2016年1月より、マイナンバーカードの交付が始まりました。
保険証との紐づけや交付金の受け取りなど、マイナンバーカードを持っておくことで生活がより便利に。
2022年には交付枚数率が53％、申請件数が60％を超え、マイナンバーカードを取得する人が増えているのです。

実は、赤ちゃんもマイナンバーカードを作成することができます。
今回は、赤ちゃんのマイナンバーカードの作り方や写真撮影のポイントをご紹介します。

 

赤ちゃんもマイナンバーカードを作れる！

マイナンバーカードとは、マイナンバーと呼ばれる個人に割り振られた番号が記載された顔写真付きのカードのことです。
マイナンバーそのものは、出生届を提出して日本国内に住民票の登録が行われた時点で割り振られます。
新生児の赤ちゃんも出生届を提出すると自動的にマイナンバーを付与されているのです。

ただし、マイナンバーカードを作成するためには交付申請手続きが必要です。
赤ちゃんのマイナンバーカードは、法定代理人となる保護者が手続きを行います。

 

赤ちゃんのマイナンバーカードの作り方とは

ママやパパがすでにマイナンバーカードを作成している場合、作り方をイメージできる人が多いでしょう。
赤ちゃんのマイナンバーカードの作成も、大人とほとんど変わりません。
赤ちゃんのマイナンバーカードの作り方をご紹介します。

 

赤ちゃんのマイナンバーを知る

はじめに、赤ちゃんのマイナンバーを知りましょう。

従来はマイナンバー通知カードが送付されましたが、令和2年5月に廃止。
2023年現在は、個人番号通知書の送付によってマイナンバーを知ることができます。
届いていない場合には、自治体に問い合わせましょう。

 

赤ちゃんの顔写真を撮影する

赤ちゃんのマイナンバーを知ることができたら、カードに使用する顔写真を撮影します。
顔写真のサイズは、縦4.5cm×横3.5cmです。
さらに、申請から6ヶ月以内に撮影されたもの、正面を向いて無帽・無背景のものと決まっています。

とはいえ、赤ちゃんの撮影はとても難しいもの。
布団やシーツを背景に使い、スマートフォンで撮影したものも使用可能です。
もちろん、ママ・パパが抱っこしてもOK。抱っこする場合には、抱いている人が写らないよう白い布などを被りましょう。

おもちゃなどを使い、顔をカメラ正面に向けることも大切です。

 

マイナンバーカードの申請をする

写真を用意できたらいよいよ申請です。
マイナンバーカードの申請は、3つの方法があります。

・スマートフォンやパソコンから申請
・証明写真機で申請
・郵送で申請

赤ちゃんのマイナンバーカードの場合、スマートフォンやパソコンもしくは郵送での申請がおすすめです。
タイミングによっては商業施設で申請コーナーを設けることも。
写真撮影と申請を一度に済ませることができるため、近くの商業施設をチェックしても良いでしょう。

 

マイナンバーカードを受け取る

マイナンバーカードの申請を行うと、1ヶ月程度で交付通知書が届きます。
交付通知書が届いたら、マイナンバーカードを受け取りに行きましょう。

マイナンバーカードの受け取りには、赤ちゃんの本人確認が必要です。
原則赤ちゃんも一緒に受け取りに行ってくださいね。
自治体によっては、法定代理人のみの来庁でも受け取れる場合があります。

受け取りに必要な持ちものは以下の通りです。

・交付通知書
・マイナンバーがわかるもの
・赤ちゃんと保護者の本人確認書類
・戸籍全部事項証明書（住民票で確認できる場合は不要）

赤ちゃんと保護者の本人確認書類は、種類に合わせて必要な点数が定められています。
使用できる書類や点数を確認し、不備なく持参しましょう。

 

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赤ちゃんのマイナンバーカード用の写真を撮影するポイント

赤ちゃんはじっとしていることが難しく、写真撮影が大変なことがほとんど。
赤ちゃんのマイナンバーカード用の写真を撮影するポイントは、以下の通りです。

・できるだけ顔を正面に向ける
・起きているときに撮影する（特別な事情を除き、寝顔は不備になります）
・背景に柄を含めない
・手などが顔にかからないようにする

なお、基準を満たす写真が撮影できない場合には、個別に案内をしてもらえることもあります。
申請前にマイナンバー総合フリーダイヤルに相談しましょう。

相談には申請書IDが用いられます。
相談するときには、必要な情報を揃えておくとスムーズです。

また、マイナンバー総合フリーダイヤルへの相談が難しい場合には、各自治体でも窓口を設けています。
自治体の窓口に相談しても良いでしょう。

 

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赤ちゃんのマイナンバーカードの申請方法や写真撮影のポイントについてご紹介しました。

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