりを持つと、「この子と遊びたい」「この子を寝かしつけたい」などと思うかもしれません。
ですが、保育士だからこその配慮が求められます。
周りの反感を買うだけでなく、お気に入りの子が傷ついたり悲しんだりしてしまうことも。
保育士の立場でお気に入りの子がいる場合に気をつけるべきことをご紹介します。

 

お気に入りの子ばかりと遊ばない

お気に入りの子ばかりと遊ばないように気をつけましょう。
保育士は、ただ子どもと遊んでいるわけではありません。
遊びながら関わるなかで、愛着関係を築いたり発達を確認したりしています。
お気に入りの子ばかりと遊んでしまうと、ほかの子どもたちとの関係にヒビが入ってしまうことも。
月案や週案、日案の作成のためにもクラス全員の姿を把握していなければいけません。
関わりが偏らないようにしましょう。

 

お気に入りの子を特別扱いしない

お気に入りの子を特別扱いしないように気をつけましょう。
かわいいから、器用だから、素直だからなど保育士にとって関わりやすい子どもがお気に入りになる傾向があるようです。
そのため、クラスのお手本になりやすいことも。
毎回お手本として紹介したり発表会などの主役にしたりすると、周りは特別扱いしていると感じてしまいます。
特別扱いとは、ひいきのこと。日々の保育でも特別扱い・ひいきはしてはいけません。

 

苦手な子に冷たくしない

苦手な子との関わり方に気をつけましょう。苦手な子の行動は目についてしまうかもしれません。
何度も注意することで、冷たい態度になってしまうことも考えられます。
ですが、保育士として仕事をする以上、子どもによって関わりを変えることは好ましくありません。
お気に入りの子、苦手な子に関わらず、一人ひとりに合った伝え方・対応が求められます。

 

子どもたち全員に長所と短所があることを知る

子どもたち全員の長所と短所を見つけましょう。
とくに、お気に入りの子は長所ばかりに気がついてしまいます。
反対に、苦手な子は短所ばかり気になってしまうことも。ですが、人にはそれぞれ長所と短所が必ずあります。
「この子は〇〇な子」と決めつけず、一人ひとりの長所と短所を見つけましょう。
子どもたちと前向きに関わることで、子どもに対する見方も変わるはずです。

 

お気に入りの子がいると周りにどう思われる?

保育士にお気に入りの子がいることは悪いことではありません。
ですが、周りにどのように思われるのか知っておくことが大切です。
子どもと保護者、それぞれの視点からご紹介します。

 

子どもの自己肯定感が低くなる

保育士がお気に入りの子ばかりと関わると、ほかの子どもたちは否定的な考えを持ってしまう可能性があります。
「あの子ばかり」「自分なんて」とネガティブな気持ちを抱くことは、自己肯定感の低下につながってしまうのです。
子ども同士の人間関係にも影響を与えてしまうでしょう。
子どもたちにとって、保育園は初めて集団生活を送る場です。
お気に入りの子がいたとしても、それを周りに知られないようにすることが大切といえます。

 

保護者との信頼が崩れる

ちょっとした言葉遣いや表情で、お気に入りかそうでないかはわかります。
保護者は大切な我が子を保育園に預けているため、より強く変化を感じ取ることでしょう。
保護者が保育士に対して否定的な感情を抱くと、信頼関係も崩れてしまいます。
これからの保育にも影響が出るため、お気に入りの子ばかりにならないよう気をつけましょう。

 

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保育士の立場でお気に入りの子がいる場合に気をつけたいことについてご紹介しました。
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