赤ちゃんが時間が経ってから吐くのはなぜ?考えられる原因と対処法とは

赤ちゃんは内臓が未発達であるため、たびたび吐く姿が見られます。
多くは授乳がきっかけになりますが、頻繁に吐いてしまうと心配になるママ・パパもいるでしょう。
さらに、時間が経ってから吐くこともしばしば。
今回は、赤ちゃんが時間が経ってから吐く原因やママ・パパが知っておきたい対処法についてご紹介します。
我が子の吐く姿が気になっているママ・パパは参考にしてみてくださいね。

 

赤ちゃんが吐くことはよくあること

赤ちゃんが吐くことは珍しいことではありません。
胃の形がとっくりのような縦の形をしているため、げっぷなどのちょっとしたきっかけで簡単に吐いてしまうのです。
母乳や育児用ミルクの吐き戻しは、溢乳(いつにゅう)とも呼ばれています。
授乳が終わったばかりはもちろん、時間が経ってから吐くこともよくあることです。
また、月齢を重ねて成長しても吐き戻すことも一般的です。
これは、体動が激しくなってきたから。
体重が成長曲線に沿って増えている、排尿・排便回数に変わりがない、機嫌が良いときには心配はないといえるでしょう。

 

赤ちゃんが吐いた様子にはいくつか種類がある

一般的に溢乳というと、げっぷとともに口の端からタラリと戻す様子がイメージされるでしょう。
実は、それ以外にもいくつか種類があります。
どのような姿が見られるのか、家庭で様子を見ても問題ないのかチェックしてみましょう。

 

噴水のように勢いよく吐く

ガバっとたくさんの量を勢いよく吐き戻すことがあるでしょう。
噴水のように勢いがあるため、驚いてしまうママ・パパも多いはずです。
噴水のように勢いよく吐いたあとは、もう一度吐き戻す可能性も考えられます。
水分補給をさせたくなりますが、15分前後様子を観察しましょう。
元気そうであれば少しずつ授乳を再開して問題ありません。
ただし、噴水のような勢いの良い溢乳を繰り返すと、赤ちゃんが栄養不良に陥る恐れも。かかりつけ医に相談してくださいね。

 

授乳のたびに吐く

授乳のたびに吐く場合、過飲症候群や胃食道逆流など、なんらかの病気が隠れているかもしれません。
過飲症候群は、必要以上に母乳や育児用ミルクを飲んでしまうことで起きる飲みすぎ状態のことです。
赤ちゃんは満腹中枢が未発達。胃の容量に関係なく、与えられた分だけ飲んでしまうのです。
胃食道逆流は、体質によって飲みすぎに関係なく吐いてしまう状態のことを指します。
成長とともに落ち着くことが多いですが、かかりつけ医に相談すると安心です。

 

ヨーグルトに似たものを吐く

ドロリとした固めのものを吐き戻すこともあるでしょう。ヨーグルトに似たものは、消化途中のもの。
ゲップなどで腹圧がかかり、胃から戻してしまうことがあるのです。
のどや鼻に吐いたものが残っていないかを確認し、いつも通りの様子であれば心配はいりません。
口まわりも濡らしたガーゼで拭いてあげるとすっきりするでしょう。授乳の再開は1〜2時間あけてくださいね。

 

吐いたあとに欲しがる

吐き戻してからすぐに赤ちゃんが授乳を求めることがあります。
これは、お腹が空いてしまった状態です。元気な様子であれば、少しずつ授乳をしましょう。
ただし、飲ませ過ぎには注意が必要です。もう一度吐いてしまうかもしれません。
口に含ませるだけでも赤ちゃんが落ち着くことも。
気持ちが落ち着いたら、時間を置いて再度授乳をすることをおすすめします。

 

時間が経ってから吐く

授乳から1〜2時間経ってから吐くこともあります。
時間が経っていることで、授乳以外が原因だと考えることもあるでしょう。
ですが、刺激によって腹圧がかかってしまうことも。
時間が経ってから起きた吐き戻しは、ヨーグルト状であることが多いです。
吐いたものが詰まっていないかよく確認し、口の周りを拭いてあげてくださいね。
様子に変わりがなければ、時間を置いて授乳を再開して問題ありません。

 

赤ちゃんが吐いたときの対処法をご紹介

最後に、赤ちゃんが吐いたときの対処法をご紹介します。
ママ・パパは焦らないことが大切です。落ち着いて我が子の清潔を整えましょう。

 

吐き戻しの状態を確認する

一般的な吐き戻しでは、授乳した母乳や育児用ミルクがそのまま出ます。
吐いたときには、はじめに出たものの状態を確認しましょう。
以下の場合には、嘔吐が疑われます。かかりつけ医に相談してくださいね。

・吐いたものの色が茶色い

・吐いたものに胃液が混ざっている

・下痢や発熱など、そのほかの症状が見られる

 

楽な姿勢にしてあげる

再び赤ちゃんが戻してしまわないよう、赤ちゃんが楽な姿勢に整えてあげましょう。

・頭の位置を少し高くする

・右が下になるよう姿勢を変える

 

授乳の仕方を工夫する

授乳の仕方を工夫することも大切です。
母乳や育児用ミルクをしっかりと飲めているときには、1回あたりの授乳量を減らしましょう。
減らした分、補うために授乳回数を増やします。
一度に飲む量が減ることで、吐き戻しの回数も軽減するはずです。
また、授乳後にはしばらくの間縦抱きし、げっぷをさせることも大切です。

 

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