保育士の新人研修とは？気になる内容を詳しくご紹介

ホーム
企業からのお知らせ
保育士の新人研修とは？気になる内容を詳しくご紹介

2023.02.27

保育士の新人研修とは？気になる内容を詳しくご紹介

「保育士としての採用が決まった」と安心する一方、
これから始まる新人研修に不安や緊張を感じている人もいるでしょう。
新人研修は保育士に限らず、多くの会社で取り入れられています。
新人研修とは、その会社で活躍するために基礎的な力をつける機会。
しっかりと研修を受けることで、即戦力になれるかもしれません。
今回は、保育士が受ける新人研修の内容を詳しくご紹介します。

保育士向けに新人研修が行われる理由とは

保育士向けに新人研修が行われる代表的な4つの理由をチェックしてみましょう。

・自分が働く姿をイメージするため

・具体的な仕事内容を知るため

・保育の質を高めるため

・社会人としての基本スキルを学ぶため

それぞれの理由を詳しく知ることで、自分がなにを学ぶべきなのかわかるはずです。

自分が働く姿をイメージするため

勤務初日から子どもたちの前に立ち、保育をするということはなかなか難しいもの。
子どもたちとの信頼関係がなければ、予定通りに保育を進めることも大変です。
新人研修で先輩保育士の話を聞くことで、自分が子どもたちの前に立つイメージにつながります。
子どもたちの注目を集めるためになにをしているのか、どんな声かけが効果的なのかしっかりと学びましょう。

具体的な仕事内容を知るため

保育士の仕事は現場で保育をするだけではありません。
保育をするための準備となる計画や園内の清掃、環境設定、保護者対応など仕事内容はさまざま。
新人研修で具体的に仕事内容を学ぶことで、自分が1日のなかでどのような働き方をするのかわかるでしょう。
また、保育園によって方針も異なります。就職する保育園がどのような指針を持っているのか知る機会ともいえるでしょう。

保育の質を高めるため

保育士として現場に立つと、子どもも保護者も一人の先生として接します。
保育士の質は常に向上し、決して低下させることはできません。
新人研修で保育についてより学びを深めることで、新人保育士は即戦力になることができます。
保育の質を落とすことなく、新しい風を取り入れることができるのです。
学校以外で保育について学ぶことは、新人保育士にとっても自信につながるでしょう。
わからないことや不安なことなど、聞きたいことはなんでも先輩保育士に質問することが大切です。

社会人としての基本スキルを学ぶため

保育士は子どもと関わることがほとんどですが、立派な社会人の一員です。
これまでのアルバイトとは違い、保育園でも社会人としてのマナーが求められます。
新人研修で社会人としての基本スキルを学ぶことで、先輩保育士との関係や保護者への対応も円滑なものになるでしょう。

保育士が受ける新人研修の内容とは

保育士が受ける新人研修は、大きく3種類に内容を分けることができます。

・マナー研修

・電話・メール対応研修

・OJT研修

それぞれの研修の内容を詳しくご紹介します。

マナー研修

マナー研修では、社会人としての基本的なスキルを身につけることを内容とします。
時間を守ることや責任感を持つことの大切さ、学ぶ姿勢などを身につけましょう。
なかでも、報告・連絡・相談が大切なこと。
子どもは日々成長し、保育園での生活のなかでトラブルや怪我をしてしまうことも。
なにか起きたときには保護者はもちろんのこと、先輩保育士や主任保育士、園長とも情報を共有しなければいけません。
いざというときにどのような順序で解決を目指すのか、伝え方や優先順位を学びましょう。
さらに、誰が相手であっても正しい言葉遣いをすることが大切です。
保育士は連絡帳で文章として残すことも多く、適切な言葉遣いが求められます。
書き言葉と話し言葉の使い分けや専門用語などを学ぶことも研修の大切な内容の一つです。

電話・メール対応研修

電話・メール対応研修では、顔の見えないコミュニケーション方法を内容とします。
日々の遅刻・欠席・早退の連絡はもちろんのこと、見学や一時預かりといった問い合わせの連絡を対応することも。
電話やメールを受けた保育士の対応次第で、園の印象や信頼度は大きく変わります。
どのような受け答えをするべきか、伝言を受けたときの対応方法などについて学びましょう。

OJT研修

OJT研修では、実際の保育の現場でスキルを学ぶことを内容とします。
OJTとは、On the Job Trainingの頭文字を取ったもの。
職場内訓練と呼ばれることもあり、効率的な研修として多くの保育園で取り入れられています。
保育実習の流れをイメージするとOJTも想像しやすいでしょう。
担当となる先輩保育士が細かく指導してくれるため、新人保育士も安心して保育に取り組むことができるはずです。