保育士のスキルアップとは？役立つ＆おすすめ資格集

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保育士のスキルアップとは？役立つ＆おすすめ資格集

2021.03.27

保育士のスキルアップとは？役立つ＆おすすめ資格集

保育士として長く働くとなると、スキルアップが気になるところ。「もっと子どもたちに楽しい保育を提案したい」「もっと保護者に寄り添う援助がしたい」など、一人ひとりさまざまな考えを持っているはずです。実は、保育士にぴったりの資格がたくさんあります。自分に合った資格取得を目指すことで、自然とスキルアップにつながるでしょう。今回は、保育士におすすめのスキルアップ向け資格をご紹介します。

保育士のスキルアップとは

毎日の保育に全力で向き合うことで、少しずつスキルアップを重ねているはずです。新卒の1年よりも、今の1年の方がさまざまな保育ができていると思いませんか？とはいえ、形として自分の成長がわかるとモチベーションにつながるもの。保育士のスキルアップには形に残るものがおすすめです。

・資格の取得

・キャリアアップ研修の受講

これら2つについてご紹介します。

資格の取得

資格を取得することにより、知識として自分のスキルアップを狙うことができます。講座の受講や試験の受験など、資格によってさまざま。保育士を対象にした資格も数多くあります。自分の好きな保育をより伸ばしたい人に向いているでしょう。

キャリアアップ研修の受講

2017年から国の制度によってキャリアアップ研修が始まりました。一定の要件を満たすことで、新設された役職に就けるようになったのです。役職により、処遇改善手当を貰うこともできます。研修以外にも条件を満たす必要があるため、時間が必要になるスキルアップです。ですが、保育士を続けるうえで必ず自分のためにもなります。

保育士のスキルアップにおすすめの資格とは

保育士のスキルアップとして、人気の高い資格をご紹介します。資格によって取得方法が変わるため、気になったものは詳しく調べてみてください。

絵本専門士

絵本専門士は、絵本に関する専門的な知識と読み聞かせなどの能力を認める資格です。絵本専門士の資格を取得すると、読書活動を推進する役割も担います。絵本専門士の資格を取得するためには、養成講座の受講が必要です。6ヶ月程度で取得できるといわれています。ただし、受講の定員が70名と限られています。人気が高まっている資格でもあるため、受講できないこともあるかもしれません。

幼児教育・保育英語検定（幼保英検）

幼児教育・保育英語検定は、保育の場で使える実用英語の取得を認める資格です。幼児教育・保育英語検定を取得すると、英語教育ができるようになります。試験は年に3回の実施です。受験する級に合わせて試験内容が変わります。リスニングやライティングの能力を問われる級も。自分のスキルに合わせて受験し、勉強を重ねながらスキルアップを狙えるでしょう。

リトミック指導者

リトミック指導者は、子どもに音楽の楽しさを伝える資格です。リトミックとはダンスや歌、リズム遊びなどを通して、子どもの協調性や集中力、滞在的な能力を高める教育のこと。保育園でリトミック指導者として働くことはもちろんのこと、自宅で教室を開くこともできます。特定非営利活動法人リトミック研究センターが指定する養成校にてカリキュラムの修了が必要です。資格には以下の種類があります。

・初級指導資格

・中級指導資格

・上級指導資格

・ディプロマB資格

・ディプロマA資格

認定病児保育スペシャリスト

認定病児保育スペシャリストは、病児保育のプロであることを認める資格です。保育園に勤めていると、子どもが体調不良を起こすことが度々あります。そのときに、落ち着いたケアと保育を行えるようになるのです。一般財団法人日本病児保育協会による資格講座を受講します。対象者は、高校を卒業している18歳以上の人。全13回のweb講座を修了した後に、1次試験と認定試験を行います。24時間以上の病児教育実習もある、知識と実践力が求められる資格です。

保育カウンセラー

保育カウンセラーは、カウンセリングの理論と技法を用いて家庭を援助する力を認める資格です。日常の保育や保育施設の運営、家庭の子育て支援など、カウンセリングの範囲は多岐に渡ります。子どもや家庭、職場との信頼関係の構築は保育において欠かせないもの。保育園の管理職に求められる能力でもあります。保育カウンセラーの資格を取得するためには、全国私立保育園連盟保育園による養成講座の受講が必要です。受講のためには職員経験年数が3年以上なければなりません。養成講座を終了し、審査と認定を受けることで資格取得となります。ただし、5年おきの更新が必要であるため気をつけましょう。