赤ちゃんの目やには大丈夫?目やにの原因や受診の目安をご紹介

赤ちゃんが生まれ、ママもパパも初めてのことばかりでしょう。
ちょっとした変化が気になることも多いはずです。
なかでも、目に関することは将来にも関わり、心配になることも。
今回は、赤ちゃんの目やにについて原因や受診の目安をご紹介します。
赤ちゃんの目やにがきになっているママ・パパは参考にしてみてくださいね。

 

赤ちゃんも出る!目やにとは

目やには、ムチンを主成分にする粘液に、ほこりや老廃物が混ざったものです。
まばたきによって目尻から目頭、涙点へと移動します。そのため、目やには目頭に溜まることが多いです。
とはいえ、寝ているときにはまばたきをしません。
寝ているときに出た目やには、目頭以外にも溜まることがあります。
目やには、眼科用語で脱脂と呼ばれるもの。目やにという名前の方が馴染みが深いかもしれません。
目やには、通常時にも出るものです。ですが、細菌やウイルス、アレルギー物質などに反応したときにも出ます。

 

赤ちゃんの目やにの原因とは

赤ちゃんも全く目やにが出ないわけではありません。
多くは問題がないことがほとんどですが、なかには治療を必要とするものもあります。
赤ちゃんの目やにの原因をチェックしてみましょう。

 

先天鼻涙管閉塞

目の内側から鼻にかけて、鼻涙管という管があります。
目の表面が乾かないように出ている涙は、鼻涙管を通って鼻に排出。
ですが、生まれつき鼻涙管が詰まっている赤ちゃんもいるのです。
およそ20%の赤ちゃんが詰まっているといわれ、珍しくないといえるでしょう。
生まれつき鼻涙管が詰まって流れにくい状態を先天鼻涙管閉塞と呼びます。
新生児のころから目やにが気になる、涙目が多いというときには先天鼻涙管閉塞が原因かもしれません。
多くの赤ちゃんは1歳ごろまでに自然に治るため、経過観察となることが多いです。
先天鼻涙管閉塞によって目やにが気になるときには、1日2〜3回程度マッサージしましょう。
綿棒を使って、内眼角を優しくなぞってマッサージします。
鼻涙管に溜まった涙や目やにが排出されるため、濡らしたガーゼハンカチで拭き取ると完了です。

 

結膜炎

結膜炎は、聞いたことがあるママ・パパも多いはずです。
目の病気として馴染み深く、アレルギーや細菌、ウイルスを原因とします。
白目の充血が見られるところが特徴です。アレルギー性結膜炎の場合には、充血に加えてかゆみも症状とします。
赤ちゃんが結膜炎になる可能性は低いとされていますが、何らかの原因によってなってしまうことも。
原因に合わせてアレルギーを抑える目薬や抗菌薬の目薬を使って治療する方法が一般的です。

 

眼瞼内反症

眼瞼内反症とは、逆さまつげのことです。まつげが目の表面に触れてしまうことで、涙や目やにを引き起こします。
赤ちゃんは鼻の付け根が低く、肉付きが良いもの。とくに下まつげが上を向きやすくなっているのです。
成長とともに自然にまつげが外を向くようになり、治ることが多いといわれています。
目の強い充血や気になってこすってしまう場合には、ヒアルロン酸の目薬の使用も効果的です。
目をこすることが癖になっていたり眩しがったりする、3歳を過ぎても
自然に治らないときには手術によって改善を目指すこともあります。

 

風邪

赤ちゃんはママのお腹にいるときに抗体をもらって生まれてきます。
次第に抗体は少なくなり、生後3ヶ月ごろには風邪を引きやすくなってしまうのです。
一般的な風邪症状が中心ですが、なかには目に炎症を起こしてしまうことも。
風邪によって緑色や黄色の目やにが見られることもあります。
風邪による目やにの場合には、抗菌薬の目薬を処方されることが多いです。

 

赤ちゃんの目やにが気になるときは受診しよう

赤ちゃんの目やには珍しいものではなく、問題がないことがほとんどといわれています。
ですが、なかには病気が隠れていることも。以下の症状が見られるときには、かかりつけ医に相談しましょう。

・目やにの量が多い

・いつもと目やにの色が異なる

・充血や涙が止まらない

・目以外にも症状が見られる

目やにで病院を受診する場合には、小児眼科がベター。
近くに良さそうな小児眼科が見つからないときには、かかりつけの小児科でも問題ありません。
病院を受診するときには、いつから目やにが出ているのか、目やにの状態や色、
そのほかの症状を詳しく伝えることも大切です。うまく言葉にできないときには、写真を見せてもOK。
具体的に伝えることで、最適な治療につながるでしょう。また、なかには周りの人に感染させてしまうものも。
家族の目に症状が出ているときには、合わせて伝えることも忘れないでくださいね。

 

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赤ちゃんの目やにについてご紹介しました。
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