保育士になるには？中卒で保育士を目指す方法を詳しくご紹介

ホーム
企業からのお知らせ
保育士になるには？中卒で保育士を目指す方法を詳しくご紹介

2022.03.27

保育士になるには？中卒で保育士を目指す方法を詳しくご紹介

将来の夢はなかなか決まらないもの。
就職と進学に迷い、中卒を選んだ人もいるでしょう。
社会人として生活していくなかで、新たな夢を見つける人もいるかもしれません。
「中卒でも保育士になれる？どんな方法がある？」と悩んでいませんか？
今回は、中卒で保育士になるにはどのような方法があるのか、詳しくご紹介します。
中卒で保育士を目指したい人は参考にしてみてくださいね。

保育士になるには？中卒でも目指せる？

国家資格である保育士資格は、中卒では難しいと考えている人もいるかもしれません。
実は、保育士資格は国家資格であるからこそ、目指す年齢が問われないのです。
そのため、中卒であっても保育士資格を取得し、保育士を目指すことができます。
実際に、主婦を経てから保育士になったり、ほかの職業から保育士を目指したりする人も多くいます。

中卒で保育士になる方法は2つ

中卒で保育士になるには、2つの方法があります。それぞれを詳しくチェックしてみましょう。

保育士養成校を卒業する

1つ目は、保育士養成校を卒業することです。
厚生労働省によって保育士になるための学校が全国に設置されています。
保育士養成校は指定保育士養成施設と呼ばれることも。
この学校を卒業することにより、卒業と同時に保育士資格が与えられるのです。
ただし、中卒では保育士養成校に入学することができません。
保育士養成校に入学するためには、高校卒業の資格が必要です。
保育士養成校への入学を考えたら、はじめに高等学校卒業程度認定試験を受けましょう。
高等学校卒業程度認定試験とは、高卒の人と同等の学力であることを証明するもの。
文部科学省によって試験が実施されています。
この試験に合格すると、保育士をはじめとする高卒以上の学歴が求められる職への就業も可能です。

保育士試験に合格する

2つ目は、保育士試験に合格することです。保育士試験は年に2回実施されます。
筆記試験と実技試験に分けられ、筆記試験に合格すると実技試験へと進みます。
筆記試験は全部で9科目。すべての科目で6割以上の得点が必要です。
実技試験では言語・音楽・造形のなかから2科目選び、それぞれ6割以上の得点で合格になります。
保育士試験の合格率は20％前後。難易度の高い国家資格であるため、しっかりと対策しておくことが大切です。
保育士試験の受験資格には条件があり、中卒の人が受験するためには細かな条件をクリアしなければなりません。

中卒で保育士になるには実務経験が必要！

保育士試験を受験するためには、受験資格を満たす必要があります。
中卒の場合、保育現場での実務経験が条件です。
保育現場で保育補助として働き、その給料で保育士試験を目指す人も多くいます。
働き方はフルタイムもしくはパート。
フルタイムの場合、受験資格となる実務経験の時間を効率良く重ねられるでしょう。
パートの場合には、仕事と家事や子育ての両立がしやすいです。
その分、必要な実務経験の時間を重ねるには時間がかかります。