保育士資格を活かして。保育園以外の仕事をご紹介

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保育士資格を活かして。保育園以外の仕事をご紹介

2021.03.27

保育士資格を活かして。保育園以外の仕事をご紹介

保育士資格を持っている人のなかには、保育以外の仕事に就く人も。多くの人は、資格を活かして子どもと関わる仕事を選んでいるようです。今回は、保育士資格を活かせる仕事についてご紹介します。保育園とは違った世界で、保育士資格を活かしてみませんか？

保育士資格とは

保育士資格とは、子どもの保育や保護者に対する子育てサポートを行う国家資格です。保育士養成校に定められた学校を卒業することで、保育士資格を取得することができます。また、独学で保育士知識を身につけ、保育士試験を受験・合格によっても資格取得が可能です。保育園に限らず、子どもに関わる仕事では保育士資格の有無が重要視されることが多いです。

児童福祉施設は、保育士資格が必要な仕事である

保育園以外の児童福祉施設で働くためには、保育士資格が必要です。

・認定子ども園

・乳児院

・母子生活支援施設

・児童養護施設

・児童自立支援施設

・児童家庭支援センター

代表的な6つの児童福祉施設をご紹介します。

認定子ども園

認定子ども園とは、保育園と幼稚園が合体したような施設です。教育も保育も行うことができ、保護者の就労の有無を問わずに長い時間預けられることから注目が高まっています。さらに、以下の4つのタイプに分けられます。

・幼保連携型

・幼稚園型

・保育園型

・地方裁量型

乳児院

乳幼児院とは、主に0歳から2歳の子どもが入所している施設です。さまざまな事情によって保護者と生活が困難な乳児を対象とし、職員は24時間を共に過ごします。乳児の保護と養育が目的です。保育士以外にも医師や看護師がおり、保育指導員と協力をしながら仕事を行います。

母子生活支援施設

母子生活支援施設とは、母親と子ども（18歳未満）が一緒に入所している施設です。DVをはじめとするさまざまな事情を抱える家庭が過ごしています。母親と子どもが安心して生活し、自立できるよう援助を行うことが目的とされています。

児童養護施設

児童養護施設とは、保護者と生活を共にすることが難しい児童が入所している施設です。経済的理由や虐待などの理由によって十分な生活を送ることが難しい児童を保護し、将来の自立を図ることを目的とします。日々の生活はもちろんのこと、心のサポートや対処後のアフターケア支援も行っています。

児童自立支援施設

児童自立支援施設とは、犯罪行為や不良行為をする恐れがある児童や、家庭環境など指導が必要な児童が入所している施設です。安定した生活環境を提供し、学習指導や心理的ケアを行っています。社会へ向けて自立できるようにすることが目的です。

児童家庭支援センター

児童家庭支援センターとは、子どもと家庭の相談機関です。児童福祉法に基づいて設置・運営され、あらゆる悩みを専門の相談員に相談することができます。また、必要に応じて福祉や行政、医療機関とも連携を行い、子どもと家庭を支援します。

保育士資格の知識を活かせる仕事もある

保育士資格の取得で得た知識は、保育園以外にもたくさんの場所で活かすことができます。もちろん、保育から離れた仕事で保育士資格を活かすことも可能です。

ピアノ教室

ピアノが得意な場合、ピアノ教室で働いても良いでしょう。ピアノ教室では、ピアノの演奏を教えられる技術があれば資格などは必要ありません。保育士とは違った道に進みたいとき、選択肢の一つに挙げられます。ただし、教えてほしいと思ってもらうための技術が必要です。コンクールなどの入賞経験があるとアピールできるでしょう。