赤ちゃんの歯ぎしりは問題ない?3つの原因と受診が必要なケースとは

 

赤ちゃんに歯が生え始めると、「ギリギリ」「カリカリ」「コリコリ」などと音が聞こえることがあります。
「なにか食べている?」とたびたびママ・パパを心配させてしまうことも。
頻繁に歯ぎしりをしていると、かみ合わせも気になってしまうでしょう。
今回は、赤ちゃんの歯ぎしりについて原因や受診が必要なケースをご紹介します。
赤ちゃんの歯ぎしりが気になっているママ・パパは参考にしてみてくださいね。

 

赤ちゃんにも見られる歯ぎしりとは

歯ぎしりとは、上下の歯をこするようにかみ合わせたり、かみしめたりする行為のことです。
寝ているときをはじめ、起きているときにも赤ちゃんが歯ぎしりをすることがあります。
赤ちゃんの場合、生後8〜10ヶ月ごろから歯ぎしりが始まるといわれています。
この時期は、上下の乳歯が生え始める時期。歯の生え始めとともに、赤ちゃんの歯ぎしりも始まるのです。
赤ちゃんの歯ぎしりを見かけると、ママ・パパは心配になるかもしれません。
ですが、赤ちゃんの歯ぎしりは生理的なもの。成長とともに起きるかみ合わせのズレを、脳が自然に修正しようとしているのです。
生理的な歯ぎしりは、赤ちゃんから始まり中学生くらいまで続くと考えられています。
基本的には様子見で問題ないでしょう。

 

赤ちゃんの歯ぎしりの原因は3つ

赤ちゃんの歯ぎしりには3つの原因があるといわれています。
赤ちゃんの歯ぎしりが気になるときには、原因に当てはまっているかチェックしてみましょう。
原因によっては、歯ぎしりの頻度を少なくできるかもしれません。

 

あごや歯並びを調整しているから

赤ちゃんは全身が発達の途中。歯が生えるだけでなく、あごもどんどん発達していきます。
歯ぎしりをすることであごや歯並びを正しい位置へと調整。
歯ぎしりを繰り返し、あごに合わせて歯の位置を定めているのです。
これは、赤ちゃん自身が本能的に行っていると考えられています。
歯ぎしりの音やあごへの負担が気になるかもしれませんが、ママ・パパは無理に止めずに見守りましょう。

 

あごの筋肉を鍛えているから

頻繁に歯ぎしりをしていると、あごが痛くならないか心配になってしまうでしょう。
ですが、赤ちゃんが行う歯ぎしりには、あごの筋肉を鍛える役割も担っています。
歯ぎしりによって筋肉が刺激され、次第に噛む力が強くなるのです。
噛むことは食事をするためにも必要なこと。
離乳食をステップアップさせて固形物を食べられるようになるためにも、歯ぎしりを止めないことが大切です。

 

歯が生えるときにかゆみを感じるから

大人は記憶に残っていないかもしれませんが、歯の生え始めにはかゆみが生じます。
歯が生えたばかりの赤ちゃんにとって、生え始めのかゆみはとても不快を感じるもの。
ムズムズ感を歯ぎしりによって解消しようとしているのです。
歯ぎしりの開始に伴い、口のなかにさまざまなものを入れて噛むようにもなるでしょう。
この行為は、口に入れて確認するとともにムズムズを解消しようとしていると考えられています。
ムズムズ感による歯ぎしりは、歯固めなどを与えることで軽減することも。
歯固めの役割があるおもちゃを与えると良いでしょう。

 

赤ちゃんの歯ぎしりは様子見を。受診が必要な場合とは

赤ちゃんの歯ぎしりは基本的には様子見で問題ありません。
ですが、なかには受診が必要なケースもあります。当てはまるときには歯科医院に相談しましょう。

 

歯のぐらつきやすり減りが見られる

ごくまれに、歯ぎしりによって歯がぐらついたりすり減ったりすることがあります。
そのまま様子を見てしまうと、下顎前突症など将来に影響を与えてしまうことも。
ぐらつきやすり減りが見られたときには、早めに歯科医院を受診しましょう。

 

不正咬合が疑われる

3歳を過ぎても歯ぎしりの頻度が多いときには、不正咬合が疑われます。不正咬合とは、歯並びやかみ合わせの状態が好ましくない状態のことです。出っ歯やすきっ歯なども不正咬合に含まれます。状態によって歯科医院での治療が必要です。治療を長引かせないためにも、不正咬合が疑われるときには歯科医院に相談しましょう。

 

出血が見られる

歯ぎしりによって乳歯がすり減ってしまうと、尖った形になってしまうことがあります。
赤ちゃんの口のなかは柔らかくてデリケート。
尖った歯によって、口のなかの粘膜を傷つけてしまうことがあるのです。
ときに出血してしまうこともあります。とはいえ、口のなかは治りも早いもの。
すぐに血が止まったときには心配はいりません。
出血の量が多い、なかなか治らないというときには歯科医院を受診することをおすすめします。

 

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赤ちゃんの歯ぎしりについてご紹介しました。
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