赤ちゃんが震えることは問題ない?震える原因やシーン、けいれんの対応とは

赤ちゃんが突然ビクビク・ブルブルと震えると、心配になってしまうでしょう。
「なにか病気が隠れているのでは?」「病院を受診したほうが良いのでは?」と悩むママ・パパも多いはずです。
実は、赤ちゃんはさまざまなシーンで震えるもの。震えは珍しいことではないのです。
どのようなときに震えるのか知っておくことで、ママ・パパの心配も解消されるでしょう。
今回は、赤ちゃんが震える原因やシーン、けいれんの対応についてご紹介します。

 

赤ちゃんが震える原因とは

まずは、赤ちゃんが震える原因について知りましょう。
赤ちゃんの震えは、大きく2つに分けることができます。

 

生理的反応による震え

赤ちゃんは外からの刺激にとても敏感です。そのため、ちょっとしたことでピクピク・ブルブルと震える姿が見られます。
足や手、指などが震える、授乳中に震える場合には、心配がいらないことが多いです。
生理的反応による震えは、神経の成長とともに次第に頻度が減っていきます。

 

憤怒けいれんによる震え

赤ちゃんは泣いたときにも震えることがあります。
大泣きしたときや驚いたときなど、呼吸が止まって震えるときには憤怒けいれんかもしれません。
呼吸は息を吐いた状態で止まり、顔面蒼白(紫色)、手足の震えが特徴です。
正常な反射の一つであるため、憤怒けいれんも心配はいりません。後遺症もないと考えられています。
1〜2分でけいれんが治まり、すぐに顔色が戻ったときには様子を見ましょう。

 

どのようなときに赤ちゃんは震える?

赤ちゃんはちょっとした刺激で震えるため、1日に何回も震えることがあるでしょう。
どのようなときに赤ちゃんが震えるのかご紹介します。

 

眠るときに震える

赤ちゃんが眠るときに震えているのなら、良性新生児睡眠時ミオクローヌスかもしれません。
全身が震えているように見えますが、手足のみが不規則に震えるところが特徴です。
非てんかん性のミオクローヌスであるため、多くの赤ちゃんで見られます。

 

両手を上げるように震える

赤ちゃんの有名な反射の一つに、モロー反射が挙げられます。
モロー反射とは原始反射の一つであり、両手を上げるところが特徴です。
ときにモロー反射を繰り返すこともあり、震えるように見えてしまうことも。
モロー反射はささいな刺激でも現れるため、刺激が続くと繰り返してしまうのです。
モロー反射は生後3〜4ヶ月ごろには少しずつ見られなくなっていきます。

 

食事中に震える

食事中に肩をすくめて震えることもあります。これは、身震い発作(シャダリング)と呼ばれる震えです。
赤ちゃんから幼児期に現れる震えであり、病的なものではありません。
食事を中心に、楽しいときにも身震い発作が現れることもあります。
幼児期を過ぎると、少しずつ見られなくなるでしょう。

 

顔を赤くして震える

うつ伏せや座った状態などで顔を赤くして震えることがあります。
震えはリズミカルであり、体全体が揺れることも。これは、乳児期の自慰行為と呼ばれるものです。
女の子に多く見られ、男の子でも見られます。病的なものではないため、心配する必要はありません。

 

赤ちゃんにけいれんが起きたと思ったときには

震えと似たものにけいれんが挙げられます。
けいれんは発熱などをきっかけに突然現れるため、慌てるママ・パパも多いです。
ですが、けいれん時には慌てないことがなによりも大切。
命に関わることはまれであるため、まずは落ち着きましょう。
赤ちゃんのけいれん時の対応は以下の通りです。

・赤ちゃんに刺激を与えない:口のなかになにも入れない、大声で呼びかけたり体を揺すったりしない

・赤ちゃんの意識を確認する:急を要するけいれんは意識を失っていることが多いため、確認を行う

・赤ちゃんを楽な姿勢にする:吐いたものが詰まらないように体を横向きにし、服を緩める

・赤ちゃんの様子を撮影・観察する:スマートフォンなどで赤ちゃんの様子を撮影しておくと受診時の資料になる

・3分以上けいれんするときには救急車を呼ぶ:初めてのけいれん時にはすぐに救急車を呼んで良い

赤ちゃんに見られるけいれんの多くは3分以内に治まります。けいれんは治まってからの受診が基本です。
ですが、不安なときにはすぐに救急車を呼びましょう。15分を超えてけいれんが続くと重積発作に分類されます。
5分を超えてけいれんが続いたときには、速やかに受診の準備をしておくとスムーズです。
また、赤ちゃんのけいれんが治まるとママ・パパも安心するでしょう。
そのままで終わりではなく、必ずかかりつけ医に相談することも大切です。

 

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赤ちゃんが震える原因やシーン、けいれんの対応についてご紹介しました。
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