春にぴったり♪折り紙を保育園で取り入れよう!教え方&おすすめの題材
折り紙は、指先の発達にぴったりの活動の一つです。
クラス活動に取り入れたいと考えている保育士も多いでしょう。
初めて折り紙を行う場合、指導方法もわからないことが多いですよね。
今回は、保育園での折り紙の指導方法とおすすめの題材をご紹介します。
春にぴったりの題材で、折り紙に親しみを持ちましょう!折り紙について困っている保育士は参考にしてみてくださいね。
どう教える?保育園での折り紙の指導方法とは
まずは、保育園での折り紙の指導方法についてチェックしてみましょう。
基本となる指導の流れをご紹介します。
折り紙を行うクラスの年齢や配置される保育士の人数、子どもの人数などに合わせて、指導方法を工夫してみてくださいね。
折り紙の約束を伝える
はじめに約束ごとを伝えましょう。折り紙の約束は以下の内容がおすすめです。
・保育士より先に折り進めない
・友だちの折り紙を折らない
クラスの年齢や特色に合わせて、約束の内容を決めましょう。
約束を決めておくことで、活動をスムーズに進めることができます。
保育士が手本を見せる
子どもたちが完成までの見通しを持てるよう、手本を見せましょう。
お手本として折る折り紙は、大きなサイズがおすすめです。
表と裏で色の違うものを使うと、より手順を説明しやすくなります。
擬音やわかりやすい例えを使いながら、手順を追って完成までを子どもたちに見せてください。
子どもと一緒に折り進める
子ども一人ひとりに折り紙を配り、折り始めます。
保育士がお手本となり、手順ごとにみんなで折りましょう。
子どもの折るスピードに合わせ、こまめに様子を確認してくださいね。
折り紙が得意な子ども、苦手な子どもによってスピードはさまざま。
保育士を複数人配置できるときには、一対一で援助を行いましょう。
子どもの援助を行う
完成までの折り方が終わったら、まだ折り終えていない子どもの援助を行います。
子どもの年齢や人間関係に合わせて、教え役をお願いしても良いかもしれません。
また、すでに完成した子ども向けに、別の活動を用意しておきましょう。
絵本やお絵かき、塗り絵など折り紙と同じ静の活動を行うことをおすすめします。
子どもたち全員の作品が完成したら、展示や紹介をして達成感を味わえるようはたらきかけてくださいね。
春におすすめ◎折り紙の題材をご紹介
折り紙に親しみを持つと、日々の活動だけでなく製作活動にもバリエーションが生まれます。
せっかく折り紙を取り入れるのなら、季節に合わせた題材を選びましょう!春におすすめの折り紙の題材をご紹介します。
チューリップ
チューリップは4つの手順で完成させることができます。はじめての折り紙活動にもぴったりの題材です。
さらに、赤・白・黄色・ピンクなど色合いが鮮やかなところも魅力でしょう。
茎や葉をつけたりリースにしたりとアレンジも幅広いです。入園式・卒園式や母の日のプレゼントに取り入れても素敵に仕上がります。
ちょうちょ
ちょうちょは簡単な手順とハサミの使用で完成させることができます。
ハサミで切り込みをいれるため、ハサミの使い方が身についた年中さんクラス以降がおすすめです。
通常サイズの折り紙で作ると、大きめのちょうちょが完成しますよ。
製作活動や壁面として活用したいときには、4分の1サイズの折り紙を使うと良いでしょう。
シールやクレヨン、色えんぴつで模様をつけても楽しめます。
小鳥
小鳥も春らしさを感じられる題材でしょう。
細かな手順と折り返しが出てくるため、年長クラスにおすすめです。
また、中割り折りも出てきます。保育士のわかりやすい声かけが必要です。
完成した小鳥は、頭と体で色が変わります。
折り紙の裏面の色が頭の色になるため、両面折り紙を使うとより楽しめますよ。最後に、シールなどで小鳥に目を付けましょう。
うさぎ
近年、日本でもイースターに親しみを持つ人が増えています。
製作活動や壁面などで取り入れる保育園もあるでしょう。
うさぎを折り紙で作ってみませんか?簡単な手順で完成できるため、2〜3回目の折り紙活動におすすめです。
春だけでなく、十五夜やうさぎ年の作品としても活躍してくれます。
最後に顔を書き入れて完成させることで、子どもたちも個性を発揮することができますよ。
兜
春の行事に子どもの日が挙げられます。
子どもの日に合わせて、折り紙で兜を折ってみましょう。
大きなサイズの折り紙を使うことで、完成後に実際に被ることもできますよ。
クラス写真として記念撮影しても思い出に残ります。
札幌市内の保育士は中和興産株式会社へ
保育園で取り入れたい春の折り紙についてご紹介しました。札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園にて保育士を募集しています。お気軽にお問い合わせください。
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