小規模保育園は入りやすい？知っておきたいポイントとは

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小規模保育園は入りやすい？知っておきたいポイントとは

2023.09.12

小規模保育園は入りやすい？知っておきたいポイントとは

「小規模保育園は入りやすい」という話を聞いたことがありませんか？
小規模保育園は近年数が増えており、保活を進める保護者たちからの人気も高まっています。
実は、小規模保育園に入りやすいと答える人は、ポイントを押さえた保活を行っていたのです。

今回は、小規模保育園に入りたいときに知っておきたいポイントについてご紹介します。

小規模保育園とは

小規模保育園とは、定員数が少なく国からの認可を受けた保育園のことです。
6人から19人以下の受け入れと決まっており、規模の大きな保育園と比べると受け入れ人数の少なさが際立ちます。
さらに、入園できる年齢も0歳児から2歳児までと限定されているのです。

3歳児以降から小学校入学までは、規模の大きな認可保育園や認可外保育園、幼稚園などに転園をして生活することになります。
アットホームな環境であることから、距離の近い保育を行って欲しい、とりあえず通える保育園を選びたいと考える保護者からの人気が高いです。

小規模保育園は認可施設であるため指数が必要

小規模保育園を含む国からの認可を受けた施設では、指数と呼ばれる点数によって入園の可否が決まります。
自治体によって細かな項目や配分は変わりますが、一般的な3つの区分についてご紹介します。
「小規模保育園は入りやすい」と考える保護者は、この指数についてしっかりと理解しているのです。

基準指数

保護者の基本的な情報は、基準指数として計算されます。
主に、就労状況や健康状態、妊娠・介護の有無といった項目が一般的です。

就労状況については、勤務体制がフルタイムであるかパート・アルバイトであるか、就学であるかなど細かく配分が分けられています。

調整指数

家庭の状況は、調整指数によって計算されます。
その名の通り、家庭が持つ指数を加点・減点するためのもの。
希望する園に兄弟が在園している場合には加点、祖父母と同居している場合には減点など、項目によって変わります。

優先順位

一つの保育園に、指数が同じになった家庭が申し込みをすることも。
認可保育園の選考は、保育の必要性の高さ＝指数の高さが重要です。
合計の指数が高い順に入園が決まりますが、同じ指数になったときのために優先順位が決められています。

自治体によって、公表しているところ、していないところがあります。
一般的に、自治体での居住歴の長さや所得の低さによって決まることが多いです。

「小規模保育園は入りやすい」と答える保護者が押さえているポイントとは

希望する小規模保育園に入園が決まったときに言われる「小規模保育園は入りやすい」という言葉。
この言葉は、家庭が持つ合計指数に合わせた保活を行った、ということと考えられます。

保活に成功した保護者が押さえているポイントをチェックすることが大切です。

家庭が持つ指数を知る

自治体によって、指数の計算表を公表しているところもあります。
計算表に従って、家庭の状況を指数化しましょう。
現段階で家庭が持つ指数を知ることで、有利に保活を進められるはずです。

さらに正確な指数を知りたいときには、自治体の窓口にて一緒に計算してもらっても良いでしょう。
どの項目で加点されるのか、減点されるのかがわかると、加点を増やすために何をするべきなのか見つけることができます。

過去の選考を調べる

自治体によって、保育園ごとの合否を分けるボーダーラインや応募の倍率といった情報をくれることがあります。
希望する保育園の過去の合格指数が家庭よりも高い場合には、応募をしても入ることが難しいでしょう。
反対に、候補に入れていた保育園が穴場であるとわかることもあるのです。

家庭が持つ指数と自治体の情報を照らし合わせることで、入りやすい小規模保育園を見つけることへと繋がります。
これらの情報は、ホームページなどでは公開していないことも。
自治体の窓口で直接問い合わせることをおすすめします。

利用実績を作る

すぐにできる加点の方法として、利用実績が挙げられます。
保活における利用実績とは、認可外保育園や一時保育の利用経験のこと。
請求書や領収書で利用の証明ができるので、必ず保管しておきましょう。

数千円程度の費用が必要になりますが、少しでも加点をしたいときに有効な方法です。
また、あえて認可外保育園に入園し、加点をしたうえで小規模保育園へと保活する家庭も。
認可外保育園は、自治体の選考を通さず直接入園を申し込める保育園です。
復職を済ませながら保活を進めたいときに理にかなった方法といえます。