良い保育所か見極める◎知っておきたい保育所見学のポイントとは

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良い保育所か見極める◎知っておきたい保育所見学のポイントとは

2023.01.27

良い保育所か見極める◎知っておきたい保育所見学のポイントとは

大切な我が子にはいつでも安全で安心できる環境で過ごしてほしいもの。
保育所を利用すると、1日の多くを保育所で過ごすことになります。
職場復帰を控えたママ・パパにとって、保育所見学は負担になるかもしれません。
ですが、しっかりと複数の保育所を見学することで、良い保育所に出会えるはずです。
今回は、保育所見学について知っておきたいポイントをご紹介します。
保育所を見学するときの参考にしてみてくださいね。

保育所の見学はいつごろ行くべき？

保育所見学について気になるのが時期でしょう。
基本的に、年間を通して見学することができる保育所がほとんどです。
入園を希望する時期に合わせて、2〜3ヶ月前には見学を始めることをおすすめします。
ただし、新年度となる4月の入園を希望するときには注意が必要です。
4月入園は毎年前年の11月ごろから申し込みが始まります。
申し込みに間に合うよう10月ごろまでに見学を終えておきましょう。

保育所の見学でしっかり見るべきポイントは？

保育所見学で確認すべき項目は全部で8つ。

・保育料・その他費用

・人員配置

・保育の様子

・安全面の配慮

・給食の提供について

・衛生環境

・保護者対応

・持ちもの

項目ごとに確認すべきポイントをご紹介します。

保育料・その他費用

認可保育園の場合、保育料は世帯の収入に応じて計算されます。
認可外保育園では保育園が独自に保育料を設定。月にいくらかかるのかしっかりと確認しましょう。
認可・認可外保育園どちらも幼児教育・保育料の無償化の対象になります。
ですが、無償化となるのはあくまで保育料のみ。
それ以外の費用は負担が必要であるため、金額を確認すると安心です。
多くの保育園では、以下の費用が必要になります。

・給食費

・保護者会費

・保険料

・午睡用の布団レンタルやシーツ代

人員配置

保育所では保育士一人あたりの子どもの人数が決まっています。
しっかりと配置を満たしているか、追加配置で手厚い保育が行われているのか確認しましょう。
とくに乳児は子ども一人ひとりの発達の差が大きい時期。
十分に保育士が配置されていることで、個別のきめ細やかな対応が期待できます。

保育の様子

保育の様子は、子どもが入園したあとの姿につながります。
保育士・子どもともに笑顔で過ごしているのか、雰囲気や表情を確認しましょう。
子どもが怪我をした、喧嘩をしたなどトラブルの対応についても確認できると理想です。

安全面の配慮

子どもの怪我や事故を防止するためにも、安全面の配慮の確認も大切です。
室内・戸外活動時の見守り方、給食時の保育士の配置状況などを確認しましょう。
なかでも、午睡時の安全確認状況の確認はマスト。
睡眠時にはSIDS（乳児突然死症候群）の危険があり、チェックリストの活用やあおむけでの睡眠が推奨されています。
何分おきにチェックしているのか、自然にうつぶせになったときの対応などを確認すると安心です。

給食の提供について

給食の栄養バランスや献立の内容、アレルギー対応も確認しておきたいところ。
どこで誰が作っているのか、大きさや固さの個別の対応について確認しましょう。
さらに、アレルギーは重篤な症状を引き起こす可能性もあります。
子どもがアレルギーを持っている場合には、アレルギーの対応についても必ず確認してください。

衛生環境

子どもが心身ともに健康に過ごすためには衛生面の配慮も欠かせません。
保育所全体の清潔さやトイレ、水回りが濡れていないか、ニオイや風通しを確認しましょう。
最近では新型コロナウイルス感染症の流行から、定期的に施設内の消毒が行われています。
消毒の頻度を確認しても良いかもしれません。

保護者対応

子育てにおいて保護者と保育所はパートナーといえるでしょう。
互いに信頼し合うためにも保護者対応について確認しておくことも大切です。
連絡帳の有無や頻度、緊急時の連絡方法について確認しましょう。
保育所によっては連絡帳の代わりに専用のアプリを活用しているところもあります。
また、保護者の参加が求められる行事や懇談会、個人面談の頻度についても確認しておくとスケジュールが立てやすいです。

持ちもの

日々の保育に必要な持ちものも確認しましょう。
持ちものには記名が必要であるため、名前の付け方も確認しておくと安心です。
コップや歯ブラシ、エプロン、午睡用のタオルケット、オムツなど必要なものはたくさん。
なにをどれくらいの量、いつまでに用意しておくのか忘れずに確認してください。
保育所によっては、持ちものが外部から発注して手ぶら登園を魅力にしているところも。
持ちものの多さも保育所選びの決め手になるでしょう。