赤ちゃんの足が冷たいのは普通？理由や赤ちゃんの足のサインをご紹介

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赤ちゃんの足が冷たいのは普通？理由や赤ちゃんの足のサインをご紹介

2023.05.1

赤ちゃんの足が冷たいのは普通？理由や赤ちゃんの足のサインをご紹介

「いつ触っても赤ちゃんの足が冷たい」「赤ちゃんの足がキンキンに冷えてしまっている」
など、赤ちゃんの足の温度に困っていませんか？
大人は冷え性になることもあり、赤ちゃんの手や足が冷えていると心配になってしまうでしょう。
今回は、赤ちゃんの足が冷たい理由や足からわかるサインをご紹介します。
実は、赤ちゃんは足の温度を通してママ・パパにさまざまなことを教えてくれます。
赤ちゃんの足が冷たいと悩んでいるママ・パパは参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんの足は冷たくても問題ない

赤ちゃんの足が冷たいと多くのママ・パパが心配になることでしょう。
おじいちゃんやおばあちゃんから「もっと温めてあげて」「冷えているから靴下を履かせて」などと言われてしまうことも。
ですが、赤ちゃんの体があたたかければ、足が冷たくても問題ありません。
赤ちゃんは手足の血管を収縮させて体温調節をしているため、手や足は冷たいことが普通なのです。
さらに、手や足はむき出しのまま外気に触れています。
そのときの天気などによって、より冷たく感じることもあるかもしれません。
手や足の先が紫色になって冷えているときには、温めてあげてくださいね。

赤ちゃんの足が冷たい理由とは

赤ちゃんの足が冷たい理由は、皮下脂肪が少ないことで外気の影響を受けやすいからです。
脂肪の層が薄くなるため、皮膚から体温が逃げてしまいます。
さらに、赤ちゃんの手や足は体温調整をするはたらきを担っています。
体温を上げたり下げたりすることに合わせて、赤ちゃんの手足も自然に冷たくなったりあたたかくなったりするのです。

赤ちゃんの足が冷たいときにチェックしたいこと

赤ちゃんの足が冷たいときには、3つの様子をチェックしてみましょう。
基本的に問題のないことが多いですが、体が冷え切ってしまっている可能性もあります。
赤ちゃんが冷えていないか心配なときも参考になるはずです。

体幹

体幹が冷えていないかチェックしてみましょう。
足が冷えていても、お腹や背中が冷えていなければ赤ちゃんは寒がっていません。
お腹や背中まで冷えていれば、室温や服装を調節してあたためてあげましょう。
また、太ももも体幹に近い部位です。足から太ももまでが冷えているときにも、寒いといえます。

寝姿勢

寝ているときに足が冷たいときには、寝姿勢をチェックしてみましょう。
人間は、寒いときに縮こまって寝るといわれています。
赤ちゃんが縮こまって寝ているときには、寒がっているかもしれません。
赤ちゃんが起きてしまわないよう、室温を調節しましょう。
着るものを増やしても良いですが、掛け布団には注意が必要です。
赤ちゃんの顔にかかってしまう恐れがあるため、掛け布団よりもスリーパーをおすすめします。
足が冷たいときでも、手足を広げて気持ちよさそうに眠っているときには問題ありません。

唇や爪の色

唇や爪の色をチェックしてみましょう。
赤ちゃんの唇や爪は、通常血色感のある赤やピンクっぽい色をしています。
青っぽい色や紫色になっているときにはチアノーゼかもしれません。
チアノーゼとは、体に酸素が足りない状況を示します。
体が冷え切ってしまっているサインになるため、速やかにあたためてあげましょう。
また、赤ちゃんはヘモグロビンの量が多いためチアノーゼになりやすいもの。心配なときにはかかりつけ医に相談してくださいね。

赤ちゃんの足はサインを発している！

赤ちゃんの足の様子によって、おおよその体調を見ることができます。
赤ちゃんの足がどのようなサインを発するのかご紹介します。

サラサラ＆あたたかい

赤ちゃんの足がサラサラとしてあたたかいときには、眠いサインです。
手足に血液が集まることで、眠るために体温を下げています。
部屋を暗くしたり静かにしたりして、ゆっくりと眠らせてあげると良いでしょう。

しっとり＆あたたかい

赤ちゃんの足がしっとりとしてあたたかいときには、体温を調整しているサインです。
そのままにしてあげましょう。ただし、背中が汗ばんでいるときには体温を放熱できていません。
1枚脱がせてあげるとちょうど良くなるはずです。
また、汗をかいたままで過ごすと風邪を引く原因になってしまいます。
新しい衣服へと着替えさせることもおすすめです。