0歳児は遊びで発達する!発達の内容や大人の関わりを詳しくご紹介

0歳児は成長が著しく、日々の生活のなかでさまざまな姿を見せてくれます。
「順調に成長してほしい」と願うのは当然のこと。
0歳児は遊びのなかで発達するため、どのような過ごし方をするのかが大切といわれています。
今回は、0歳児が遊びのなかで育つ発達や大人の関わりについてご紹介します。

 

0歳児が遊びのなかで育つ発達とは

0歳児が遊びのなかで育つ発達についてご紹介します。
どのような発達をするのか知ることで、提案すべき遊びや関わり方が見つかるはずです。

 

興味によって世界が広がる

0歳児は身近な人やものに興味を持ち、すべてを遊びに変えます。
五感を働かせ、遊びを繰り返して楽しむのです。
身近な人やものに関わることで、自分の世界を広げていきます。
また、遊んでいるときは五感をフルに活動させている状態。
遊びに熱中しているということは、五感の発達を促しているといえるでしょう。

 

情緒の安定を図る

健やかな成長には、心身の健康が欠かせません。
遊びは、「楽しい」という心地良さを味わう時間。
心の健康に効果的であり、発達を促してくれるでしょう。
さらに、心地良さで満たされることで情緒も安定します。不安や緊張、いら立ちなどの発散にも遊びが大切です。

 

社会性が芽生える

0歳児は信頼できる大人を拠り所に、少しずつ遊びの範囲を広げていきます。
遊びの範囲が広がるということは、多くの人に出会うということ。
さまざまな人との関わりのなかでたくさんの経験をするのです。
0歳児からたっぷりと遊ぶことで、その後の社会性にも影響を与えるといえるでしょう。
人との関わり方やルール、言葉でのやり取りも遊びを通して学びます。

 

0歳児の発達を促す大人の関わりとは

子どもが存分に遊びを楽しめるよう、大人は適切な関わりを心がけましょう。
はじめに、子どもの遊びを知ることが大切です。
子どもが興味を持った遊びを真似し、一緒に遊ぶことでなにに夢中になっているのかがわかります。
ときには子どもが自分の世界に入り込み、遊びに熱中することもあるでしょう。
そのようなときには声をかけることは控え、温かく見守ります。
さらに、子どもが振り返って大人の姿を探すことも。
自分を見守っていてくれることを確認し、安心感を抱いて遊びに戻ることができるのです。
おもちゃを渡す、大人を見て声を出すなど、遊んでほしいサインを出したときには一緒に遊びましょう。
自分の気持ちに共感し、遊んでくれることは大人への信頼感を育みます。

 

注意したいこととは

0歳児が遊んでいるときには、とことん楽しめる環境を作りましょう。
絵本をめくり続ける、ボタンを押し続けるなど、同じことを繰り返していると大人はほかの遊びをさせたくなってしまうもの。
ですが、気に入った遊びを満足できるまで繰り返すことで、遊びの発展や意欲につながるのです。
ときにほかの子どもの遊びを見ているだけの時間もあるかもしれません。
大人にはつまらなさそうに見えるかもしれませんが、子どもは観察の時間を楽しんでいます。
新たな遊び方を吸収しているともいえるでしょう。
遊びは子どもが主体になることを意識し、大人が強制しないように気をつけることが大切です。

 

0歳児の発達を月齢別にご紹介

0歳児がどのような遊びを楽しむのか、月齢別に発達をご紹介します。

 

生後1〜2ヶ月

生後1〜2ヶ月の赤ちゃんは一日の多くを寝て過ごします。
少しずつ起きている時間が長くなり、追視が始まるように。
寝転がったまま楽しめる、メリーやモビールを用意すると良いでしょう。
さらに、次第にクーイングが盛んになります。
クーイングはもちろんのこと、泣き声などにも大人が反応することで、コミュニケーションの基礎を築きます。

 

生後3〜4ヶ月

生後3〜4ヶ月になると、これまでよりも手足の動きが活発になります。
自分の手足の存在に気づき、ハンドリガード・フットリガードを始める時期です。
自分の手足が楽しいおもちゃになり、少しずつ自分の意思で手足を動かせるようになります。
握りやすいおもちゃや音が鳴るおもちゃで、五感を刺激しましょう。
気になるおもちゃをじっと見つめる時間も大切な遊びの一つです。

 

生後5〜6ヶ月

生後5〜6ヶ月になると、全身の動きが見られるようになります。
首がすわりはじめ、寝返りができるようになる子どもも増える時期です。
なかには目で距離感をはかり、手で掴む動作を始める子どももいます。
首がすわるということは縦抱きが安定するということ。
今までと違う視界になり、観察もより一層楽しくなります。
周りのものを口に入れて確認し始める時期でもあるため、誤飲には注意が必要です。

 

生後7〜8ヶ月

生後7〜8ヶ月には、ずりばいが始まるようになります。
短時間なら一人でおすわりができる子どもも。
自分の興味がある場所へ近づいたり体をたっぷりと動かしたりできるよう、「〇〇ちゃんおいで」などと声をかけましょう。
身近な大人との愛着関係が構築されることで、人見知りが始まる時期です。
人見知りには個人差があるため、まったくない子どもももちろんいます。

 

生後9〜12ヶ月

0歳児の後半になると、自分の意思で活発に移動するようになります。
喃語を話す機会も増え、声を出して楽しむ姿が見られるでしょう。
一人遊びはもちろんのこと、身近な大人の真似も始まります。
拍手やバイバイなど、わかりやすい動作で同じ動きを楽しみましょう。
また、つかまり立ちや伝い歩きが上手になるころには、指先でつまむ動作も身についてきます。
シール貼りや絵本めくり、穴落としなど指先を使った遊びもおすすめです。

 

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0歳児の遊びと発達についてご紹介しました。
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