手足口病でブツブツがあっても保育園に登園できる?心配ごとを解消しよう

保育園に通っていると感染症は避けられないでしょう。
季節によって流行る感染症は異なり、頻繁に仕事を休まなければいけないママ・パパも多いはずです。
長期間の休みはできるだけ控えたいもの。
なかでも手足口病はブツブツが現れ、治るまで休まなければいけないとイメージしているかもしれません。
今回は、手足口病について保育園にいつから登園できるのか詳しくご紹介します。
保育園で手足口病が流行りつつある家庭は参考にしてみてくださいね。

 

手足口病とは

まずは手足口病の特徴について知りましょう。
手足口病とは、その名の通り手足や口のなかに発疹が現れる感染症です。
発疹は水ぶくれのようにブツブツしています。そのほかに発熱や唾液の増加、ほかの部位にも発疹が現れることも。
のどの痛みを訴えることもあります。多くは、1週間ほどで自然に治ることが多いです。
まれに重症化してしまうと、脳炎を発症してしまう可能性もあります。
手足口病に効果のあるワクチンなどはなく、日頃からの感染症予防が大切です。
また、手足口病は学校保健安全法において含まれていないため、登園の停止や期間の基準は設けられていません。

 

手足口病はブツブツがあっても登園OKとされている

手足口病は、飛沫と便から感染が広がります。
咳や鼻水からは1〜2週間、便からは2〜4週間ほど、ウイルスが排出され続けてしまうのです。
特徴的な症状であるブツブツとした発疹からは、感染の可能性が低いといわれています。
そのため、発熱が治まり食欲も回復、全身状態が安定していれば保育園に登園可能とされています。
この基準は日本小児科学会にて解説。2022年6月に改定され、各保育園でも改定に合わせた対応が進められているようです。
ただし、何日休むべきか明確に記載はされていません。具体的な対応は保育園ごとに異なるといえるでしょう。

 

保育園によって判断基準が異なるため確認が必要

手足口病による保育園への再登園の判断は、法律において明確に定められていません。
そのため、細かな判断基準は保育園ごとに異なります。
手足口病への感染がわかったときには、速やかに保育園に報告しましょう。
合わせて、登園停止の判断や再登園のタイミングについて確認すると安心です。
また、法律上は不要とされていますが、保育園によっては治癒証明書の提出を求められることも。
病名や症状、経過など記載すべき項目を埋め、保育園に提出しましょう。
保育園独自で書式を用意していることも多いです。手足口病は初夏から流行り始める感染症。
プールが行われる保育園も多いですが、手足口病の症状によって可否の判断も異なるようです。
プールの可否の判断も保育園に委ねられているため、
ほかの症状が治まってブツブツだけが見られるときには相談することをおすすめします。

 

手足口病は大人もなる可能性がある

手足口病は子どもだけが感染するイメージを持っているママ・パパも多いでしょう。
実際、子どものころに手足口病に感染したことがあると、ウイルスに対して免疫を持つといわれています。
そのため、子どもが感染した手足口病のウイルスと同じタイプに感染した過去があれば、再度発症する可能性は低いです。
ただし、手足口病にはコクサッキーウイルスA群やエンテロウイルス71型など、複数のタイプが存在します。
ママ・パパが感染したことのないタイプに子どもが感染すると、家庭内で感染が広がる可能性があります。
子どもが保育園を通して手足口病に感染してしまったときには、家庭内での感染拡大に気をつけましょう。
もちろん、日々の予防対策や規則正しい生活を送ることも大切です。

 

手足口病の感染を家庭で防ぐ方法とは

手足口病は飛沫と便によって感染が広がります。そのため、家庭でも飛沫と便の対応に注意が必要です。
咳やくしゃみはもちろんのこと、痰や鼻水などから感染が広がることも。
子どもの飛沫に触ったときには、しっかりと石鹸で手を洗いましょう。
さらに、便の処理をしたときにも普段以上の手洗いが必要です。
手足口病の場合、飛沫からは1〜2週間、便からは2〜4週間の間、ウイルスが排出されるといわれています。
ウイルスが排出されている期間は、いつも以上に感染症対策に力を入れましょう。
子どもの看病をするときには、ママ・パパのどちらかを担当とすることもおすすめです。
特定の一人が看病にあたることで、家庭内での感染を最小限に留めることができます。
もちろん、看病にあたる大人の負担は大きいもの。
看病しない大人は、毎日の家事や兄弟の育児を積極的に担う配慮が大切です。

 

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手足口病の特徴やいつから保育園に登園できるのかについてご紹介しました。
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