0歳児の発達をサポート。遊びのポイントとは

0歳児の発達をサポート。遊びのポイントとは

0歳児に限らず、子どもは遊びを通して発達していきます。なかでも0歳児は身体的発達と精神的発達が著しい時期です。さまざまな欲求を満たし、愛情を注ぐことで人間の基礎を培うことにつながるでしょう。今回は、0歳児の発達段階と遊びのポイントについてご紹介します。日々の保育のなかで身体と心の発達・成長を促していきましょう。

 

0歳児の発達段階とは

0歳児の大まかな発達は以下の通りです。

・寝たきり

・寝返り、ずりばい

・はいはい

・つかまり立ち、伝い歩き

・一人歩き

これだけを見ても、著しい成長をすることがわかります。また心も大きく成長する時期です。快・不快からはじまり、身近な大人との愛着関係、感情表現と心も豊かになっていきます。月齢ごとの発達を詳しくチェックしてみましょう。

 

6か月未満

6ヶ月未満は、身体的にも精神的にも大きく発達する時期です。一日のほとんどを寝て過ごした頃から、少しずつ首が座り、寝返りができるようになります。また、昼夜の区別がついてくる時期であるため、夜にぐっすりと眠るようになる子も。興味や関心もたくさん出てきて観察力がつく一方、人見知りが始まる頃でもあります。少しづつ大人とのやり取りが始まり、反応も出てくるでしょう。5、6ヶ月には離乳食も始まります。

 

7・8か月

腰まわりの筋肉が発達し、お座りができるようになります。ずりばいでの探索行動が活発になるので、筋力もアップ。大人の反応を自ら楽しみ、豊かな感情表現も見られるでしょう。この頃から、手全体を使ってものを掴むようになります。おもちゃを握ったり、手掴み食べをしたりするようになるのもこの時期です。

 

9・10か月

はいはいが上達して活動範囲が広がります。後追いが始まるのもこの頃が多いです。筋力がさらに発達して、つかまり立ちや伝い歩きをする子も。遊びや離乳食などでも自分でやってみようとする意欲がわいてくる時期です。指先を使う機会がグッと増えてくるでしょう。さまざまこと・ものにも興味を示すようになります。

 

11・12か月

探索行動が活発になり、はじめの一歩が出る子もいます。まだまだバランスを取るのが難しいので、転んで頭を打ったり怪我をしたりしないよう目を離さないことが大切です。離乳食ではスプーンを使い始める時期です。指さしが多くなり、発語が出てくる子もいます。この時期にたくさんの言葉に触れることで発語が促されるといわれています。

 

0歳児の発達を促す遊びとは

0歳児は身近な大人との触れ合い遊びがメインです。月齢の差も大きいので、一人ひとりとじっくり関わっていきましょう。赤ちゃんの顔や身体の部位を触る、わらべうたやベビーマッサージがおすすめです。肌と肌が触れ合うことで安心感が得られ、大人との愛着関係が築きやすくなるといわれています。遊びのポイントをチェックしてみましょう。

 

喃語に応えて言葉のやりとりを楽しむ

喃語が始まった子には、同じように喃語や言葉で応えましょう。自分を見てもらえている、という実感につながり自己肯定感の向上が期待できます。また、この時期にはゆったりとした口調と優しい声色を心がけましょう。一音一音はっきりと発音し、早口にならないことがポイントです。子どもは、大人が発する言葉を吸収します。聞き取りやすい発語を意識してください。

 

繰り返しできる遊びを提案する

0歳児は、繰り返しできる遊びが大好きです。単純で簡単な遊びを一緒に繰り返し遊びましょう。0歳児は遊びを通して、大人が楽しんでいる表情や空気感を感じ取ります。遊びの繰り返しは遊びを理解したり、連続性の面白さを体感したりすることに効果的です。何度も同じ遊びをすることで、遊びが発展したり違う遊びを見つけるきっかけになったりするでしょう。

 

大人の真似ができる遊びを提案する

大人の真似ができる遊びを提案することで、大人への憧れが芽生えたりまわりを見る力が養えたりします。電話をするような仕草や料理をするような仕草が身近で人気です。見立てや模倣のなかでさまざまな動きを提案しましょう。この時期に大人の真似をすることは、ままごとの始まりにもつながります。

 

札幌市内の保育士は中和興産株式会社へ

0歳児の発達や遊びのポイントについてご紹介しました。札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園にて保育士を募集しています。お気軽にお問い合わせください。

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