子供が風邪を引いた！食べやすいご飯はどんなもの？

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子供が風邪を引いた！食べやすいご飯はどんなもの？

2022.03.27

子供が風邪を引いた！食べやすいご飯はどんなもの？

子供が風邪を引いてしまい、なかなか食事が進まないこともあるでしょう。食欲がないとママ・パパも不安になってしまいます。今回は、子供が風邪を引いたときに食べやすいご飯について、症状別にご紹介します。いざというときの参考にしてみてくださいね。

発熱のときに食べさせたいもの

発熱時には身体の水分が抜けていきます。同時に、ビタミンB群やビタミンC、タンパク質が消耗していくそうです。そのため、これらを多く含んだ食事が理想的といえます。身体の負担を減らすためにも、消化の良いものを選びましょう。リンゴやヨーグルト、煮込みうどんや湯豆腐などがおすすめです。

避けるべきもの

発熱時には、油っぽい食べものは避けましょう。消化機能が低下しているため、消化不良による下痢や軟便の原因になる可能性があります。また、食物繊維を多く含むものも発熱時には適していません。

嘔吐や下痢のときに食べさせたいもの

嘔吐や下痢は、胃腸が弱っているときに起きます。胃腸に負担をかけない、消化の良い食べものを選びましょう。お粥やいつもよりもよく煮込んだうどん、野菜スープなどがおすすめです。食感の柔らかなものを選ぶことで食べやすさもアップします。嘔吐を繰り返すときには、落ち着くまで水分補給を優先させてくださいね。

避けるべきもの

胃腸に負担をかけないことが大切であるため、刺激が強い辛いものや牛乳、油分が多いものなどは控えましょう。胃腸に負担をかけてしまうと、症状の悪化につながってしまいます。症状を落ち着かせることを優先し、白湯や経口補水液なども活用してください。

鼻水や鼻詰まりのときに食べさせたいもの

鼻の粘膜に炎症が起きることにより、鼻水や鼻詰まりが見られます。鼻の粘膜が過敏な状態であるため、粘膜を保護してくれるビタミンAを摂りましょう。ビタミンAを豊富に含む、ブロッコリーがおすすめです。また、温めることも症状の緩和に効果的といわれています。ネギや生姜、玉ねぎなどで身体のなかから温めることもおすすめです。

避けるべきもの

身体を冷やす食事を避けましょう。野菜では、きゅうりやトマトが身体を冷やす代表的な食材です。食べやすいアイスクリームやゼリーなども、症状が落ち着くまでは少量に留めることをおすすめします。

咳のときに食べさせたいもの

咳が出ているときには、喉の粘膜を保護してくれる食材を選びましょう。レモンやはちみつ、大根が代表的です。これらの食材には殺菌作用もあるため、より効果的であるといえます。ただし、はちみつはボツリヌス菌を含む食材です。子供の年齢や体調を考慮したうえで食べさせてくださいね。また、温めることでも咳が和らぐといわれています。白湯や生姜などもおすすめです。

避けるべきもの

咳が出ているときには、刺激物や温度の差が激しいもの、消化に悪いものを避けましょう。喉に刺激が加わることで、咳を悪化させてしまいます。なかでも、気をつけたいものが温度差です。熱すぎる場合、水蒸気によって咳が止まらなくなることがあります。冷たすぎる場合にも、喉が刺激を感じて咳につながることも。咳を誘わないよう、食べやすい温度に調節してあげましょう。

ご飯を食べない！試したいアイディア

風邪を引くと、食欲が落ちなかなか食べなくなる子供が多いです。ですが、なにも食べずにいると免疫力が低下し、症状の悪化につながってしまいます。治りも悪くなってしまうでしょう。そのようなときに試したい、食事のアイディアを3つご紹介します。

イオン飲料水

風邪の症状によって、固形物を飲み込むことがつらいこともあります。食事が難しいときには、無理に食べさせる必要はありません。その代わりに、水分補給を積極的に行いましょう。麦茶や白湯、水なども良いですが、イオン飲料水がおすすめです。電解質や糖分を適度に含むため、脱水症状を予防する効果が期待できます。排尿回数や尿の濃さを目安に、こまめに水分補給を行ってくださいね。

果物の缶詰

適度な甘さや酸味のある果物の缶詰は、風邪で食事が難しいときにぴったりです。なかでも、柑橘系が食べやすいといわれています。ただし、喉に症状が出ているときや本格的な風邪を引いたときにはNG。桃やりんごといった、消化に良い果物を選びましょう。缶詰に使われるシロップは糖分を多く含むため、飲み過ぎには気をつけてください。