男性保育士のリアルをご紹介!求められること・抱えやすい悩みとは

男性保育士のリアルをご紹介!求められること・抱えやすい悩みとは

保母さんという名前で呼ばれることもあった保育士。まだまだ保育士=女性の仕事、というイメージを持つ人も多くいるでしょう。ですが、少しずつ男性の保育士も増えてきています。とはいえ女性の保育士が大半であり、男性にとってはアウェイに感じてしまうことも。今回は、男性保育士が保育園・保護者に求められることや抱えやすい悩みについてご紹介します。

男性保育士の現状とは

日本では男性保育士はどのくらい活躍しているのか、給与はいくらくらいもらっているのかご紹介します。

男性保育士の比率

2019年に厚生労働省が発表した情報によると、保育士登録者の全体は159万8556人。うち、女性は152万476人を占めています。男性は、7万8080人であり、少なさが伺えます。長年に渡るイメージが原因で、まだまだ性別による比率の偏りがあるようです。

男性保育士の平均給与

2020年に厚生労働省が発表した情報によると、2019年度の男性保育士の平均収入は約390万円でした。女性と同じように勤続年数や年齢によって年収は変わるものの、全体的な上昇が見られます。さらに、平均月収・平均年収においても女性より男性の方が高くなっていました。とはいえ、男性の給与所得者の平均年収と比べると差はあり、保育士は十分な給与を受け取っているとはいえません。

男性保育士が求められること

男性保育士だからこそ、保育園・保護者から求められることがあります。3つの求められることを意識することで、信頼関係を築きやすくなるでしょう。

パワフル・アクティブな保育

体力面において、男女で差が生まれる事実があります。子どもの年齢が増すごとに、遊びも激しくなるでしょう。そのような場面で体力に長けた男性保育士が率先することで、女性保育士・子どもからの信頼を得られるようになります。楽しい遊びを提案してくれる保育士は、子どもたちからも人気者。子どもたちからの支持を得ることで、保護者からの人気も高くなるのです。ぜひ、男性だからこそできるパワフル・アクティブな保育を心がけましょう。

率先した力作業

保育士は動いていることが多く、力作業を求められることも多くあります。荷物の運搬や設営、高いところでの作業など、女性の力だけでは難しいことも。そのような場面で男性保育士がいると、女性保育士たちは心強く感じます。さらに、男性の存在は防犯面においても頼りです。園内・園外ともに不審者を近づけないことに繋がります。保護者は、大切な子どもを預けるからこそ防犯面にデリケート。男性保育士がいることで大きな安心材料となるでしょう。

父親との積極的なコミュニケーション

近年、父親の子育て参加が重要視されています。毎日の送り迎えや行事など、父親が保育園を訪れることも多いでしょう。とはいえ、女性保育士や母親たちなど、女性の多い環境であることは変わりません。人によっては、居心地の悪さを感じてしまうことも。このような場面で、男性保育士の存在が大きくなるのです。同性になるため、父親も話しやすさを感じられるでしょう。子育てや遊び、接し方など気軽に相談できる存在になれます。

男性保育士が抱える悩みとは

男性保育士だからこそ抱えやすい3つの悩みをご紹介します。

ほかの保育士との人間関係

女性が多い職場だからこそ、人間関係に悩む男性保育士が多いです。距離感がわからず、理不尽に良からぬ噂になってしまうことも。とはいえ、男性保育士がいることで風通しの役割になり、職場全体の環境が良くなることもあるのです。仕事とプライベートの線引きを心がけ、誰に対しても礼儀を忘れずに過ごしましょう。

設備が整っていない

とくに規模の小さな保育園では、男性用の更衣室やトイレが無いことが多いです。時間で分けたり共用したりと、気が引けることもあるでしょう。環境に慣れるまで、居心地の悪さを感じる男性保育士もいます。新たに設備を増設することは、費用の観点から難しいことがほとんどです。着替えやすいようなパーテーションの設置やトイレ掃除の担当になるなど、積極的に提案しましょう。性別に関係なく、全員が気持ち良く過ごせるよう思いやりを持つことが大切です。

子どもとの関わり方

少なからず、男性保育士は女の子の着替えやトイレの援助を行わないでほしい、といった意見があります。実際に男性保育士による事件もあり、保育園・保護者ともにデリケートになっているでしょう。以下のような配慮を行うことで、不必要な疑いを避けられます。
・女の子と二人きりになる環境を避ける
・自分以外にも保育士を配置する
・保護者・保育園からの意見を真摯に受け止める
これらは、男性保育士にとっても安心材料となるでしょう。ただし、保育士の人数によっては難しいこともあるかもしれません。園長や主任などと一緒に、事前に保護者に説明する機会を作ることをおすすめします。

男性保育士は中和興産株式会社へ

中和興産株式会社は、札幌市内で5つの保育園を運営している会社です。性別に関係なく気持ち良く勤務ができるよう、配慮を行っています。男性保育士が園長の保育園もあり、将来を見据えた働き方が叶うでしょう。現在、男性保育士を募集しております。お気軽にお問い合わせください。

中和興産株式会社の運営保育園一覧

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